自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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たわごと

夏の終わり(は、まだ遠いけど)

2020年8月16日 

今朝も鴨川沿いを歩いていたら、ベンチに座っているおじいさん二人の会話が聞こえてきた。

「今日は、朝から風がぬくいなぁ」

「家んなかいるよりはマシなんちゃうか」

「そやけど、ぜんぜん涼しないわ」

まぁ、朝から本当に暑いですね。

さて、世間ではお盆休みも今日で終わり。

昨日は、朝から多くのお客様がお越しくださって、有難いことに慌ただしく一日を過ごせたが、今日はちょっとお客様の足も遠のいた感じ。

そんなわけで、今日はちょっと早めに帰らせてもらい、それに伴いいつもより早めに夕方のウォーキングを開始。

四条の北側から四条大橋を撮影。

川の流れも穏やかで、水面に建物がしっかり映る。

四条の南側から四条大橋を撮影。

目で見ると、もっと雲が綺麗だったけど・・・

そして、いつもだとスタートする時間に五条に到着。

五条の橋の上から見る夕焼け

いつもだと19時過ぎに自宅を出て、20時過ぎに帰宅するのだが、今日は五山送り火の日だったので、20時までに帰宅していたかった。

そんなわけで、無事20時前に帰宅して、今年は例年より少し(いや、だいぶ)寂しい送り火を見る。

今年は、葵祭も祇園祭も巡行は中止。

下鴨神社の御手洗祭りまでなかったので、本当に季節感なくここまできてしまったが、さすがに送り火までなくなってしまうと、ご先祖様の霊を送り返せない、ということで、こういう形になってしまったらしい。

毎年、この時期はニュースなどで終戦記念の特集を見て、送り火を見て、少し今は亡き先人たちに思いをはせる。

同時に、まだまだ残暑は厳しいが、夏も終わりだなぁ・・・という気分になるのだが、今年は感覚的に春も終わらず、夏も来ないまま、夏の終わりを感じることに。

五山送り火で、ご先祖様の霊とともに、コロナもこの世の向こう側へ送ってほしいなぁ・・・

と、祈りつつ見る少し寂しい送り火であった。

明日は

2020年8月11日 

2003年、つまり17年前の今日は、夜遅くまでバタバタと開店準備をして、疲れているのに何となく緊張して寝付けないよるだったように思う。

明けた8月12日、多くの方にお越しいただけるかという淡い期待を持っていたが、施工業者や取引業者の方がちらほらご来店下さったり、友人知人がお祝いに来てくれた以外、ほとんど一般のお客様はおいでにならないぐらんどオープンだった。

明日はヴェルディ下鴨本店の開業17周年記念日。

17年前は、誰一人知る人がいない中からスタートしたヴェルディも、なんとか少しは人に知られるようになり、今では多くのお客様がご来店くださるようになった。

本当に感謝以外ない17年間。

ただ、今年はコロナの影響もあり、席数も少なくなっているため、大きなイベントをするのではなく、17周年記念のスペシャルブレンドを作ってお客様にお楽しみ頂ければということになった。

グァテマラのパルプドナチュラルに、エチオピアのヴェンティネンカ(若いライオンという意味、本当に近隣にライオンが生息している)、そこにコスタリカを加えた薫り高いブレンドに仕上げました。

17年前、まだまだ豆の購買力もなかったヴェルディが、やっと実際に農園を見て買い付けられるまでに育てて頂いた感謝を込めて作ったブレンド、ぜひお楽しみ頂ければと思います。

今日も夕方のウォーキング。

毎日鴨川沿いを歩いていると、川の流れと店のことが重なって見えてくる。

雨が降ったら水量も増え、雨が降らないと水が減って中洲が出てくる。

梅雨時は水が流れていたところに、今は草が生い茂っている。

茶色く濁った濁流のときもあれば、澄んだ水が穏やかに流れ、子供たちが笑顔で水遊びをしているときもある。

営業も同じこと、良いときもあれば悪いときもあるが、私たちは雨も日照りも濁った時も澄んだときも、ただひたすら私たちの仕事をしっかりとして、水の流れを止めないよう努めるだけ。

その結果、魚が泳ぎ、鳥が飛来する豊かな川になっていくと信じて。

これからの18年目も皆様に喜んでいただけるヴェルディであるよう、スタッフ一同精進してまいります。

どうぞよろしくお願いいたします。

さて、一つお知らせです。

明日放送の、関西テレビ「よーいドン」の人気コーナー『 おすすめ3 』でヴェルディをご紹介頂くことになりました。

ディレクターの方から、内容などは当日までお楽しみと言うことなので、詳細の起債はまた明日以降。

思わぬ17周年記念になりましたが、お時間のある方はぜひご覧くださいませ。

頑張れ伊佐山部長!?

2020年8月7日 

暦の上ではもう秋!

全くそんな気がしない・・・

何というか、まずは葵祭の巡行が中止になった時点で初夏のイメージを感じられず、祇園祭の巡行が中止になった時点で、なんとなく夏になったという気分になれず、御手洗祭りが見送られた時点で、季節感をどこかにやってしまったのかもしれない。

まぁ、今年は梅雨が長かったということもあるかもしれないけど、なんだか春があったのか、夏になったのか、京都と言う地にいてここまで四季の移ろいを感じられなかったことはなかったように思う。

朝から、もわ~っとしていました。

さて、私は池井戸潤さんの作品は、ほとんど読んでいるので、半沢直樹の新シリーズを毎週日曜日の楽しみにして見ているのだが、テレビ版は原作にはもう登場しない大和田元常務や黒崎検査官が出ていたり、それでも原作の重要ポイントは抑えつつ、よりドラマティックな演出で楽しませてくれている。

それにしても、ここまで歌舞伎役者で主要人物を揃えるドラマってあまりないだろう。

そんな中、今作品で圧倒的な存在感を示しているのが伊佐山部長役の市川猿之助さん。

ヴェルディでは、直接猿之助さんと味調整をして、四代目 猿之助さんプロデュースの『猿之助ブレンド』を販売しているのだが、5袋ボックスは透明のプラケースに入れていた。

しかし、私も大好きな半沢直樹ご出演記念として(実はそういうことではなかったのだが、まぁ、こじつけで)猿之助ブレンド5袋入りボックスをオリジナルデザイン販売開始!

デザインは、杉原邦生さん。

贈り物にはもちろん、日曜の夕食後珈琲として、半沢直樹を見ながら猿之助さんがお好きな珈琲の味を楽しむのも良いかと。

そんなわけで、頑張れ伊佐山部長!半沢直樹に負けるな!

と、言ったところで、恐らく再来週には完膚なきまでにやられちゃうはずだけど・・・

ヴェルディ店舗と通販で販売中、どうぞご利用くださいませ。

話は変わって、毎週金曜日は配達回りの日。

なんか、途中からずっとこの人に先導されていたのだけど、まぁ、後ろを走っている分には逆に安全とは言え、なんだかちょっと嫌だった。

酸っぱさと酸味

2020年8月6日 

今日も体温より高い気温だったが、朝の鴨川沿いはちょっとだけ涼しさも感じられた。

晴れてはいるが、何となくもやがかかっている朝であった。

嫌になるほど暑い昼だったが、日が沈んで夜になり鴨川沿いに出たら、アスファルトの上と比べると、若干涼しい風が吹いていた。

先週までは川の水も多く流れも激しかったので、川面の光も荒れていたが、水の流れも落ち着いてなんだかきれいだった。

さて、芸大店ではテイクアウト珈琲をいつも3種類ご用意しているのだが、味の説明に「酸味」という言葉を入れると途端に売れなくなってしまう。

業界内では、苦みはネガティブな味で、酸味はポジティブな味と思われているが、実は一般のお客様の多くは酸っぱい味が嫌いなのではないかと思うことがしばしば。

店に立っていると、珈琲豆をお求めになったお客様から「すっぱくない珈琲をください」と言われることが多い。

そんなとき「酸味と酸っぱさは違います」とおこたえしているのだが、その違いがなかなかご理解頂けない。

でも、そんなお客様に、あえてヴェルディの中で一番酸味の強い珈琲をお召し上がりいただくと、「全然すっぱくない」と言われ、そこで初めて酸っぱさと酸味の違いをご理解いただけることになる。

実は、先日ヴェルディで開催したカッピング会の折に使ったサンプルの残りをカッピングの方法とは違い、ハンドドリップで抽出して飲んでみた。

たしかに全てエチオピア産の豆だが、すべて異なるキャラクターで風味特性の違いを感じられるのだが、共通しているのは全部とてつもなく酸っぱくて飲むに堪えないということであった。

カッピングのときは、飲むわけではないので風味特性だけを純粋に比べられるのだが、ドリップとなると正直全く美味しさを感じられなかった。

要するに、カッピングでしか味を評価できない人が、カッピングに使うのと同じ焙煎度合いの豆を販売した場合、購入したお客様が最も汎用性の高いドリップで抽出したら、酸っぱくて飲めない液体と化してしまうということであろう。

カッピングとは、その豆のポテンシャルを見る行為であって、販売段階においてはその焙煎度合いが正解とは限らない。

しかし、そのあたりを理解せずに超極浅煎りで販売してしまわれるので、「酸っぱいコーヒーはいや」とお客様に言わせてしまう。

同時に、未熟な焙煎の酸っぱさをコーヒーの酸味と思ってしまう人が増えてしまうという図式になる。

でも、煎りが浅いほど水分が飛ばないため体積当たりの重量は重くなる。

それはすなわち、浅煎りほど利益率が高くなるということなので、利益率を落としても美味しい珈琲を提供しようという焙煎士が増えない限りこの問題は解決しない。

難しいですねぇ・・・

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