自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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食べ物

終了と、間もなく終了

2024年3月13日 

最初にお知らせです。

今週の土曜日開催の「珈琲夜話の会」は、定員に達したため募集を終了いたしました。

多くの方のご予約有難うございました。

そして、もう一つお知らせです。

現在販売中の期間限定珈琲「スイートモカブレンド」も、もう間もなく販売が終了となります。

お召し上がりくださった方の多くが「春っぽくて、爽やかで香りが良い」とリピートして下さっておりますが、今週末を目処に販売は終了予定です。

ご希望のお客様は、お早めにお求めくださいませ。

さて、このところ自家製焼菓子をお求めくださるお客様が多くなってきて、北白川焙煎所では、連日松尾が朝から夜まで頑張って製造しているが、一時的に欠品になってしまうものも出てきている。

髙島屋S.C.店では、今日の夕方までカスカラサブレが品切れになっており、お客様にはご迷惑をおかけしてしまった。

そして、北白川焙煎所では、本日シルクロードのフルーツケーキが売り切れ・・・

一度に造れる数の面でも、フィナンシェは安定して提供できる・・・

と、思っていたら、夕方になって北白川焙煎所では「フィナンシェ・抹茶」が完売してしまった。

週末には、全部で40個ほどの特注も入っているので、明日も北白川焙煎所では、朝からオーブンが唸りを上げ続けるはず。

なるべく欠品しないように頑張りますので、コーヒーのおともに是非自家製焼菓子もおためしくださいませ。

チーズケーキ

2024年3月8日 

このところ、髙島屋S.C.店では自家製焼菓子をお求めくださるお客様が多く、毎日けっこうな量を運んでいる。

中でも一番人気は、スパイシーバナナケーキで、こちらは「世界一コーヒーに合うバナナケーキ」を目指して作っているのだが、我ながら本当にこれ以上コーヒーに合うバナナケーキは滅多にないと過信している。

そんなヴェルディの自家製焼菓子だが、このたび下鴨店のスイーツを完全内製化するにあたり、コーヒー店のスイーツとしては定番の「ベイクドチーズケーキ」を作ることにした。

パティシエールの松尾に、チーズケーキを作るよう言ったのだが、最初の試作では、私たちに食べさせる前に本人が一口食べて首をひねっていた。

私たちも食べてみたら、フツーな味でインパクトに欠けた。

その後、レモン汁の比率を高めたら、確かに味わいは深くなったが、コーヒーとの相性という点では疑問が残った。

レッドチエダーの角切りを入れてみたり、ゴーダチーズを混ぜて少し塩っ気をつけてみたり、いろいろと試したが、どれもイマイチ。

最終的に、シンプルではあるが酸味の効かせ方と抑え方という両方をどのバランスにするかというところで、コーヒーに合う味に仕上がった。

このチーズケーキ、しっかりと良質なクリームチーズをふんだんに使い、後味を爽やかにするため、酸味を抑えつつ、それでもしっかり主張するレベルにレモン汁を加え、コーヒーと一緒に食べるのにふさわしいチーズケーキができたと思う。

こちらは、下鴨本店の店内飲食のみで提供中。

よろしければ、お召し上がりください。

木の実の塩タルト

2024年3月4日 

北白川焙煎所ができて、何が変わったかと言うと、今まで芸大店で午前中に無理やり焙煎を終わらせてランチに臨んでいた焙煎が、一日しっかり必要量を丁寧に焙煎できるようになったこと。

そして、今までは午前中にランチやお弁当を作って、午後から自家製焼き菓子を製造していたキッチンも、一日丁寧にお菓子が焼けるようになったこと。

また、通販についても、これまでは3日以内発送を守ってはいたものの、専用発送所ができたことで、当日の午前中に受けたご注文は、当日中に発送できるようになり、今日のような翌日が定休日の日は、午後3時過ぎに頂いた注文も当日中に発送、翌日にはお手元に届くという、Amazon prime並みの提供ができるようになった。

そんな北白川焙煎所ができたこともあり、今までは手が回らなかった、下鴨店への焼き菓子の供給もしっかりできるようになり、今月からは下鴨でお召し上がり頂くスイーツも自家製へと切り替えている。

その自家製焼き菓子の中でも、芸大店で人気の高かった「木の実の塩タルト」を提供できるようになったことは、私個人的にも嬉しい限り。

こちらは、パティシエールの松尾と試行錯誤を重ねて、原材料の仕入れから吟味した一品。

以前、京都伊勢丹にあった雑誌Leafさんが運営していたカフェでも大人気で、毎週10~20ホールお届けしていた。

このタルトの生命線は、やはり「木の実」の品質。

珈琲の味を左右する肝は、生豆の良し悪しと言っても過言ではないが、木の実の塩タルトも、使っているアーモンドとクルミには、非常に神経を使った。

左がこのタルトに使っているアフガニスタン産のアーモンド。

右は普通のカリフォルニア産アーモンド。

生の状態で食べた瞬間、そのポテンシャルの高さに驚いたのが、アフガニスタン産のアーモンドだった。

しっかりとした甘みと香りが、カリフォルニア産には追従を許さない味わいだった。

そして、同じアフガニスタン産のクルミも試食してみた。

左が一般的なアメリカ産のクルミ

右は、アフガニスタン産のクルミだが、これも実の詰まり具合と、嫌なアクのようなものがなく、まろやかな味わいが何とも心地よかった。

ただ、アメリカ産は安定的に入ってくるものの、アフガニスタン産は下手をすると供給がストップしてしまう可能性もある。

また、値段もアメリカ産よりも高価。

しかし、やはり美味しいものを使いたい!ということで、アーモンドもくるみもアフガニスタン産を選んだ。

現在の北白川店、当時の芸大店の社員たちは、良くも悪くもお互いに忖度することなく、良いものを作りたいという思いが強いため、試作を重ねる松尾にも容赦なくダメ出しをして、何度も試した結果、やっと「最高にコーヒーに合う」と思われるタルトが出来上がった。

直径10センチと小ぶりな容姿ながら、小さくても満足度はバッチリ。

1/4、1/2、ホールと3サイズでの提供となります。

よろしければ、中深~深煎りのコーヒーと一緒にお召し上がりください。

このタルトの製造秘話はこちら↓

宝泉堂さんでも

2024年2月4日 

ヴェルディ京都髙島屋S.C.店では、下鴨の名店宝泉堂さんとのコラボによるヴァレンタインのプチギフト、賀茂葵とドリップバッグのセットを販売していますが、宝泉堂さんも「宝泉 京都駅店」で同じく賀茂葵とドリップバッグのセットを販売して下さっています。

そんなにかしこまった贈り物ではなく、職場や友人への小さな贈り物としてはもちろん、気軽な手土産としてもご利用頂けます。

宝泉 京都駅店は、新幹線の改札内にあり、お土産の購入はもちろん、店内でも甘味・菓子を楽しめるお店で、こちらではヴェルディのコーヒーもお召し上がり頂けま。

ご旅行の前に、お戻りになった際に、ぜひお立ち寄りくださいませ。

ところで、明日からちょっと日記の更新が滞るかもしれませんが、どうぞご了承くださいませ。

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