ちょっと暖かくなったと思ったら、ここ数日はけっこう冷え込んだりして。
今朝もわりと寒かったが、桜はどんどん開花している。
鴨川の東側を北上していると、もう7割程度開花している感じ。
このところ、出町柳あたりに来た頃がちょうど大文字山の北の方から太陽が顔を出すところ。
出町柳の西側、タネゲンの前あたりは、ほとんど満開になっていた。
そんな今日は、早くも新年度スタートの日。
造形芸大も事務の方の顔ぶれがけっこう入れ替わったようで、大学の名札を首から下げてご来店下さる方の中には、今までお見掛けしたことのないお顔も多く、なんだか新鮮な気分。
昨年・一昨年は、春秋座で都をどりが開催されていた。
そんなこともあって、4月は何が何だか分からない状態で、ともかく突っ走っていたのだが、こうして落ち着いて新たに造形芸大でお仕事を始められる方の接客ができる新年度初日は開業以来初めてのこと。
しかし、これが本来の姿なわけなので、お一人お一人のお客様にしっかりと接していきたいと思う。
さて、話は変わって、以前から一度伺いたいと思っていたイタリアン「リストランテ野呂」さん。
先日、とある方が、珈琲豆をご注文下さった折、「野呂さん美味しそう」とつい言ってしまったら、ではこんどの日曜日一緒にいかが?とお誘い頂いたので、お言葉に甘えて初の野呂さんへ伺った。
まずは、レタスの温かいスープ。
続いて、カンパチと白アスパラガス。今回は白アスパラガス七変化といった感じのお料理となった。
モッツァレラとミニトマト、ほたるいかに白アスパラガス。胡麻風味のソースで。
モッツァレラとトマトという、カプレーゼを彷彿とさせる一皿だが、ここにほたるいかとアスパラガス、そこに胡麻のソースという組み合わせはイタリアンの範疇を超えている一皿。
こちらもベースは白アスパラガスで、その上の魚、失念してしまいました。
手元に寄せたとき、上にのっているウニがソースの上に落ちてしまい、ちょっと皿の上が荒れたので、隣の方のお皿も撮らせて頂いた。
これもかなり美味しい一皿でした。
続いて白アスパラガスのコロッケ、魚介のスープ添え
中はこんな感じ。食べた感じクリームコロッケなのだが、中はほとんどが白アスパラガスを柔らかくなるまで加熱したものとのこと。
エビと白アスパラガスのアンチョビバター。
これも非常に旨味が強く、かなり美味しい一皿であった。
ホロホロ鳥にも白アスパラガスが添えられている。
外側カリッと、中はしっとりと、とても素晴らしい焼き加減。
パスタはラザニア
中はこんな感じ。
パスタが出来立てということで、とても柔らかくカットし辛かったが、肉を使わずイカの風味だけでうまみを引き出しており、香り豊かで濃厚なラザニアであった。
ドルチェはプリン。
黒豆茶で終了。
どの皿も印象深く、美味しく頂きました。
今回、お誘い下さったのはこの道具一式を持ち歩いている方。
私も以前は、ちゃんと食べたものをノートに書いて間違わないようアップしていたが、今回はプロが横にいらっしゃったので、今回のお料理について詳しくはこちらのサイトをご覧ください。
とても楽しいひと時でした。