自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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2021年08月

芸大店は明日から再開

2021年8月13日 

今日は一日雨。

京都もけっこう激しかったが、九州の方は水害も出ている様子。

テレビを見ていると「去年も、十年に一度の水害と言われていたけど、もう毎年そんな水害が出る」と避難所でインタビューにこたえている人の話が、このところの天候不順を端的に表しているように思えた。

そんな今日は、芸大店へ行って明日からの営業再開に向けた準備。

とりあえず、止めていた製氷機の電源を入れたり、仕込みに必要な材料を買い出しに出た後、プリンを作り、コーヒーゼリーを仕込み、ガトー オ ショコラにつけるアングレーズソースを焚いて、ミックスジュースの素を作り・・・

と、一人でやっていると存外に時間がかかってしまった。

仕込みが終わったら、業務用の珈琲豆の配達回り。

なぜか、配達中に一番雨が激しく降り、ちょっと天気の嫌がらせか?と思いつつ。

でも、前が真っ白になるほどの雨の中配達をしていると、傘はあっても豆に雨がかからないように気を遣うため、けっこうずぶぬれになってしまう。

配達をしながら、カッパを着て宅配をしている宅急便の人たちを見ていたら、コロナ前より通販でご注文下さるお客様が増えているため、私たちも通販で多くの豆を送っているが、配送をしてくれている業者さんは、雨の日も猛暑の日も、こうして走り回るわけで、本当に大変なお仕事だと実感する。

せめて不在で何ども足を運ばせることがないよう、日時指定をしたら、その時間はちゃんと受け取れるように待機しておこうと思うのだった。

そんなわけで、芸大店は明日から営業を再開いたします。

仕込みに3日間かかるパテが作れないため、「パリジェンヌのお昼ご飯」は今週末提供できませんが、カレープレートとウイークエンドランチ、ホットサンドは通常通り販売いたします。

なかなか遠くへの外出が難しい昨今、お盆休みのひとときをぜひヴェルディでお寛ぎくださいませ。

有難うございます。

2021年8月13日 

今日はヴェルディ18歳のお誕生日。

ここまで続けてこられたのは、多くのお客様にご愛顧いただいてのこと。

心から感謝申し上げます。

今日も、雨が降る中少なからぬお客様がご来店下さいました。

また今日が開業記念日であることをご存じで、お祝いの言葉をかけてくださるお客様お多く、本当に有難いことだと思います。

ヴェルディが開業した当時は、まだ自家焙煎店も今ほど多くはなく、京都の自家焙煎珈琲店は、どちらかと言うと深煎りの苦みが強い珈琲を出すお店が主流でした。

そんな中で、ヴェルディは浅煎りから深煎りまでのバラエティーを揃えて営業を開始いたしましたが、開業当初は10キロ焙煎したら、6キロは売れ残って廃棄するという悲しい日々でした。

そんな中、まだまだ少なかったお客様一人一人に、お声をかけてコーヒーの説明をして、少しずつ常連のお客様も増えていく、本当に3歩進んで2歩下がるといった感じで最初の数年間を乗り越えたことは、今でも昨日のことのように思い出します。

当時は、まだインターネットもそんなに普及しておらず、スマホなどもないので、当然SNSなんてものもない世の中。

お店の情報は、雑誌や書籍を見るか口コミでしか得られない世の中だったので、どこの店も開業してある程度お客様がつくまでは、本当に必死で集客に努めなくてはならない時代でした。

そんなときにご来店下さったお客さまには、非常にピュアに、本当に「有難い」という気持ちで接するものです。

「有難い」は、有ることが難しいという意味。

「有難い」という言葉は、お客様においで頂くことは、本当は難しいことだということを思い出させてくれます。

そんな開業当初から18年が経って、お客様がいないことが当たり前の状況でご来店下さったお客様に対する感謝の気持ちというもの、お客様にお越し頂くということが、どれほど大変なことかということを身をもって知っているのは、私とカミさんだけになってしまいました。

今日、私が下鴨のカウンターに立っていると、もう長く通って下さっているお客様から「おや、珍しい」と言われました。

そんな声をかけてくださるお客様の多くは、まだヴェルディの店内にお客様がほとんどいない状況が当たり前の時代からご愛顧くださっている方で、そんなお客様に、しっかりとコーヒーのことを説明しなくては、と、私も必死で勉強していたものでした。

ここ数年、「おや、珍しい」と言われるほど、なかなか下鴨のカウンターに立てていない、と言うことは、私から下鴨のお客様に直接お声がけができていない状況が続いています。

来る19年、20年に向けて、今一度原点に返って、珈琲専門店として専門店の名に恥じない知識と技術をお客様に提供できるよう、なるべく下鴨にいる時間を長くしたいと思っております。

周年記念のこの日に、今一度商売の原点に戻って、「ありがたい」という気持ちでお客様をお迎えしなくては、と思った一日でした。

学校へ

2021年8月10日 

今日は娘の荷物を取りに行く前に、ネットで調べた自家焙煎店へ。

モーニングセットのコーヒーは一種類のみで「マイルドダークブレンド」

モーニングセットのトースト。

ついでにもう一軒。

秋田では有名なナガハマコーヒーへ。

その後、娘の友人に預かってもらっていた荷物を受け取りに行った後、娘が友人とよく行っていたという回転寿司(値段の割にハイクオリティーだとか)へ行こうとしたら、火曜日が定休日・・・

だったので、昨日コーヒーを飲みに行った市民市場の中にある回転寿司店へ。

回転寿司ではあるがネタは素晴らしく、どれもこれもコスパが良い。

鯛、カンパチ、スズキの三種盛り、これめちゃ美味しかった。

ただ、シャリがもう少し小さかったらよいのだが、ネタとシャリのバランスがイマイチというのが難点。

でも、京都だったらこの価格でこのネタは食べられないので満足度の高い回転寿司だった。

自宅への土産に魚を買って帰ろうかと、ちょっと市場をリサーチ。

普段は切り身でしか見ていない魚も、まんまの姿で並んでいて、珍しいものも多くちょっと見入ってしまった。

このマイカは造りでもいけるよ!

と、言われたが私にはさばけないなぁ・・・

市場を出たら、もう一つ学校近所で彼女がしばらく住んでいたシェアハウスへ残りの荷物を取りに行かねばならなかったのだが、その前に食後の珈琲を飲むために、知り合いに紹介してもらった自家焙煎店へ。

店に入ったら、「お前、だれ?」みたいな顔で店主さんに見られたので「〇〇さんの紹介で来ました」と言ったところ「ぶっちゃけ、コロナが流行っているから、常連さん以外には来てほしくないんだよね」と言われてしまい食後のコーヒーは諦めることに。

気を取り直して娘の学校へ。

娘は、友人と出会えないかと期待していたようだが、夏休み中だったたメンテナンスに来ている業者さん以外、ほとんど人はいなかった。

彼女が在校時に日々使っていた図書館。

中には入れないので、外から覗いてみた。

荷物をピックアップしたら、一度ホテルにもどって休んでから夕食をとりに駅前の郷土料理店へ。

本日入荷の魚がプレゼンされ、どれをどのようにして食べるか聞かれる。

せいご(すずきの小さいもの)の姿造り

キスの天ぷら

この、キスの天ぷら、素晴らしく肉厚で旨味もしっかりしており、今まで食べたキスの天ぷらの中で最も美味しかった!

きりたんぽの田楽

〆に、しょっつる

中から魚が丸ごと

明日は早朝に出発。

今夜は早く寝て、明日は一日ドライブ頑張ろう。

なまはげ

2021年8月9日 

昨夜遅くに秋田に着いて、今日は一日フリーだったので、せっかくなら秋田の自家焙煎店へ行こうと思い、宿泊している駅前のホテルから近いところを探してみた。

で、秋田市民市場というところの中にある「どるず珈琲店」という自家焙煎コーヒー店が面白そうだったので訪問。

魚や果物などが並ぶ市場の一角にある喫茶店。

けっこう年配のマスターが一人で切り盛りされている。

店頭の写真や説明文を見たところ、どうやらこのご主人はインドネシアのスマトラ島へコーヒー農園視察へ行かれたことがあるようで、リントンの農園やハンドピック光景の写真が多数飾られている。

なので、マンデリンを飲もうかとも思ったが、「本日のコーヒー」=ブラジルの中煎りと、もう一杯はマスターに「おまかせ」で淹れて頂いた。

「おまかせ」は深煎りブレンド。

ブラジルは、恐らく中煎りに仕上げられていると思うのだが、苦み・酸味ともにとてもマイルドで、非常に飲みやすくいい感じにブラジルを焙煎されている。

深煎りブレンドも、酸味が飛んだあたりでしっかりと止められており、浅すぎず煎りすぎでスモークフレーバーもほとんどない、甘みがしっかりと出たバランスの良い深煎り。

京都でも、このレベルで焙煎されているお店は少ないように感じた。

コーヒーを飲みながら、この後どこへ行こうかと娘と相談していたら、水族館でシロクマの赤ちゃんが生まれて人気だということだったので、水族館へ行くことに。

途中にある海鮮市場でランチをとることにした。

もっとすごい魚が並んでいるのかと思ったが、市場そのものはたいしたことなく、でも、併設の食堂では新鮮な魚が食べられる。

お刺身定食

甘鯛の煮つけ定食

食堂のメニューに朝採れの「岩牡蠣」というのがあったので、注文したら「今日は店では出していないので、市場で買って食べてください」と言われた。

ので、定食を食べた後で、市場で購入したら、殻を開けて皿にのせてくれた。

立派な岩牡蠣がゴロゴロと。

食感、旨味とも素晴らしく、磯の香とミルキーな風味を堪能。

腹ごしらえをしたら、水族館のある男鹿(おが)半島へ。

ところが、水族館がとても混んでいて、入場に時間がかかるほど。

あまり人が多いところに行くのは良くないので水族館はやめて、空いていそうな「なまはげ館」へ。

なまはげの展示やショートムービーの上映、なまはげの正式な迎え方などの実演など、とても面白かった。

いろんな「なまはげ」がいて、角のあるもの、ないもの、刃物などを持っているもの、持っていないもの。

男鹿半島でも、村毎になまはげの恰好や作法と言うか、迎え入れの儀式などが違うそうで、なまはげ館のある真山地区では、家に入るときの四股を踏む回数まで決まっているらしい。

なまはげを迎え入れる儀礼の実演。

いろんななまはげがあるなか、私はこれがけっこう好きだった。

なまはげというものの存在は知っていたし、子供が泣いて逃げ回る姿はテレビなどで目にしていたが、今回の展示や映画、実演を見て、昔からの伝承がどうして延々と続いているのか、ちょっと考えさせられるものがあった。

こういう伝承は末永く続いてほしいと思う。

なまはげ館を後にしたら、前から行きたいと思っていた「カフェ ブレンナー」さんへ。

パナマ・ドンパチ農園ゲイシャ・ナチュラルとザッハトルテ

ブレンナーブレンドとケーゼザーネトルテ。

おかわりで、エチオピア・イルガチェフの深煎りも頂いた。

最近、バッハグループのお店へ行っても、多くのお店でバッハ以外から仕入れた豆が並んでいて、味の方も以前のバッハグループとは違うところが多いように感じていた。

が、ブレンナーさんはもう「ザ・バッハグループ」という感じで、しっかりとバッハの伝統的な味を守られていることが良く分かる。

久し振りに、バッハ系の味を堪能。

本当に懐かしく、この味が私の原点だったということを思い出すひとときだった。

ブレンナーさんを出たら、もう日がかたむいてきた。

秋田港の周辺には風力発電の風車が多数並ぶ。

向こうに見えるのが男鹿半島、きれいな夕日であった。

夜は、八代目佐藤養助で稲庭うどん。

コロナを気にせず、もっといろいろと回れたら良いだろうと思いつつ、それでもけっこう秋田の一日を楽しませて頂いた。

明日は、娘の荷物をとりに行くが、できれば自家焙煎店にも寄りたいと思う。

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