自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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2022年05月

モーニング

2022年5月27日 

昨夜はつい新しく入手したCDを聞いていたら遅くなってしまった。

で、雨が激しかったので、今朝も降り続けているだろうと、目覚ましをいつもより30分遅くかけてみたのだが、もう朝にはすっかりやんでいた。

ということで、今朝は寝坊につきウォーキングはお休み。

今日は朝一で焙煎して、その後いろいろと用事があったので、ほとんど店頭には立たない一日であった。

そして、閉店後は先週に引き続き、映画学科の学生が撮影のためヴェルディを使っていたので私は終わるまでデスクワーク。

良い作品ができたらいいですねぇ・・・

そんな、営業中はあまり店にいない一日だったが、6月からのメニュー変更に伴い、ランチは概ね出来上がったが、モーニングだけが宙に浮いていた。

それを今朝はパティシエールというか、キッチンチーフというか、ともかく芸大店の食べ物担当の松尾が仕上げてくれた。

なかなかモーニングがしっかり定着しない芸大店だが、今回はちょっと様変わり。

6月から、よろしければ朝の芸大店もご利用くださいませ。

買ってしまった

2022年5月26日 

だんだん朝に涼しさを感じなくなってきた。

先日、ついCDを2つ購入してしまった。

一つはショスタコーヴィッチ交響曲全集、指揮はロストロポーヴィッチ。

ロシアによるウクライナ侵攻以来、世界中でロシアの文化や芸術まで排除する動きがある。

でも、チャイコもラフマニノフも、スクリャビンも好きな私としては、今聞きたいものを聞きたいわけで、世界情勢とは関係なく、今私の気分としてはショスタコの音楽に強い共感を覚える上、「ショスタコーヴィッチの証言」なんかを回想しつつ聞くと、より一層その世界に没入してしまう。

ショスタコーヴィッチとの出会いは、もうかれこれ40年以上前。

京都市少年合唱団というのに入れて頂き、京都市交響楽団のニューイヤーコンサートのメインプロ「森の歌」の少年合唱パートを歌わせてもらったのが最初。

当時は、ショスタコーヴィッチの音楽なんて全く分からなかったが、分からないなりに聞いているふりをしていた。

でも、50を過ぎたあたりから、だんだん本当に好きになってきて、交響曲以外も聴き始めたが、せっかくなら交響曲を全て揃えようと思って、所持ラインナップを見たら、あと1番、4番、14番がなかったのだが、ネットで探していたら「あなたにオススメ」というメールが来て、全集12枚組で3,700円、持っていない3枚買うより全集の方が安いということが分かってAmazonでポチっと購入してしまった。

とりあえず1番から聞き始めているが、弓を指揮棒に持ち替えたロストロポーヴィッチのタクト、なかなか素晴らしい。

全部聞くのが楽しみ。

そしてもう1つは、メンゲルベルクが1940年から1944年にかけて録音したライヴレコーディング。

ベートーヴェンのヴァイオリンコンチェルトはブスタボ。

私が一番聞きたかったシューマンのピアノコンチェルトはザウアー。

クレバースのブラームスとジャンドロンのドヴォルザークといった内容。

一番好きなピアノ協奏曲は何かと聞かれたら、ラフマニノフの3番かシューマンとこたえると思う。

そのシューマンのピアノコンチェルト、主観的な評価だが、一番の演奏はダントツで他を寄せ付けずリパッティ。

次は?と言われると、なかなか難しいがギーゼキングが個人的には面白い。

ただ、ギーゼキングのアルバムはカップリングのグリークが凄過ぎてシューマンが損をしているかも。

で、ザウアーのシューマンが聞きたかったのが、オークションなんかで探していたら3万円もするのだって珍しくない希少アルバム。

だったが、入荷したらメールをくれるよう設定していた中古本のサイトから入荷メールが来て、値段を見たらこれまた3千円そこそこ。

これこそすぐに購入しないと、次はいつ眼前に現れるか分からないので、すぐに購入。

今この日記は、このアルバムを聴きながら書いているが、やはりシューマンのピアノ協奏曲って、聞けば聞くほどスゴイラブソングだなぁと思う。

そして、私が持っているメンゲルベルクは、ベートーヴェンの6番とマーラーの4番だが、交響曲を振るメンゲルベルクとソリストのサポートに回ったときのメンゲルベルクの違いに若干驚く。

ベートーヴェンを弾くブスタボは、一音一音をしっかりと弾く時代を感じさせる演奏ではあるが、ものすごく歌心を持って奏でていて心地よい。

雨の夜、決して音質が良いとは言えない、80年前のモノラル録音を聞きながら、ちょっとだけ現実逃避をするひとときだった。

明日はプレ販売Part2

2022年5月24日 

今朝は少しゆっくりしてから、普段なかなか時間が作れない用事をいくつか済ませて夕方に帰宅したら、なんとなく何もする気にならなかったので、Amazon primeでドラマなど見てみた。

が、休みの日に仕事とテレビだけでは寂しいなぁ、と思って、夜は久し振りにお好み焼きを食べに「ここ家」さんへ行ってみた。

まずはサラダから

久し振りだったので、いつも注文する「すじ玉」

コロナ以降、なかなか行けなかったが、久しぶりのここ家さん、やはり良いですねぇ・・・

営業時間が以前の午前1時までではなく、午後10時までになっているので、夜中にお好み焼きを食べに行けないのは少し残念だが、またちょくちょく行ければと思った。

さて、19日にも6月からのランチメニュープレセールをしたが、明日25日ももう一回ランチメニューのプレセールをいたします。

今回は、ミラノ風カツレツ。

ヴェルディとしては初めてのカツレツ。

今回も、プレセール特典として、このランチプレートかカリープレートかカリープレート(あいがけカリー、キッシュ ロレーヌは対象外)をご注文下さったお客様には、ドリンクをサービスしたします。

よろしければお運びくださいませ。

大丈夫

2022年5月23日 

昨夜の雷雨は激しかった。

おかげで、今朝の鴨川沿いは水たまりもできていた。

空はスカッと晴れているのに、昨夜の雨のせいか大文字山はかすんで見えていた。

そんな今日も焙煎セミナー。

今回は、近い将来カフェの開業を目指して、現在はカフェで働きながら月に一回間借りカフェの営業をされている方が焙煎にチャレンジ。

せっかくなので、より珈琲に対して深く理解してもらおうと、極浅煎りから7段階に分けて焙煎期から少しずつ取り出して飲み比べてもらった。

「焙煎によって味が変わる」ということは、だいたいの人が漠然と分かっているのだが、具体的にどのように味が変化していくかはなかなか体験できないもの。

近い将来お店を持つにあたり、一度は体験しておいても良いかな?と思って通常はやらないところ、オプションでやってしまった。

でも、面白かったのではないかと思う。

そんな焙煎セミナー、多くの方がご自分で焙煎したコーヒーを味見して「美味しい」とおっしゃるのだが、20年近く毎日自分で(或いはヴェルディの社員が)焙煎したコーヒーを飲んでいると、「美味しい」「美味しくない」ではなくて、「これで正しい」か「ちょっと違う」かが判断基準になってくる。

誤解を招くかもしれないが、私にとってはヴェルディのコーヒーが「普通」あるいは「一般的」な味であって、「美味しい」と思って飲むことがなくなっているような気がするのである。

毎日、私は下鴨と芸大両店舗ともにその日に焙煎したコーヒーを飲んでチェックするのだが、そのとき「どうですか?」と焙煎したスタッフに聞かれたとき、「若干排煙開けようか」とか「火力をちょっとだけ下げようか」といった具体的指示を出すときもあるが、だいたいの場合は「大丈夫」としか言わないように思う。

要するに、この味であれば「お客様にお出しして大丈夫か否か」=「ヴェルディの基準内か飲食基準外か」という判断が最も重要ということになる。

先日、カレ事務次長にカリーをお出ししたとき、お召し上がりになった皆さんは「すごく美味しかった」とか「excellent」とか「amazing」と言ってくださったが、もし私の娘にこれを食べさせたら「うん、パパの味だ」の一言で終わっていたように思う。

彼女たちにとっては、私の作るカリーは飲食基準内ということであろう。

逆に、以前娘を連れて新しくできたインド料理店へ行ったとき、周りの客は「わーっ!ナン大きい♪」「ナン、ふわふわして美味しい」と言いながら笑顔で食べていたのに、うちの娘は大好きなはずのチキンサグを一口食べて「ごめん、これ、食べられる?」と私の方に寄せてきた。

どうやら彼女にとって、ヌーさんが作るチキンサグが普通であり一般的な味だったので、その店のカリーは飲食基準に満たないモノだったようである。

話は戻って、今日のセミナー。

7段階全て味見をして、少し浅めの豆でも「美味しい」と思われるものがあった。

しかし、確かに香りは良いものの、若干後味に生焼けの重さがあり、その焙煎度合いのものを2杯も飲んだら、ちょっと胃に負担がかかりそうな雰囲気。

しかし、ヴェルディが基準にしているその豆の焙煎度合いであれば、何杯飲んでんの大丈夫なすっきりした後味に仕上がっている。

つまり、若干浅めのものは「美味しい」かもしれないけど「ヴェルディの基準外=大丈夫ではない」で、ヴェルディで通常お出ししている焙煎度合いのものは、「美味しい・美味しくない」ではなく「大丈夫」な味という判断をしている、ということを今日受講して下さった方にはご理解頂けたのではないかと思っている。

なんか、誤解を招きそうな表現だが、要するに「美味しい・美味しくない」は個人の嗜好。

私たちは、その豆にとってのベストと思われる焙煎をして、それらのラインナップの中からお客様が「美味しい」と思ってくださるものをお選び願えればというスタンスで営業を続けている。

今日、セミナーを受けてくださった方が、近い将来自分のお店を持つにあたって、「大丈夫」な基準を高いレベルで持っていただければなぁ、と思いながらのセミナーであった。

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