朝は涼しい

でも、昼間は暑い
このところ、明るくなる時間が早いので、5時には目が覚めてしまい、歩きに出る時間もちょっと早くなってしまった。
さて、最近「カレーの通販はしないんですか?」というご質問を受けることが多い。
最初は「うちはコーヒー屋なので」と言っていたが、芸大店のお客様からも「冷凍とかで購入できればうれしい」といったご意見を頂くこともあった。
しかし、問題は通販などで出すためには、大量に作って急速冷凍して美味しさを保たなくてはならないということがある。
店では、一度に作れる量にも限界があるし、急速冷凍機などを購入するにしても、資金のみならず置き場もないのでなかなか難しい。
そこで、OEMで作ってくれるメーカーを探していたら、なかなか良い会社があった。
もともと京都や大阪に数店舗インド料理レストランを経営していた会社が、セントラルキッチンとして始めたのがスタートで、その後インド料理レストランの経営者が変わったため、現在無関係になったが、逆に大阪や京都の有名ホテル&レストランにOEMでソースやフォンなどを卸しているというところ。
早速営業の方と打ち合わせをして、いざ私のカレーのレシピを渡してみたら、その後の商談は、何となく歯切れが悪くなってしまった。
聞けば、このカレーで使われるスパイスの中で入手できないものが少なからずあるということ。
そして、このレシピ通りに作るのは難しいかもしれない、ということ。
スパイスについては、ヴェルディから供給することにして、しかし製造手順が難しくてできないと言われたらどうしようもない。
そこで、相談の結果一度私がその会社へ行って、製造工程を全て伝授することになった。

業務用の大きな釜を使う。

15キロの玉ねぎが、少量に見えてしまう。

最終段階で、仕上げのスパイスを加えていく。
結果、思いのほかスムーズに進み、できたカレーを試食してみたが、若干レシピの変更を必要とするものの、微調整で上手く行けるのではないかと言う感じ。
カレーができた後、この会社の社長さんとお話する機会を頂いたが、社長さん曰く、多くのホテルやレストランにそのお店のレシピでカレーを作って供給しているが、ヴェルディのレシピは使うスパイスも違えば手順も一般のカレーと比べて複雑で、「こんな難しいレシピを受け取って、全然味が違うものを作ってしまったら、会社の信用にもかかわるから、もし受けるのであれば一度製造監修をしてもらってからにするように」と営業の方に言ったそうである。
道理で、レシピを出した後からの商談が歯切れ悪くなったんだなぁ、と分かった。
そんなこんなで、案ずるより産むがやすし。
近々、芸大店でお出ししている「マトンのキーマカリー」と「野菜カリー」が通販でも、また店頭でも出来立てを急速冷凍して風味を閉じ込めたままご提供できそう。
どうぞご期待くださいませ。


