雲の多い朝、歩きながら感じる空気感では、雨が降りそうに思っていたが、帰宅して天気予報を見たら雨マークはついていない。
結局一日「晴れ時々くもり」の天気予報通りだった。

さて、このところ芸大店で行っているコーヒーセミナーへの申し込みが増えている。
Google で「コーヒーセミナー 京都」と検索したら、だいたい広告の次の1番目か2番目に表示されるということもあるだろうが、けっこう遠方からお越しになる方も少なくない。
これまでなら、ヴェルディへちょくちょくご来店くださっていたお客様がご参加下さるというパターンも多かったのに、ここ数か月は初めての方の比率が高い。
コロナの影響で、自宅時間が増えて、珈琲に関心を持つ方が多くなったことも考えられるが、お話をしていると「ホームロースター」を持っているという方が散見できる。
私はコーヒー屋になる前、パン屋で働いていたのだが、「ホームベーカリー」なる家庭用のパン焼き機が登場して、多くの方がご自宅でパンを焼くようになったらパン屋はどうなるのか?なんて考えたことがあった。
しかし、パン屋は目立って減ることなく、むしろ個人店を中心に増加傾向。
では、この「ホームロースター」の登場はコーヒー屋に影響があるのかどうか。
私も先日サンプルロースト用にホームロースターを購入してみたが、純粋に味だけを見ると、焙煎当日と翌日あたりならけっこう美味しく飲めるから侮れない。
それを踏まえて一つ言えることは、自家焙煎店はホームロースターと圧倒的に違う「何か」を提供できないといけない、ということだろうか。
今日も焙煎セミナーをさせてもらい、定休日を挟んで明後日もご予約が入っている。
セミナーの折、焙煎の理論について限られた時間なので簡単な説明にはなるが、図解で説明したら、みなさんプロが持つべきスキルについて、そんな簡単なものではないと納得して下さるのだが、ホームロースターの登場は多くの人が焙煎を簡単なものと捉えてしまう可能性もある。
一方で、逆に焙煎について関心を持つ人が増えるということもある。
ヴェルディのセミナーが、そういった方々に対して、本当の知識を持っていただけるとっかかりになれば、と、感じつつセミナーを開催する今日このごろ。


