京都髙島屋S.C.店がオープンして早4日。
おかげさまで、概ね予想通りの推移をしているが、初めてのお客様が多いのは当然として、下鴨店や芸大店をご存じのお客様も多くご来店下さり、中には私が下鴨のカウンターに立つことも少なくなり、久しぶりにお目にかかるお客様と懐かしいお話をできたり、といったことも少なくない。
そんな中でも、ヴェルディが20年前にオープンして、店頭に「アルバイト募集」という紙を貼った後、初めてヴェルディのアルバイトに応募してくれた、「アルバイト第一号」だったYさんと久しぶりにお話ができた。
私がお客様の質問にこたえている姿を見て「オープン当初、マスターが一人一人のお客様に、丁寧にコーヒーのことを説明している姿を思い出しました」と。
20年前の私と、今の私とではコーヒーに対する知識の幅も深さも全く違うが、それでも必死でコーヒーのことを勉強して、お客様に説明していたことを久しぶりに思い出させてもらった。
当時どんなことを話していたかというのを思い出したら、ちょっと恥ずかしいこともあるのだが、ちょっと離れたところから見てみると、今、髙島屋S.C.店で店頭を通るお客様にアルバイトの皆が話している内容が、開業当初私が話していたような内容を少し甘くしたような感じだったり。
問題は、そこから彼ら彼女らが、しっかりと勉強しようという意識をもって仕事に取り組んでくれるかどうか。
より広く深いコーヒーに対する知識と考察を持てるよう、私がお客様にお話ししていることに耳を傾け、疑問に思ったことは遠慮せず私に聞いてもらえたらと思う。
髙島屋S.C.店は、決して簡単な店ではないし、前を通る人をいかにお客様としてお迎えできるか、関心を持ってくださった方に、【その時】の購入はなくても、ヴェルディのコーヒーに対して関心と好印象を持っていただき、次につながる接客をしなくては、全く売り上げが立たないお店と言える。
一人一人のお客様に、丁寧に、しっかりと接することで、単に売り上げがどうこうというだけではなく、多岐にわたる面で、このお店をやって良かったと思えるよう頑張って行きたい。


