自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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品種とテロワール

2024年12月15日 

寒くなると、朝の立ち上がりが遅くなる。

開店と同時に並んでお待ちくださっているお客様が一気にご入店になるわけだが、季節が良い時なら開店と同時にほぼ満席になるところ、今日はお並びになっていたお客様は6名様のみ。

ただ、トースターは3台なので、1台にパンを2枚ずつ入れたとして、一度に焼けるのは6枚まで。

先週などは、開店と同時にお入り下さったお客様全員にトーストを提供するには2回転しなくてはならなかったが、今日は綺麗に1回転で皆様に提供できた。

そんな寒い朝の日曜日。

今日から エルサルバドル・ゲイシャ・ナチュラル を販売開始。

ただ、ゲイシャと言えば、マスカットやレモンティーのような味わいというイメージだが、エルサルバドルのものは少し質感があって、ティーライクと言うよりも少し苦みを伴った柑橘系の風味。

パナマやエチオピアのゲイシャは何度か販売しているが、どちらとも違った味わいなので、The Gesha な風味を想像されていると、ちょっと違うという感じかも。

コーヒーの味は、以下のようなことで変わってくる。

1、品種
2、産地(terroir)※ 栽培の状況や収穫も含む
3、精選方法
4、焙煎

1~3については、生産国段階での問題なので、私たち焙煎者ではどうしようもないが、4の焙煎をどうするか、というのが私たちの仕事。

一方で、焙煎で変えられるのは味のバランスと強弱であって、もともとのポテンシャル以上のものを出すことはできない。

そんな豆のポテンシャルと言っても、品種や産地で変わってくるのだが
● 産地の土壌や気候よりも品種の個性が強く出るもの
● 品種の個性より産地の土壌や気候によって大きく特徴が変わるもの

といったことがある。

で、ゲイシャ種というのは、後者の方でテロワールによって風味特性も変わってくるから面白い。

今回のエルサルバドルについては、今までに飲んできたパナマやエチオピアのゲイシャ種と同じ風味を楽しむというより、エルサルバドルで栽培されたらゲイシャ種はこんな味になる、という楽しみ方が良いかもしれない。

で、昨日焙煎して販売を開始したら、けっこうな量が売れてしまったので、今日も焙煎をして残り生豆は4キロ少々。

恐らく次の週末までは残っていないと思うので、お召し上がりになりたい方はどうぞお早めに。

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