今日は第三火曜日だったので、下鴨・北白川ともにお休み。
なので、私も月に一日のお休みを頂くはずだったのだが、午後から仕事が入ってしまったので、とりあえず午前中だけ少しお休みモード。
まぁ、店の運営以外の仕事って、どうしても休みの日に入れなくてはならなくなるから仕方ない。
そんなわけで、前から今日の午前中は昨年末に劇場へ行こうかと思いつつ、映画館へ行く時間がなくて見られなかった劇場版ドクターXを見ようと思っていたので、起きたらそのままテレビの前へ。

元芸大店の太田さんも、大門未知子の大ファンで、もちろん彼女は映画館で見て、すごく良かったと言っていたのでちょっと期待してみてみた。
多分、これがドクターX最後の作品となるのだろうと思いつつ、でも、最後にちょっと色気を出した制作陣ってところか。
でも、西田敏行さんの遺作になったわけで、いろいろな要素が絡み合って、やはり最終作なんだろうなぁ・・・
そんなわけで、映画を見終えたら、軽く食事をとって準備をして出発。
でも、普段より早めに帰宅できたので、今日はちょっと長めの交響曲を1枚。

ブルックナー 交響曲第9番
スヴェトラーノフ指揮 スウェーデンRSO
1999年3月6日ライヴ録音
チャイコやショスタコ、スクリャビン、ラフマニノフなど、けっこうロシアの作曲家好きな私としては、スヴェトラーノフがソ連国立を振っていた頃のアナログレコードをけっこう持っていたのだが、CDとしては初購入。
スヴェトラーノフの振る「森の歌」の中古CDを探していたとき、たまたま見つけて、レビューが良かったのと、1,000円を切る値段で出ていたので買ってみた。
車の中で運転しながら聞き流していた時は、すごくテンポはゆっくりなのに、要所要所が非常に角張った演奏だな、と。
でも、こういうのも有りかも、と思っていたのだが、ヘッドホンで聴くと車の中で雑音が多い中、スピーカーから聞こえるのとはまた違って、ものすごく細かい音が耳に入ってくる。
1楽章から、大河の流れのようなゆっくりとしたテンポ、もう少し角が取れて丸みのある演奏なら・・・と、思いつつ、でも、これがスヴェトラーノフの解釈であるなら、もう少し聴きこんで、彼が何を表現したいのか考察してみたくなる演奏。
ただ、金管の乱れが若干気になった。
2楽章もゆっくりなのだが、どうも木管、金管ともアンサンブルが悪く、管楽器は全体的に、弦とパーカッションが刻むリズムに、4/5テンポほど遅れてついていく形になっていることと、細かなミスが目立ってしまい、「そこがライヴレコーディング」と言われればそうなのだが・・・
終楽章、天国とも地獄とも違う、現世と冥界の間を流れる川のような演奏、ただ不思議なことに、私が持っているブル9の中では、この3楽章が一番演奏時間が短い。他の楽章が長いことを考えると、どうしてここで?と思ってしまう。
ライヴであること、オケが少し劣ることを考慮すれば、十分良い演奏。
カラヤンやヴァント、ヨッフムといったドイツ語圏の指揮者とはまた違ったスタイルの演奏で、主だった指揮者とは別のアプローチで聴きたいときには一枚持っていても面白いと思うのだが、最も残念なのは、最後の最後、弦がピチカートに入る直前、ピッコロから受け継いだホルンが優しく全体を包み込んで、天上の世界へを誘うようなエンディングへ入るところで、ホルンが一瞬、ほんの少しひっくりかえってしまうこと。他はどうでも良いから、ここだけはバシっと決めてほしかった。
残念。
おまけで、私が持っているブルックナー9番の各楽章所要時間表
この他に、ヴァント盤を持っているのだが、現在長期貸し出し中のため時間の確認ができず。

※ ジュリーニは、1988年VPOとのDG盤
カラヤンは、1975年BPOとのDG盤
ヨッフムは、1977年11月BPOとのライヴ盤


