お盆休みも終わり、通常モードに入ったが、猛暑はそのまま継続中なので、ちょっとお客様の足も鈍い感のするここ数日。
店の中は、エアコンが効いていて快適なのだが、一歩外に出ると、むわ~っと湿度の高い熱気が体を覆うので、やはりこれは外に出たがらない人も多いことだろう。
そんな中、今回の限定コーヒー「22周年記念・ダークモカブレンド」は、一度お召し上がり下さったお客様がリピートして下さる率の高いコーヒーになっている。
しかし、今回の限定コーヒーも、今日最後の焙煎を終えたので、現在下鴨でストックしている6キロほどがなくなったら終了。

次は、ちょっと面白いコロンビアを予定しています。
そんなわけで、ダークモカブレンドをお試しになっていない方は、どうぞお早めに!
アイスにしても、美味しくお召し上がり頂けます。
さて、実は先日親戚に不幸があり、昨日はその通夜に行っていたため、日記もパスした。
昨年から親戚・近親者が亡くなることが多く、そのたび普段はあまり会うことのない親戚が集まるため、ここ数年の中では疎遠になっている親戚と会う機会が多くなっている。
できれば、もっと嬉しい席で一緒になりたいものなのだが・・・
そんなわけで、今夜はモツレクを聴こうかと思ったのだが、バーンスタインのものを持っていたはずなのに、どこにしまいこんだか見当たらない。
そこで、探しているときに、ふと目についたこちらを聴くことにした。

チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」
アーベントロート指揮 ライプツィヒ放送交響楽団
1952年1月28日 ライプツィヒ放送局スタジオ録音
CDケースの裏面には「一部お聞き苦しいところがありますが、オリジナルテープのものです。ご了承ください。」と書かれている。
たしかに、いつもはスピーカーで聴いているところ、ヘッドフォンで聴くと、ノイズなども目立ってしまうので、最初はちょっと聴き辛く感じるが、だんだんそんなのどうでもよくなってくる。
チャイコの6番は、ムラヴィンスキー、メンゲルベルクの他、いくつか持っているのだが結局聴くのは、このアーベントロート盤を含む3枚ばかり。
最近のものと比べると、圧倒的に録音レベルも音質も悪いのだが、結局音楽って音質ではなく演奏で聴くもの。
アレグロ ノントロッポ(速く、しかし速すぎず)ではあるが、かなりゆっくりとしたテンポでじっくり聴かせる1楽章
寄せては返す波のように揺れ動きつつ、しっかりと歌い上げる弦の美しさが際立つ2楽章
アレグロ モルト ヴィヴァーチェ(非常に速く)の3楽章は、しかし決してmolt(非常に)ではないものの、終盤までテンポを変えず、しっかりと歌いつつ、しかし淡々と進んで行くのだが、金管の音がひっくりかえったり、音が鳴っていなかったり、細かいミスは散見されるものの、ラストのティンパニーから先の迫力は他の演奏を凌駕する。
そして、終楽章のアダージォ・ラメントーソは、思いっきりテンポを落として、実にゆっくりと、しかし間延びすることなく一音一音を実に丁寧に感情込めて空気に刻み込むかのごとき演奏。
近年の研究で、オリジナルのスコアにチャイコ自身が書き込んだ指示は、アンダンテ・ラメントーソと書かれていたことが分かったものの、作曲家自身が指揮した初演のプログラムには、アダージォと書かれていたそうである。
久しぶりに聴く悲愴、でもモツレクも探しておこう。


