昨日は少し寒さも和らいだと思ったら、今朝はまた厳しい寒さ。
街路樹の落葉もぼちぼちピーク。
朝、店頭の落ち葉を掃く時間と通勤通学の時間が重なることもあり、私が葉っぱを竹ぼうきで集めているとき、自転車に乗った学生さんや、幼稚園へ子供を送るお母さんがひっきりなしに横を通る。
そんなとき、歩道を掃いている私を見て、少し手前から車道に降りて通り過ぎる人もいれば、葉っぱをよけて走っていく人もいるが、中にはベルをチャリチャリ鳴らして、邪魔だとばかり突っ走っていく人、せっかく掃き集めた葉っぱの上を爆走して、再び葉っぱをあたりにまき散らす人も。
今日も若い学生さんが、集めた葉っぱの上を勢いよく自転車で突っ切って、集めた葉っぱが散らばった。
そんなときは、仕方なく再び葉っぱを掃き集めるのだが、今朝は徒歩で向こうからやってきた年配の女性が、そんな私の姿を見て話しかけてきた。
「せっかく掃いたのにねぇ、最近の若い人は、人が寒い中掃除しているのを何とも思わないのかねぇ、世知辛いねぇ」と。
店の人間が店頭を掃除しているので、そこで悪態でもついたら身元が分かっているだけに店のイメージにも関わる。
「この時間だから、急いでいたんでしょう、また掃けばすみますから」と笑顔で爽やかにこたえて、Verdiの店主はいい人だとアピールしてみた。
すると、「お兄さんのお店、コーヒーで有名なんやろ?前から来たいと思ってるんやけど、朝は忙しいて、午後はコーヒー飲んだら眠れんようなるしな、でも、また来るわ」と言って去って行った。
特になんでもない日常、ごくありふれたような会話だったのだが、こうして店頭を掃いているからこそ声をかけられ、それにこたえる。
見ず知らずの人が、普通に会話をして何となく親近感を覚える。
最近、普通に生活をしていたら、あまりこういうことってないなぁ。と思いながら、でも、昭和の時代って、家の前を掃除していたり、ちょっと道を譲ったり、何気ないところで見ず知らずの人とのちょっとした会話があったような。
知らないおばさんから「あめちゃんあげるわ」なんて言われたら、令和の時代だと下手すると〇〇ハラスメントとか、怪しい人になりかねない。
自転車の学生さんだけではなく、諸々世知辛い世の中になっているように感じるのは、私が昭和人だからだろうか・・・
さて、そんなわけで、もう12月も中盤に差し掛かったので、店のディスプレーもちょっとクリスマスっぽくしてみた。



下鴨にお越しの際は、ちょっとご覧頂ければと思います。
そんな今夜、気分はクラッシックではなく何となくこの人。

アニタ ベイカー ラプチュア
昭和から平成へ替わったころ、愛車プレリュードでのナイトドライブには欠かせないBGMの一つだったアニタ ベイカー。
同時期に流行っていたマライヤとはまた一味違う歌唱力で、これを聴きながら夜の横浜を走っていた若い記憶が蘇る。
日本がバブルという虚構に踊らされ、何もかもがキラキラ光って見えていた時代の空しくも楽しい思い出の一曲。


