下鴨店連休明けの今日は、朝から多くのお客様がお越し下さり、暑い中有難いと思っていたものの、やはり祇園祭の宵々山、夕方の引きは早く、16時以降は寂しい店内となった。
そんな今日、お昼ごろにお越し下さったお客様は、いつもクラッシック談議に花の咲く方で、先日はヨッフム指揮/コンセルトヘボウのブルックナーライヴ録音集を貸してほしいと言われたので、お貸ししているところだった。
クラッシックのCDって、よほど人気の人のものでない限り、新しくリリースされたり再販されても、すぐに売り切れて手に入らなくなってしまうから、うかうかしていると聴けなくなってしまう。
で、しばしブルックナーのお話をしていたのだが、最近超絶人気の若き日本人ヴァイオリニスト「HIMARI」さんの話題になったときのこと。
幼いころから注目を集め、10代の今もすごい技術を持って演奏されていて、本当に現代の日本クラッシック界におけるスターであることに間違いはない。
が、彼女の最近のレパートリーって、ヴィエニャフスキやパガニーニみたいな、超絶技法に注目の集まる曲が多いという話になった。
パッパーノ/ロンドンSOの京都公演でも、最初はチャイコフスキーの協奏曲だったのに、販売開始後にプロコフィエフに変更・・・・
こういう難曲って、「今」弾く必要があるのかな?と言う点で意見が一致。
10代という今は、むしろモーツァルトやベートーヴェン、ブラームスといったオーソドックスな曲を深めていった方が後々の彼女の演奏のためになるのではないかと二人とも思っていた様子。
と、お話をしながら、コーヒーにおいてもゲイシャだとか、アナエロだとか、ものすごく個性的なものをウリにすれば、コーヒーブームに乗っかっている人からは注目を集められる。
一方で、個人的に思うのは、ブラジルだとか伝統的なコロンビアなどをしっかり焙煎できてこそ、初めて技術は深まるというもの。
そんな考え方から、ヴェルディではオーソドックスなものを一通りラインナップとして揃えつつ、月替わり等の限定として、変わり種のコーヒーを出しつつ、それらをしっかりとお客様に伝えることで、コーヒーに関心を持っていただけるよう努力している。
ただ、ヴェルディでも最も多く使っているブラジルもコロンビアも、生産量が多いと言うことは、出回っている量も多いわけで、そんな比較対象が非常に多い中で、どれだけ洗練させて、美味しいものを作れるかというのこそ、焙煎技術の神髄。
特にコーヒーがものすごく好きという方でなくても、ブラジルやコロンビア、キリマンジャロ、モカといった名称は聞いたことや飲んだことがあるので、親しみやすいと思う。
音楽でも、ヴィエニャフスキやパガニーニなんて名前も曲も聴いたことがないという人が多数いても不思議ではないが、ベートーヴェンやモーツァルトならほとんどの人が知っているはず。
そういう意味で、HIMARIさんが弾くベートーヴェンやモーツァルト、メンデルスゾーンといった音楽好きでなくても、誰もが耳にしたことのあるオーソドックスな曲を聴いてみたいし、そうすることによって、より多くの人がクラッシックに関心を持ってくれそうにも思う。
でも、多分周りの大人が、そうはさせないかも・・・
なんて思いながら、明日から販売開始するのは、ブラジルのカップ オブ プログレッシブ セラード優勝ロット。

奇を衒わない、オーソドックスの極みと言えるブラジルコーヒーをぜひお試し下さいませ。
なお、アプリ会員のお客様には、今夜お試しクーポンが配布されますので、ぜひお得にお試し頂ければと思います。
アプリは、apple、Google各ストアで「カフェ・ヴェルディ」で検索したらDLできますので、まだの方は是非!


