10月に入って、三連休までは好調に推移していた営業成績、三連休後から急に低調になってしまい、昨日は土曜日だというのに、終日余裕のある店内だった。
一夜明けて今日は、モーニングこそ穏やかだったが、午後からは賑わったヴェルディ。
いつもながら、お客様の動向はなかなかつかめないものである。
そんな今日は、ブラジルコーヒーの飲み歩きイベントに参加されている方が3組ほどお越し下さった。
こちらのイベント、10月1日から11月末までの2か月に及ぶイベントなのだが、この半月間、ヴェルディには全くこのイベントに参加されている方はおいでにならず、先日初めてお一人御朱印長のような冊子を持ってご来店のお客様がいらっしゃった状態。
ヴェルディ的には、全く積極的に参加していなかったので、「おぉ、ご来店下さるんだ!?」といった感じだった。
そんな感じだったのに、今日は三組もご来店になったものだから、ちょっと驚いているのだが、今回のイベントは、以前参加したコーヒーホリックのような、同じ豆を全店が使うというものではなく、各々の店のブラジルを飲み歩くというもの。
で、せっかくなので、ヴェルディのブラジルについて、ちょっと書いてみることにした。
ヴェルディで使っているブラジルは、ミナスジェライス州のマッタ・デ・ミナス地域にあるサンタ・カタリーナ農園が作るカツアイ種の豆です。

写真は、カパラオ渓谷で、この渓谷の西側がマッタ・デ・ミナス、東側はエスピリットサント州になります。
東西の山の間にある谷の部分が、州を隔てるラインとなっています。
このあたりは、ブラジルの中でも標高の高いエリアで、1,000~1,300mのブラジルにしては高地にあたります。

この渓谷を眺めながらの朝食は最高!

話を元に戻して、このサンタカタリーナ農園というのは、5世代130年に渡る歴史ある農園で、現在は5代目となるヴィセンチ・ファリア氏が農場主を勤めています。

ヴィセンチ氏は、良質なコーヒーを作ることに大変情熱を持っており、ヴェルディで使用しているカツアイ種の他にも、パカマラ種やゲイシャ種の栽培にも意欲を見せ、一つの農園の中で、ナチュラルからウォッシュト、パルプドナチュラル、アナエロビックと、多岐にわたる挑戦をしています。

午前中に農園を回ると、険しい山間部で手摘みをして収穫をしている女性たちに出会えます。
収穫した豆は、その場で選別して、完熟した豆だけがヴェルディが使用しているロットとなって日本に入ってきます。

ヴェルディでは、ヴィセンチ氏の情熱と人柄に魅了された店主が、2018年以降このサンタカタリーナ農園の豆を使っています。

大きな農園にも関わらず非常にフレンドリーで家族的な雰囲気。
店主が訪問したときは、「コーヒーを淹れて飲ませてくれ」とせがまれ、精選したてのコーヒーを淹れることに。

ヴィセンチ氏が作るコーヒーは、まるやかな口当たりで、甘みのあるナッティーな味わい、クリアな後味の「The American coffee」といった感じです。
強い個性があるわけではなく、スーッと喉を通過するマイルドコーヒー。
一日に何杯でも飲みたくなるのが特徴です。
今回のブラジルコーヒー飲み歩きイベントに参加されている方はもちろん、普段はブラジルを飲まない方も、ぜひ一度ヴェルディのブラジルをお試し下さいませ。
カツアイ種
ムンドノーボ(ブラジルで発見された、ティピカ種とブルボン種の自然交配品種)とカツーラ(ブラジルで発見された、ブルボン種の突然変異種)を掛け合わせたもので、樹高は低く、生産性が高い品種。
ブラジルでは高いシェアを誇るブラジル産コーヒーの代表的な品種。


