実は、先日59歳の誕生日を迎えてしまった。
もう来年は還暦かぁ~
と、思いながら、若いスタッフたちはコーヒー豆の麻袋を解体して小分けにするような作業が体力的にできないと言うから、還暦前のオッサンが全てすることになる。
先日も、テレビのニュースで今の20~30代の若者の体力は、現在の70代の人レベルまで落ちている比率が高いと言っていた。
ってことは、70代よりも若い私の方が、20~30代の人より全然体力あるってことか?体力仕事は若い人にやらせられない時代なんだなぁ・・・
と言うことで、誕生日当日は仕事が終わって夕食をとろうとしたら、牛丼店くらいしか空いていない時間だったので、昨日は久し振りに六甲道までインドカレーを食べに行ってきた。
久々のナジール、注文したのはこちら。

まずは、セットのサラダ。

まずは南インドから、私が最も好きなカレー、マトンチェチナード。

一品は北インドで、ピスタチキン。
ピスタチオって、イランから入ってくるものが多いため、価格がすごく上がっているため、ピスタチオをふんだんに使っているこのカレーは、なかなか高級な一品。

〆は、東インドと言うか、ベンガル系ムスリム料理ともいえるビーフ パヤ ニハリ。

チャイと一緒に、バナナケーキとデーツ。
久し振りのヌーさん。
やはり、このカレーだなぁ。という味わいでした。
カレーリーフを欲しがっていたので、こんど北白川で育てているのを持って行こう。
さて、インドと言えば、ヴェルディでのインド産のコーヒー「インディアAPAA]
を扱っています。
と言うか、開業当初から、ずっと販売していて、ヴェルディでは最深煎りのコーヒーとしてコアなファンのいる一品。
インドと言えば、紅茶と思われている方がいらっしゃると思いますが、実はエチオピア、イエメンからアラビカコーヒーが初めて海を渡った先は、インドの南西部、マイソール地方で、そこからインドネシアへ渡り、当時統治していたオランダが世界に広めていったので、現在皆さんが飲んでいるコーヒーのルーツをたどると、実はインドが源流というものが少なくないのです。
そのヴェルディのインディアは、現在インド南部のカルナータカ州 チクマガロール地区ムディゲレ・タルクという場所にある、クメール・ゴデ農園のものを使っています。
この農園は1021年、イギリス統治時代から続く伝統ある農園で、他の国では滅多に見られない、SL795、SL9、Cauvery, Chandragiriといった品種を栽培しています。
SL795は、「SL」がついているので、ケニアのスコット・ラボラトリーの開発品種かと思われがちですが、インドのバルホナ研究所で、ケント種とアラビカとリベリカの自然交配種を掛け合わせて作られた、あまり他の国では使われていないユニークな品種で、ダークチョコのような深みのある甘さが特徴の品種です。
SL9は、ケニアのスコット・ラボラトリーで開発された品種でしたが、ほとんど普及せず、忘れられた品種でした。
現在、インドのこの農園の他、ペルーなどで少量作られています。
Cauvery(カウヴェリー)は、全でのバルホナ研究所開発商品と言われており、インド以外の国ではほとんど目にする名称ではありませんが、内容的にはアラビカとロブスタのハイブリット品種カティモール種とほとんど同じもので、インドにおけるカティモールの呼び名と言っても良い品種です。
Chandragiri(チャンドラギリ)は、インドで開発された比較的新しい品種で、ヴィジャサルチと、ハイブリッドティモールを掛け合わせたものです。
※ ヴィジャサルチ=コスタリカのヴィジャサルチという町で発見されたブルボンの突然変異種、
標高1,100~1,400mという、ブラジル並みの標高エリアで作られているため、こういったなかなかユニークな品種を使って生産性を上げると同時に、他にはないフレーバーを持つコーヒーを作り上げています。
なお、こちらの農園はレインフォレストアライアンスの認証取得をしています。
カフェ・ヴェルディのインディアは、最深煎りではありますが、重い苦みはなく、しっかりと苦いのに、後味はスッキリとした深みのあるコーヒーです。
ぜひお試しください。


