自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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感謝と挑戦と

2018年8月12日 

毎朝同じ時間に鴨川沿いを歩いていると、平日より週末の方が人が出ていることに気づく。

しかし、今日は逆に普段より少し人が少なく感じたのはお盆休みに入っているからだろうか。

今日は、午前中に一瞬激しい雨が降ったり、一日を通してやや不安定な天気だったが、朝から閉店まで多くのお客様にお越しいただけた日曜日だった。

そんな今日は、Verdi 開業15周年の日。

15年前の今日は、希望に満ちて開店したものの、開店から2時間ほどの間に珈琲をお淹れした相手は、店のデザインをしてもらった設計士の方と、施工会社の責任者、そしてこの店が入居しているテナントの大家さんだけだった。

今日お越し下さった開業当初からご愛顧下さっているお客様から、「そういえば最初の頃は、あんなサービスもしていましたよね、もうやらないんですか?」ときかれ「さすがにもうアレはできないですね」とこたえたところ、そのお客様曰く「今の店長以下スタッフの皆は、集客に苦労していろいろアイディァを出して頑張っていたころを知らないんですよね」と。

たしかに、そのお客様がおいでになり始めたころは、閑古鳥が巣くっている状態の時間が多かった。

そんな開業当初、すでに京都の代表的な自家焙煎店として名をはせていた六曜社地下店の奥野さんと話していた時、ある店の接客に話が及び、私が「あの店の接客って、本当に丁寧ですよね」と言ったら、奥野さんが「確かに丁寧だけど、何年か前までは従業員の『有難うございました』には本当に気持ちが入っていたんだよね」とおっしゃっていたことを思い出した。

開業当初の Verdi は、一人一人のお客様に、本当に心から『有難うございます』と言っていたように思う。

はたして今はすべてのお客様にすべてのスタッフが心から『有難うございます』と言えてるだろうか。

開業して15年、ここまで続けてこられたのは、多くのお客様のおかげであることに間違いはない。

しかし、多くの方が Verdi のお客様になって下さったということは、おこがましいかもしれないがお客様にご満足いただける商品とサービスを提供できていたからとも言える。

開業当初を知らないスタッフにとっては、お客様がおいでくださることが当たり前と見えていないだろうか。

お客様が、わざわざご来店くださって、お代を払って珈琲をご注文下さるということは、本当に有り難いことであるということ、そして、今目の前においでになるお客様が、再びお運びくださるには、ご満足いただけるだけの商品とサービスが提供されていないといけないということをスタッフ全員が自覚しているだろうか。

開業当初、集客に苦労したこと以上に、今のスタッフが心からそのことを思い実行してもらうことは難しいかもしれない。

しかし、次の5年・10年を目指す中で、今最も注力しなくてはならないのは、その部分ではないかと切に感じている。

 

これまでの15年間、本当に有難うございました。

そして、次の5年・10年に向かって、いろいろな意味でチャレンジし続けていく Verdi でありたいと思います。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

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