自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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verdi マスターの投稿

喉も足も疲れますねぇ

2021年6月8日 

昼間は真夏の暑さだが、朝はけっこう気持ちの良い今日この頃

これで熱帯夜とかになってきたら辛いなぁ・・・

さて、芸大店では新型コロナの感染防止策として、全テーブルにアクリルの仕切り板を設置している。

せっかくなので、アクリル板にPOPもつけたりして。

で、レジカウンターにも金銭授受用の開口部のあるアクリル板を設置しているのだが、ただでさえマスクをしていると声がこもって聞こえ辛い上、アクリル板で仕切られていると、よほど声の通る人でない限り何をおっしゃっているのか聞こえないことが多い。

そこで、会議用と書かれている小型スピーカーを購入してみたのだが、説明によると会議などのときに利用できるようマイク内蔵ということだったのに、どうやらそれはオンライン会議のことのようで、実際には別にマイクをつながないといけなかったらしい。

そこで、昨日は閉店後にてくてく歩いてヨドバシへ。

京都タワーが紫なのかピンクなのか、ともかくスゴイ色だった。

ピンマイクを購入して、いざつないでみたが、残念ながらマイクの音声がスピーカーから流れることなく撃沈。

でも、ヨドバシの店員さんが「もしうまく接続できなかったら返品に応じるので、また来てください」と言われたので、今日もヨドバシへ。

今日は、小型スピーカーも持参して行ったのだが、どうやらこれはBluetoothで接続しないと上手く行かないらしい。

そのBluetoothマイクはというと、だいたいが3万以上!

用途を言ったら、ハンズフリー拡声器ではどうかと言われて、そちらを見たら4,000円ほど。

そんなわけで、ハンズフリー拡声器を購入して帰宅。

レジでの会話の折、お客様の声が聞こえにくいということは、こちらの声もお客様に聞こえにくいということなので、どうしても大声で接客しなくてはならなくなる。

ランチタイム中ずっと大声でレジを打っていたら、だんだん喉も痛くなってくるし、何度もヨドバシまで歩いて行っていると足も疲れてくる。

ハンズフリー拡声器のおかげで、休み明けからは平和な接客ができそうである。

知らなくてもいい珈琲の話-その19【コーヒーの品種-3】

2021年6月6日 

前回は、ティピカ種について書きましたが、今回はティピカ種から派生した品種について書いて行きたいと思います。

ものすごくアバウトなコーヒーの品種系統図は、前々回載せましたが、もう一度こちらに載せておきます。

アラビカ種は、大きく分けて「ティピカ系」と「ブルボン系」に分類されます。

それ以外ですと、エチオピアで生産されている豆(エチオピア在来種)と、今回ヴェルディでも取り扱っている【イエメニア】になります。

そんな中で、今回はティピカ種の系統について説明します。

「全てのアラビカ種は、元をたどればティピカに行きつく」と言われるほどなので、下手をすると数百種類がティピカの系統になってしまうのですが、今回はヴェルディでも取り扱った豆や、けっこう源流に近い豆などだけに限定して説明します。

今回取り上げる豆の部分だけを切り取ると、このようになります。

ティピカとブルボンの交配でできたムンドノーボは別途説明するとして、まずはジャワから説明したいと思います。

【ジャワ】

JAVAと表記することから「ジャバ」と呼ばれることもあります。

由来

エチオピア~インドネシア・ジャワ島

1699年、オランダがインドのマイソールからジャワ島へ持ち込んだものが起源とされます。

DNA解析によると、エチオピア在来種と多くの面で一致していることから、ババ・ブーダンが持ち出したものが祖先と考えられます。

その後、このジャワ島の種子がヨーロッパへ渡り、1913年にドイツ宣教団によってカメルーンへ渡ります。

そこで、この品種が持つ炭疽病への耐性が注目されました。

ニカラグアのリモンシージョ農園(ヴェルディ取り扱い豆)が作っている「ジャバニカ種」は、カメルーンからニカラグアへ渡り、長らく栽培されていなかったものをリモンシージョ農園が作り始めたものです。

木および豆の特徴

木の高さは中規模程度で発芽後3年ほどで収穫できる。

豆のサイズは大きく細長い、俗にいう「ロングベリー」

収穫量は少な目で生産性は悪い。

炭疽病、さび病への耐性はあるが、線虫には弱い。

風味

フルーティーな酸味があり、やわらかい果実系の風味が特徴。

【マラゴジッペ】

● 由来

エチオピア~オランダ~ギアナ ⇒ ブラジル

1870年にブラジルで発見されたティピカ種の突然変異品種です。

バイーア州のマラゴジッペというところで発見されたことから、地名が品種の名称となりました。

● 木および豆の特徴

マラゴジッペの特徴と言えば、何と言ってもその大きさです。

コーヒーの生豆を見たことがない人でも、その大きさは他と違うことが分かるほど。

当然、木や枝ぶりも普通のティピカより大ぶりですが、生産性が悪いことが最大のネックです。

ただ、大きい割には病害虫に対する耐性が低く、特にさび病には非常によわいため、さび病の流行があるといの一番に被害を受ける品種でもあります。

● 風味

大粒なので味の方も大味かと思いきや、存外にマイルドで口当たり良く甘みもある良質な味を持った豆です。

そんな生産性の悪さを補うため、パーカス種と掛け合わせた「パカマラ種」が近年多く栽培されるようになっています。

次回もティピカ系の品種について説明いたします。

梅雨だったんだ

2021年6月4日 

今朝は雨の音で目が覚めた。

なので、朝のウォーキングはお休み。

昼間はけっこう激しく雨が降っていたこともあり、お客様の少ない一日になってしまった。

が、閉店のころには雨も上がり、街中の方に配達のご依頼を頂いたこともあり、朝歩けなかった分、夜はけっこうしっかり歩いてみた。

帰宅して、マンションの踊り場から西の空を見たら、なかなか綺麗ないろだった。

急いで鴨川へ出て西の空を見てみたら

この色に空が染まることって、微妙な湿度のバランスが必要なのでそうそうはない。

橋の上から見る南の空も美しかった。

もうすっかり暗くなったが、河原町御池から市役所を見たら

けっこう暗いけどいい感じだった。

昨年の夕方の写真などを見ると、こういう濃いピンクとブルーが合わさった空って、梅雨時の雨上がりによくあるみたい。

夏日が続いて、もうすっかり夏になった気分だったが、まだまだ梅雨だったんだなぁ・・・と、実感する夜のウォーキングだった。

やせられない

2021年6月3日 

先週あたりは昼間夏日でも朝は涼しいということが多かったのに、今朝は朝から涼しさを感じなかった。

そんな夏が近づいている中、芸大店ではメニューの改廃に追われている。

12日から販売開始予定のプレートには、スフレカップに入ったプリンを付ける予定なのだが、どうもそれが上手く行かず、ここ数日は試作を重ねているところ。

それ以外にも、レモンケーキの品質改良など、すでに販売している商品のブラッシュアップも含めると、なんだかこのところ毎日スイーツの試食をしているような気がする。

で、今日も閉店後にみんなで試食。

みんな同じ量を食べているはずなのに、女性社員は太らない。

でも、私はちょっとお腹周りが気になり始め、落としたいと思いつつもなかなかやせられない。

そんなわけで、お客様の「美味しい」のためにわが身を犠牲にしている私。

ヴェルディ芸大店のフードは、日々進化しております。

ぜひお召し上がりくださいませ。

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