自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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verdi マスターの投稿

新春ブレンド与太話

2023年1月2日 

今日も下鴨で開店から閉店までカウンターに立たせて頂いた。

そうしてカウンターに立っていると、コーヒーをお召し上がりくださるお客様の反応を見る機会も多い。

限定販売の「新春ブレンド」をご注文下さるお客様も多くいらっしゃるが、お召し上がりになった後、豆をお求めくださると、気に入って頂けたのだと分かるし、豆をお求めにならないまでも、一口飲んで一緒においでになっている方に笑顔で何かおっしゃる姿を見たら、きっと気に入って頂けたものだと分かる。

珈琲屋として、自分たちが焙煎した豆を美味しいと思って頂けることが、私たちとしては一番うれしいことで、そのために何をすべきか日々考えて努力しているわけである。

そんな中、今日は閉店間際にカウンターにお座りになったお客様からこんな質問を受けた。

「新春ブレンドはゲイシャを使っているけど、ゲイシャを使ったブレンドは難しいのだろうか?」というもの。

確かに、ゲイシャは高価な豆なので、失敗は許されないし、カッピングスコアが90点近いものも多くある。

そうなると「90点」という数字が独り歩きして、それをブレンドすることで、90点以下の味になってしまうのではないかという危惧もある。

でも、私の個人的感覚では、カッピングジャッジが点数をつけるのは極々浅煎りのカッピング用焙煎。

その数字は単なるポテンシャルにすぎないわけで、カッピングスコアが90点を超えているからと言って、誰がどのよに焙煎しても素晴らしく美味しくなるかと言うと、そうとは限らないわけである。

であれば、高いポテンシャルを持った豆を上手くブレンドすることによって、単一では出せない新たな美味しさを作り上げることもできる。

ただ、ゲイシャという豆は、他にない風味を持っているものの、それは非常に繊細なもの。

その繊細な風味を損なわず、むしろ引き立たせつつ単一では出せない風味を作るためには何が重要なのかと言うと、私の場合はブレンドする豆の風味を楽器に見立ててみたりする。

例えば、ヴァイオリンとチェロの中に、いきなりトロンボーンが入ったら、弦楽器の音を殺してしまう。

では、ヴァイオリンとチェロならヴィオラだとまとまるか、と言われたら、確かにまとまるけど面白さはなかったり。

そこで、ピアノを入れたり、オーボエを入れたり、フルートやクラといった木管を入れてみると、まとまりと面白さを両立できるのではないか、とか。

ただ、楽器の組み合わせと同時に、楽譜がどうなのか、というのも大きな問題。

個人的な感覚だと、ゲイシャはハープのような存在。

そこで、今回はハープにヴァイオリンと木琴という組み合わせにした、つもりだった。

スコアは、やはりモーツァルト。

店名がヴェルディだからと言って、ゲイシャのような豆は重厚なヴェルディではなく、軽快で分かりやすいモーツァルトですね。

そんなわけで、今回の新春ブレンド、私としては主役はハープのゲイシャ、そこに寄りそうヴァイオリンはエチオピアのイルガチェフ、そして、邪魔はしないけど主張はしている木琴はブラジルのフルッタメルカドン(今回のフルッタは、前回ほどキャラが強くなかったので、あえて使ってみた)で、モーツァルトの小曲を演奏していると、思いながら飲んで頂けたら、もっと楽しいかも。

以上、分かるような分からないような、新春ブレンド与太話でした。

謹賀新年

2023年1月1日 

みなさま新年明けましておめでとうございます。

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日は一日下鴨のカウンターで珈琲の抽出。

開店の11時からオーダーストップまで、途中ちょっと抽出が止まった瞬間に、一本大満足というチョコレートバーをかじった以外は、ひたすら抽出をさせて頂いた。

6時間半で117杯なので、1時間あたり18杯、約3分20秒に1杯のコーヒーを淹れていた計算になるので、たしかに休む間はなかったなぁ・・・と。

そんな慌ただしくしていた中でも、長く通って下さっているお客様から「久しぶりにマスターのコーヒーが飲めて良かった」と言って頂いたり「やっぱり、マスターがカウンターに立っていると落ち着くね」と声をかけて頂いたり。

この5~6年は、下鴨でコーヒーを淹れる機会も少なくなっているが、そう言って頂けると有難いもの。

明日と明後日も、下鴨に出勤予定なので、しっかりとお客様にサーヴできるよう頑張ろう。

一年間有難うございました。

2022年12月31日 

早いもので2022年も大晦日。

本当にあっという間の一年だったように感じます。

長く続いたコロナによる閉塞感も、今年は少し緩和されて、私も久しぶりに産地訪問をすることができました。

そして、営業面でも前2年は暗中模索という状態で、「明けない夜はない」と言うものの、本当に光はさすのか?と思うような日々だったところ、やっと光明が見えてきた一年でした。

芸大店は、28日に今年の営業を終えましたが、下鴨本店は年末年始も営業中。

私も昨日・今日と久しぶりに下鴨のカウンターに立って、多くのお客様にコーヒーを淹れさせていただきました。

今日も閉店までカウンターに立つ予定でしたが、有難いことに芸大店の営業最終日ににたくさん作って下鴨へ持って行ったプリンが、残すところ僅かになってしまい、元旦に提供する分がなくなったので、夕方には芸大店へ行ってプリンを作るという予想外の一日。

大晦日の慌ただしい中でも、豆をお求めに、また店内飲食にご来店下さった多くのお客様に心から感謝申し上げます。

さて、来年はついにヴェルディも20周年。

日本では成人年齢が18歳に引き下げられましたが、感覚的にはやっとヴェルディも一人前と言える年齢になろうとしています。

名実ともに一人前の珈琲店になれるよう、来年はより一層頑張っていきたいと思います。

店頭では、ヴェルディの月刊紙「カップ オブ モーメント1月号」を配布しております。

1月は現在販売中の「新春ブレンド」に続き、第二弾・第三弾の珈琲豆企画をしております。

詳細はカップ オブ モーメント1月号に書いておりますので、ご来店の際はぜひご覧くださいませ。

今年一年、本当に有難うございました。

来年も、どうぞよろしくお願い申し上げますとともに、皆様にとって来る年が良いものでありますようお祈り申し上げます。

食べおさめ

2022年12月29日 

今日から芸大店はお休み。

本当は、30日まで営業したいところだったが、今日29日は京都芸術大学は、全館を停電にして電気関係の検査が入るため、営業ができないので仕方ない。

私も、久しぶりにお休みを頂いて、用事があったので朝から枚方へ。

夕方に戻ってきて、芸大店へ行き、停電後の冷蔵庫や冷凍庫、その他機器の通電確認。

メール確認をしたら、通販でギフトのご注文が入っていたので、それを芸大店で作って下鴨へ持って行き、夜は今年のインド料理食べおさめに白梅町へ。

今年最後のインド料理は、南インドの定食「ミールス」

デザートについていたグラブジャムンのシロップをチャイに入れて飲むの、好き。

そんなわけで、食後は自宅に戻ってネットフリックスでこれを一気見。

これ、けっこう面白かった。

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