自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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verdi マスターの投稿

近々販売開始したいかも

2022年8月29日 

朝、開店して夜の間店の中にしまっているコーヒーノ木とカレーリーフを外に出しつつ、カレーリーフを見たら、なんだか埃がついていた。

手で払って落とそうとしたら、その埃だと思っていたものが動き始めた。

どう見ても埃にしか見えなかったが、どうやら虫のようである。

いったい何か分からないが、とりあえず撃退しなくては!ということで、キッチンから酢をもってきて、薄めてスプレーしたらどこかへ行ってしまった。

これ、いったい何だったんだろう?

そんなことから始まった一日。

お昼過ぎに、東京で働いている娘の職場の上司の方が訪ねてきてくださった。

少し前は、同じく職場の店長さんもお越し下さり、職場の先輩方に大切にして頂いているのだなと思いつつ、いや、もしかしたら、こんなヤツの親の顔が見てみたいと思われているのかも?と思ってみたり。

とりあえず、全く使えない後輩社員の親がやっている店にわざわざ行こうなんて思わないだろうから、しっかり仕事をしているのだろう、と親バカながら安心するのであった。

そんな午後、私はアルバイトのMちゃんと二人で必死にドリップバッグ作り。

この前の土曜日に開催した、焙煎度合い違いの飲み比べのために焙煎したタンザニアの極々浅煎り~深煎り8段階の豆を挽いてドリップバッグに詰める作業。

以前、火力と排煙を変えて同じ色に焙煎した数種類の豆を販売したとき、飲み比べたいけど、自宅には抽出器具が1セットしかないから、何度の淹れなくてはならず面倒だった、というご意見を頂戴したので、今回は手軽に淹れられるようドリップバッグにしようと思ってやり始めてみた。

が、8段階に煎り分けた豆を各々60袋くらいずつなので、約480袋のドリップバッグを作るのは、なかなか大変な作業で、二人で4時間、最後少し他の人にも手伝ってもらって、なんとか詰め終えることができた。

明日以降。通販ページを作って、先日ご参加いただけなかったけど、ぜひ飲み比べてみたいという方にお求め頂けるようにしたいと思う。

ヴェルディのドリップバッグは、通常だと工場で充填してもらい、その際には窒素を入れるので酸化しないようになっているのだが、今回は手詰めだったため、一応脱酸素剤を封入して半年くらいは酸化しないようにしている。

手作業で詰めるための人件費や。脱酸素剤などの費用もかかるので、恐らく8段階に煎り分けたドリップバッグ8袋入りと解説のテキストに焙煎度合いと苦み・酸味の変化を現した画像がセットになって、送料込みの3,000円中盤くらいになってしまうかと思うが、なかなかこういう飲み比べはできないので、ぜひ体験して頂ければと思う。

明日の活力

2022年8月28日 

昨日の日記で、山下も書いていた通り、昨日と今日は京都芸術大学でオープンキャンパスが開催されていたこともあり、午前中から夕方まで満席の状態での営業となった。

そして、昨日の第四回夜話の会は、おかげさまで皆さまとても楽しまれたようで、私としてもこういう体験型の会も今後は増やしていこうと思った。

そんなことを思っていたら、昨夜参加された方から「参加者側から撮った写真です」とメールが届いた。

昨日は、私もけっこうフリーになれたので、動画撮影などしながら解説をしていた。

参加されたほとんどの方が、同じようなアングルで撮影をされていたが、たぶんこんなに色の違いがはっきりしているコーヒーの抽出液を見る機会はないと思うので、お楽しみ頂けて良かった。

そんなセミナーを終えて、ふとヤフーニュースを見たら、「コロナでコーヒー店開業者が増えている」といった記事が載っていた。

自宅で仕事をするようになり、コーヒーを飲む機会も増えたため、コーヒーにより関心が高まり、企業で働くことへの不安も手伝って、自分でコーヒーの仕事を始める人が増えているという内容。

同時に、ある自家焙煎店では、コーヒーについての指導をしているといったことも書かれていた。

昔は、景気が悪くなるとラーメン屋が増える、と言われていた。

フレンチやイタリアン、和食などと比べると、ラーメン店は比較的簡単にできそうに思うということに加え、週に何度もフレンチやイタリアンを食べに行く人は仕事で必要がある場合でもない限り、そんなに多くはいないのではないかと思う。

しかし、ラーメンの場合、週に数回食べるという人も少なくないかもしれない。

そんな親近感から自分でもできると思い、現状の勤めへの不安もあって脱サラして開業する人が増えるというのがその理由。

ある意味、コーヒー店が増えるというのと重なる部分もある。

ヴェルディでも昨夜のような集合型のセミナーや、抽出~焙煎までマンツーマンのセミナーを開催しているが、私の肌感覚としては、そういうセミナーに参加された方は、一杯のコーヒーの舞台裏でどれだけのスキルが必要とされているかを理解して頂いているものだと感じている。

でも、逆を言ったら、コロナでコーヒー屋が増えるってことは、一般的に見ると私の仕事って素人でも趣味の延長で出来るレベルのものだと思われているってことになるし、このコロナ期間中という、まともに修行もできない環境と、短い期間の中でお店が増えるということは、消費者側もコーヒー屋にプロの仕事を求めていないということになる。

20年続けていても、日々新たな発見があるこの仕事、でも長い年月をかけて積み上げてきたことが、周りからは素人が数か月で習得できる程度のものと思われていると解釈できる記事なわけで、読みながらなんだか、コーヒー屋を続けるのがばかばかしく感じてしまった。

でも、周りを見渡したら、コーヒーに限らず多くの業界でプロとは言えない仕事しかしていないのに、それを職業としている人が多いことに気付く。

恐らく、いろいろな分野で、同様のことがおこっているのだろうと思う。

まぁ、SNSやネットの情報を無条件で信じてしまう人が多いご時世、この記事そのものも無責任に書かれているかもしれない。

でも、世の中全体が「プロ」というものに対する畏敬の念を持たない傾向になってきているのは確か、それはもう逆戻りしないであろう。

と、考えることで納得してみた。

そんなわけで、二日間の慌ただしい営業を終え、ちょっと気分的にも嫌な気持ちになったら、スパイスを採って発散しよう!

で、今夜は白梅町へ。

まずは、ヌーラーニセットのサラダ。

疲れた時は、ガツンとスパイスフルなものが食べたくなる。

最近は、チェチナードが多かったので、久しぶりに「マトン ペッパーフライ」

辛さはお任せと言ったら「辛さ4にしました」と。

ちょうど良い感じでとても美味しかった。

〆のチャイとともに、ドバイ産のデーツとコルカタのインドスイーツ。

このデーツがねっとり濃厚で美味しかった。

が、それ以上に、コルカタのスイーツ!ちょっとショッキングな美味しさだった。

これで明日からも頑張れそうです。

ちょっと籠って

2022年8月26日 

今日は、明日までにしなくてはならないデスクワークがてんこ盛りで、どうあがいても店頭に立ちつつ、全てのタスクを終えることは不可能だったので、朝一で2品ほど焙煎の煎り止めをしたら事務所に籠ってパソコンとにらめっこ。

明日から販売を開始するパン28種類ほど(日によって販売アイテムは替わります)を全てレジにマスター登録。

28種類ではあっても、テイクアウトとイートインでは税率が違うので、一つの商品について税率と分類を変えて2回登録しなくてはならない。

その後は、レジのキー登録。

1アイテムにつき、1分×2×29アイテムなので、これだけで、たっぷり1時間仕事になってしまう。

その後も、パソコンに向かいつつ、午後からは配達回り。

戻ったところで再びパソコンとにらめっこ。

つくづく私は単純作業が苦手だと実感した。

そんな苦手な単純作業を終えて、レジに登録したパンの販売。今回は販売するための秘策も納品され、閉店後には店頭に掲示した。

これなら信号待ちしている人でも目に入る。

今までは、店内に入らないとパンを売っていることが分からなかったので、店に入ってもらえない限り売れるはずがなかったが、今回はちょっと目立つように告知してみた。

これでも、チラシ1000枚配布するより安く仕上がるし、恐らくSNSよりも学校へ来る人に対しては認知されやすいと思う。

売れたらいいなぁ・・・

さて、そんなことを言いながらも、ヴェルディはパン屋ではなく珈琲屋。

自家焙煎の珈琲屋だからこそできるセミナーを明日開催。

タンザニアを

1,黄土色になってきたころ

2,1ハゼ直前

3,1ハゼのど真ん中

4,1ハゼ終了

5,浅煎り(ヴェルディ基準)

6,中煎り

7,中深煎り(販売している焙煎度合い)

8,深煎り(販売している焙煎度合い)

で煎り分けて、それをテイスティングして頂きつつ、私が開設をするという、かつて本店で開催していたヴェルディのフルコースセミナーに参加された方くらいしか体験したことのない内容。

おかげさまで、今回は多数のご予約を頂き、もうほとんど席がない状態。

私としても、お客様の反応が楽しみな内容。

ご参加くださった方々にコーヒーをより深くご理解頂けるよう頑張ろう。

ちょっと読書

2022年8月25日 

このところ、下鴨・芸大ともに少し穏やかな時間が流れている感じがする。

特に芸大店は、学校が夏休み中と言うこともあり、ランチがいまいち奮わない。

そんな折、近所にあったベーカリーが閉店したこともあり、「パンは売っていないの?」というご質問を頂くことが多くなった。

開業当初、現在のチュウシュツカウンターの場所にはパンを陳列する棚があり、そこでパンを販売していたものの、売れる数より残る数の方が多いこともあってパンの販売はやめて、抽出カウンターにしたという経緯がある。

しかし、今まではバスを降りて目の前のパン屋さんで朝ごはんやお昼用のパンを購入していた方も多く、そんな方の需要が行き場を失っているかもしれない。

そこで、今週の土曜日から芸大店ではパンの販売を再開しようかと思う。

今回は、告知のための奇策も用意。

せっかくなら売れてほしいなぁ・・・

さて、先日ネットのニュースを見ていたら、WOWOWドラマで池井戸潤さん原作の「シャイロックの子供たち」がオンエアされるという広告が出ていた。

さらに、来年には原作ともWOWOWドラマとも違うオリジナルストーリーに仕立てた映画も上映されるらしい。

WOWOWどらまの方は、そのうちアマプラかネットフリックスで見られると思うので、それまで待つことにして、映画の方はなかなか面白そうなキャスティング。

実は、池井戸潤さんの作品はほとんど読んでいて、恐らく長編で読んでいないのは「MIST」「BT63」と最新刊の「ハヤブサ消防団」と昨年発刊の「民王 シベリアの陰謀」くらいではないかと思う。

そんな中、「シャイロックの子供たち」は、穏やかにつながりつつ最終的には一つの大きな事件が中心となっていくが、基本的には短編集のようなつくりになっていたと記憶していたので、これがドラマ化・映画化されると聞いて少し驚きつつ、どんなストーリーだったか、つい読み返してみたくて本棚から引っ張り出してみた。

なかなかゆっくりと読む時間はないので、夕食後から寝るまでの時間に、ちょっとずつ読んでいるが、けっこうストーリーを忘れていたなぁ、と。

このまま読むのをやめて、ドラマや映画を楽しむことにするか、一応原作を復習しておくか、ちょっと悩みだしている。

そんな池井戸潤さんの作品の中で、個人的にけっこう好きなのは「ようこそ我が家へ」

ちょっと異色な推理サスペンスだけど、たしか東京出張のときに行きの新幹線で読み始めて、出張中に一気読みしてしまった記憶がある。

相葉雅紀と沢尻エリカ、有村架純、寺尾聡に猿之助さんまで出演してドラマ化されたが、個人的には小説の方が好きだったもののドラマはドラマで面白かった。

一方、一番個人的に面白くない、と言うより好きではなかったのは「架空通貨」

江戸川乱歩賞も受賞している推理サスペンスだが、前半はけっこう先が読めてしまう推理劇、後半は単なるホラーという展開で、なんか最後はどうでも良くなってしまった。

これと全く同じ感想を持ったのは、アカデミー賞も受賞した韓国映画「パラサイト」前半はコメディ、後半はスプラッタまがいのホラー。

私の場合、「食」の部分でも、「ちょっとずついろいろ」より「一つのものをしっかり」の方が好きなので、前菜などで、一口程度のものがいろいろ皿にのっているより、しっかり一つのものを食べられる方が好き。

まぁ、そんな個人的好みもあってかもしれないが・・・

そんなわけで、シャイロックの子供たち、結局読んでしまいそうなので、この日記を書いた後は、寝るまで読んでみよう。

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