自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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verdi マスターの投稿

コーヒーチェリーティー

2021年12月23日 

昨日は冬至。

ってことは、これから少しずつ日の出が早くなってくるってことですね。

さて、「コーヒー」は、コーヒーの木に生る果実の種子を煎ったものだが、その除去した果肉と言うか果皮は、通常廃棄される。

その取り除いた果皮を乾燥させたものを「カスカラ」と言い、ヴェルディではそのカスカラを粉砕してサブレに混ぜて焼き「カスカラサブレ」として販売しているが、このカスカラ、単に取り除いた果皮を乾燥させれば良いというものではない。

正直、普通に精製すると奇麗なカスカラは作れないので、脱穀するときに相当気を遣わなくてはならない。

そんなわけで、実はカスカラ1キロの価格、ブルーマウンテンと同じくらい高価だったりするが、そんな高価なカスカラは、ポリフェノールの含有量が赤ワインの10倍もあるスーパーフード。

そのカスカラ、イエメンでは「キシル」を呼ばれて茶のように湯に浸して飲まれており、コーヒーよりも人気が高い。

で、カスカラサブレを作るときに仕入れたカスカラは、量が少なかったため飲用には回せなかったが、今回大量に仕入れられたので「カスカラ茶」として販売することにした。

味の方は、ほんのり甘酸っぱくて、何となくリラックスできるアロマが特徴。

カフェインの量も少なく、抗酸化作用のあるポリフェノールがたっぷり入ったカスカラ茶、本日より京都芸術大学店で販売開始。

よろしければお試しください。

牡蠣の季節

2021年12月21日 

今日は下鴨、芸大ともにお休みなので、私も心置きなく休める日。

だったが、朝から打ち合わせなどが2つ入っていたので、朝だけ少しゆっくりして、ジャケットを着てお出かけ。

帰宅したら、ちょっとビデオなどを見てから、パソコンを持って外でコーヒーを飲みながらお仕事。

で、そのまま白梅町へ行ってみた。

まずは、ヌーラーニセットのサラダから。

今日はコレを食べようと思っていた「オイスターペッパーフライ」

主食はもちろん「ごはん」で。

教子さんと話していたら、ペッパーフライを注文して、主食はライスが合いますと言っても、ナンで食べる人が多いとのことだったが、このカリーは本当にごはんで食べないともったいない。

じぇ~ったいにナンとは合わないので、もし万一、何かの間違いで「インド料理=ナン」などという完璧に誤った認識でこのカリーを注文してしまった場合、認識を改めて、ごはんで食べて頂きたい。

ごろっと牡蠣!

今日は、辛さをおまかせにしたら「辛さ4」で作ったということだった。

私も注文時に「3かもしれないけど、4がいいかもな」と思っていたが、やはりコレは辛さ4が正解だった。

ココナツファインの甘みとカレーリーフの酸味に、バシッとした辛さが絶妙。

〆のチャイ

こんどは、オイスターディルだな。

ごちそうさまでした。

NHKありがとう!

2021年12月20日 

そろそろ薄手のジャージ上下では朝が寒くなってきた。

さて、今日は完全に私の趣味の世界なので、オペラに興味のない方はスルーしてください。

先日、Amazonで中古のDVDを注文した。

グノー作曲 ファウスト

1973年9月9日と12日、NHKホールでのライブ録画。

今から50年前に、NHKがイタリアからソリストと指揮者、演出家などを呼んで、N響と日本の合唱団で上演するということをシリーズ化していたようである。

今では、ミラノ・スカラ座やウィーン国立歌劇場など海外の一流オペラハウスの引っ越し公演が珍しくないなか、まだまだオペラが浸透していなかった時代の日本に、当代一流のキャストを呼んで、しかもソリスト以外は日本のオケとコーラスで上演するなんて、スゴイことだったというのは想像に難くない。

そんなある意味記念碑的とも、歴史の1ページともとれるDVD、ともかく歌手の名前を見て、何が何でも聞きたくて購入。

ファウスト役のアルフレード・クラウス、マルガリーテ役のレナータ・スコットという当時のイタリアオペラで唯一無二の存在が、よくもオペラ未開拓の日本に来てくれただけでなく、手を抜くとヤバいスカラ座の舞台でもないのに、この上なく見事に歌い上げる様は、鳴りやまぬ拍手がその素晴らしさを物語っている。

そして、やはり素晴らしいのは、ニコライ・ギャウロフのメフィストフェレス。

実は、ギャウロフの正体は悪魔メフィストフェレスそのものだったのではないかと思うほど、古今東西これ以上のメフィストフェレスはいないと思う。

ちなみに、私の愛聴盤はプレートル盤とボニング盤。

好きな曲は、だいたい5~6枚持っていのだが、やはり3枚組のグランドオペラともなると、そんなにたくさん揃えられず・・・

で、その2枚、両方ともBsにはギャウロフを配している。ボニング盤は1966年の録音で、このときのギャウロフはまだ悪魔になりきっていない、とても上手なバスという感じだったが、1978年録音のプレートル盤では、憎たらしいほどの悪魔ぶり。

12年の歳月をかけて、役を完璧に自分のものにしたのかと思っていたが、このDVDに聞くギャウロフは、目をつぶって聞いていたらプレートル盤と間違うほど、すでに完璧なメフィストフェレスだった。

ボニング盤のジャケット

ボニング盤は、コレルリが素晴らしく、またサザーランドのマルガリーテが初々しい乙女っぽさを出している。

プレートル盤のジャケット

プレートル盤は、ギャウロフの境地を是非聞きたいが、ドミンゴとフレーニというこの時代としての最高キャストは見事のひとこと。

でも、でも、この2枚を聞いた後に見たNHKホールのライヴ。

これは、本当に「よくぞこんなものを録ってくれた!」と感嘆するDVD。

終幕の前半に展開されるバレエ、まだオペラ以上に当時バレエはマイナーな芸術だったという感は否めないし、ヨーロッパの一流オペラハウスと最も差を感じるのは合唱の部分ではあるが、それを差し引いても余りある素晴らしい舞台。

主役の3人だけではなく、ジーベルもヴァレンティンも聞き惚れてしまった。

ワイド画面でもないし、画質はブラウン管品質だし、録音も今のデジタル技術と比べられるはずもないが、そんなことを超越した歴史的名演が、まさかのNHKホールライヴ。

まだ私もやっと幼稚園という年齢のころの演奏なので、見に行けるはずもなかったが、もし、その場にいたら涙をぬぐうことすら忘れスタンディングオベーションをしていたことは間違いないと思う。

本当にNHKさん、有難う!と感じるDVDだった。

来週あたりから

2021年12月19日 

今朝は寒かった。

先日から、一部のお客様にはご試飲いただき、ご好評を得ている飲み物がある。

カスカラ茶!

「カスカラ」とは、コーヒーチェリーの果皮を乾燥させたもので、風味は甘酸っぱいハーブティーのような味と香り。

コーヒーは、チェリーの中の種の部分だが、そのはぎとった果皮と果肉は廃棄されるのが一般的。

ただ、普通に精製したものだと、衛生上の問題もあっておそらく飲用には適さないため、カスカラにはならない。

もし、普通に水洗式で取り除いた果皮をそのまま乾燥させてカスカラにするのであれば、けっこう安価にできるのだと思うが、飲用に耐えうる状態で精製するとなったら、かなり作業的には面倒なことだと思う。

そんなこともあって、カスカラのキロ当たりの単価はブルーマウンテンに勝るとも劣らない高価なもの。

現在ヴェルディでは、カスカラサブレに使っているのだが、これを店内飲食やお茶として(葉っぱではないので茶葉とは言えないが)販売するかどうか迷ったが、お召し上がりになった多くの方が「メニューにあったら飲みたい」と言ってくださっているので、来週の水曜日から、まずは京都芸術大学店で販売開始しようと思っている。

でも、このカスカラ、美味しいだけではなく、ポリフェノールは赤ワインの10倍!

「モカ」で有名なイエメンでは、コーヒーといえば、むしろこのカスカラのことを差すほど(ちなみに、イエメンでは【キシル】と呼んでいる。)で、豆よりも果皮の方が高いほど。

そんなわけで、カスカラティーをお試しになりたい方は、水曜日以降に芸大店へ是非!

実は、今後数か国のカスカラを選べるようにしようかとも思っていたりする。

どうぞお楽しみに。

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