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カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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知らなくていい珈琲の話-その26【コーヒーの品種-8】

2021年8月3日 

現在流通しているコーヒーの品種は、大別して3つに分けられることから「3大品種」と言われています。

それは、

1,アラビカ種:酸味・香りが良く、様々なキャラクターがある高級品種

2,ロブスタ種(カフェフォラ):酸味はほとんどなく、深めに煎ると苦みと独特の重い油脂系の香り(通称ロブ臭)がする普及価格帯品種

3,リベリカ種:アフリカ中南部を中心として流通している普及価格帯品種。酸味・香りには多くを期待できず、やや重い苦みが特徴。

そして、これとは別に

4,ハイブリッド品種:上記1~3を掛け合わせて作られた新品種

というのが、第四の品種として流通しています。

今回は、それらハイブリッド品種について個別に説明していきます。

● ハイブリッドティモール

1920年代、ティモール島の農園で発見された自然交配によるハイブリッド品種第一号。

それまでアラビカ種とカネフォラ種は自然交配しないと考えられていましたが、その一般論を覆し、ティモール島のアラビカ種を栽培する農園で発見されました。

ただ、これはたまたま染色体数が変異したロブスタ種と近くで栽培されていたアラビカ種が自然交配して誕生しました。

このハイブリッドティモールは、アラビカ種との交配が可能であったため、その後のハイブリッド品種の母体となり、多くの品種を排出することになります。

● カチモール

ハイブリッドティモールとカツーラの配合種。

1959年にポルトガルで作られたハイブリッド種です。

さび病に対する耐性がある上、成熟が早く生産性も高いことから、コロンビアやブラジルで多く栽培されるようになりました。

(ブラジルでは、土壌との相性が良くなかったため、ヴィザサルチとティモールの配合種サルティモールが普及した)

比率としては、ロブスタよりもアラビカの方が高い(1:2)ため、生産性の高いアラビカ種として世に出てみたものの、やはり風味特性は純粋なアラビカより弱いため、生産性の高さから南米のシェアは上げたが、品質は下げたと揶揄されることも多いのが実情です。

● その他のハイブリッド

コロンビア:カチモール同様、ハイブリッドティモールとカツーラの配合種で、コロンビアで1988年から生産され始めました。

カスティージョ:カチモールの中からセレクトされた品種で、2005年にコロンビアで生産が開始されました。

上記2種は、それぞれ「コロンビア」「カスティージョ」の前に「カチモール」をつけて、カチモールの亜種であることを謳うこともあります。

● ジャクソン

リベリカ種とブルボン種が自然交配によってできた新品種に、もう一度ブルボンを掛け合わせて、風味特性を向上させたハイブリッド品種。

ハイブリッドと言うと、ロブスタとアラビカの掛け合わせがメインですが、ジャクソンは珍しくリベリカとの掛け合わせ品種です。

ブルンジやルワンダで多く栽培されています。

ハイブリッド品種は、産業としてのコーヒーを支えてきましたが、近年のスペシャルティブームもあり、その存在に対して批判的な意見も耳にすることが多くあります。

しかし、コーヒーを産業としてではなく、自然の一部として捉えたとき、一般的には交配しないはずであったアラビカとロブスタが染色体数の変異という過程を経て自然交配したという事実には、生命の凄さを感じずにいられません。

そんなハイブリッド品種、毛嫌いするだけではなく、ブレンドに少し入れるだけで、けっこうブレンドが安定したりすることもあります。

バイオリンが主旋律を担当している曲では、高音域こそ素晴らしい音色だと思われていても、コントラバスがしっかりとベースを守っているからこそ、全体のハーモニーに調和が生まれるのと同じかもしれません。

しかし、残念ながらヴェルディではハイブリッド品種を扱っていないので、飲んでみたい方は他をあたっていただければ幸いです。

久し振りのピーク

2021年8月1日 

昨夕の雨はすごかった。

もう、外は真っ白で時折ゴロゴロっと鳴ったと思ったら、激しい稲光。

でも、今朝の鴨川はさして水嵩が上がっているわけでもなく、水たまりもそんなにできておらず・・・

川端通より東は激しかったのに、もしかしたら川端よりも西は、さして降らなかったのか?

いや、そんなはずはないのだが・・・

とりあえず、一雨あったからか今朝はちょっと涼しかった。

でも、開店のころにはもう暑くなっていた。

さて、今日は芸大でオープンキャンパスが開催されたということもあり、お昼前から2時ごろまで、本当に久しぶりにピークと言えるピークタイムだった。

コロナが流行りだしてから、卒業などでアルバイトスタッフが退職した後、全く採用をしていなかったこともあり、コロナ前のピークの時同様のお客様がご来店になったら、正直言って全員出勤でも人が足りなかったりする。

でも、蔓延防止措置も出て、今日のような学校のイベントがなかったら、また人員過多になってしまうため採用もできないし。

ヴェルディに限らず、恐らくほとんどのお客様商売をしているところは、目まぐるしく変わる外的要因に翻弄されて、対応が難しい状態だと思う。

とりあえず、凌いでいかねばですね。

そんなわけで、今日は久し振りにコロナ前のピークのようなあわただしさで、今夜核予定だった日記の内容精査をする余裕がないため、「知らなくていい珈琲の話」は明日書きます。

SNSを見ていたら、今日から営業時間を20時までにするお店や、お酒の提供をやめると告知するお店、中にはお休みすると言っているお店もあり、どこも大変な中、なんとか店の存続をかけて頑張っているのだと思う。

ヴェルディもなんとか頑張っていこう。

気をつけよう

2021年7月30日 

このところ、毎朝目覚ましのアラームがなる1時間半前の4時に目が覚めていたので、歩きはじめる時間も1時間ほど早かったが、今朝は久し振りに目覚ましがなるまで寝てしまった。

まぁ、目覚ましがなるまで寝てしまったという言い方が正しいかどうかは分からないが、久しぶりにアラームの音を聞いたもので。

そんなわけで、久しぶりに6時前に歩き始めたら、けっこう多くの人に「久しぶり」と言われた。

やはり、毎朝挨拶する人がいるということは良いものだと実感した。

で、このところ7時半には店に入っていたが、今日は7時半に自宅を出て、東大路の東一条、つまり京大正門に行く道というか、吉田神社参道手前の交差点と言うか、ともかくその交差点へ差し掛かった時、交差点の南東あたりに屋根に赤色灯を載せたワゴン車がとまっていて、青いツナギを着てヘルメットをかぶった人たちが5~6人、折りたたみいすに座って待機している。

少し先の点滅信号あたりには、レーダーの機械が鎮座して、そのうしろにはポロシャツ姿の帽子をかぶった男性が・・・

朝の7時半から、しかも、こんなところで!?と思っていたら、恐らくレーダー探知機をつけているのだろう、百万遍あたりから北上してきた車が急にスピードを落とした。

すると、その後ろから短パンにTシャツ、半帽メットを後頭部にたらしている若いお兄さんが運転する原チャリが、スピードを落とした乗用車の後ろからフルスロットルで追い越してきた。

すると、スピードを落とした優しい乗用車の人が、パッシングして軽くクラクションを鳴らしたものの、それを無視してさらに加速。

ドアミラーで後ろを見たら、赤い逆三角の旗を持ってヘルメットをかぶった青いツナギの人たちが道路に飛び出していた。

恐らく60キロは出ていただろうから、原チャリだと一発免停、罰金6~7万円。

夏の交通安全運動が始まり、あちこちでネズミとりも行われているし、踏切近辺にはパトカーが待機している姿もよく見る今日この頃。

この時期、特に道が混んでいるわけでもないのに、前の車が急にスピードを落としたら、ちょっと警戒すべきかもしれない。

さて、そんなちょっと可哀そうな若いお兄さんの姿を目にした一日のスタートだったが、おかげさまで今日もたくさん焙煎しなくてはならず、午前中はひたすら焙煎機の前でハンドピックと煎り止めの繰り返し。

そして、サンプルも焙煎して、次に仕入れるエチオピア・イルガチェフのウォッシュドを検討。

同じエチオピア・イルガチェフと言っても、もう少し狭い範囲での地域が変わると、味も随分違ってくる。

今回は、「ゴティティ」「ドゥメルソ」「チェレレクツ」の3集落のものをチェックして、香りのゴティティ、甘みのチェレレクツという感じだった。

ドゥメルソはバランス良いものの、個性に欠けた感じだったので、今回は見送り。

さぁ、どっちりしますかねぇ・・・

そんなわけで、来年までのエチオピアも良いものをしっかり1年分確保すべく、明日もう一度チェックしてみて決められたらと思う。

秋風吹くまでに

2021年7月29日 

朝日がまぶしい今日この頃

朝の天気予報によると、今日は降水確率50%だったが、昼頃に少し雲行きが怪しくなったものの、怪しいだけで終わってしまった。

梅雨時は、雨が続くとお客様の足が鈍って困ると思っていたが、こう晴れて暑い日が続くと、ちょっと雨でも降ってほしくなる。

人間わがままなものである。

さて、暑いとなかなかスイーツも売れず、アイスコーヒーのご注文ばかりになってしまうが、売れないとぼやいていても仕方ない。

涼しくなったときに、お客様に美味しいお菓子を提供できるよう、このところ連日焼菓子の試作を繰り返している。

アフガニスタン産の生アーモンドを使った小さめサイズのタルト。

二人で食べたらちょうどいいくらいのサイズだが、一人でもぺろっと行けそう。

パウンドケーキ(バナナケーキ)は、パティシエールの松尾が試作を繰り返して完成させた配合に、私も何回か比率を変えてスパイスを投入。

ふわっと香り、ほんのり爽やかな他にはないバナナケーキができた。

今日は、生地重量を最終判断。

こちらはもうほぼ完成。

そして、ブランデーケーキとコーヒー味のパウンドケーキ。

サブレも2種類。

サブレは、ドリップバッグとのセットで気軽な手土産にもご利用頂けるようにできればと思う。

ただ、コーヒー屋なのでコーヒー味のスイーツと思ってしまいがちだが、どちらかと言うと「コーヒーと一緒に食べたくなる」スイーツを作りたいと思っている。

秋風が吹いて涼しくなり、いよいよ需要期という頃には、コーヒーと一緒にお楽しみ頂けるスイーツが数種類揃う予定。

順次販売開始するので、よろしくお願いいたします。

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