自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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店主のお仕事

有難い

2026年7月6日 

今日は、朝から焙煎機メーカーの方が来てくださって、下鴨店の10kg釜を見て頂いた。

岡山からの出張となるため、日程調整に時間がかかったら困るなぁと思ったが、幸い今日は金沢の方へ出張予定だったので、その途中に立ち寄れるとのことだった。

が、もともとの予定がある中での立ち寄りなので、全体をバラして大規模修繕となったら、出直して・・・と言うこともあり得るので、なるべく簡単な部品交換で終わるような部位の故障であってほしい、と願いつつ見てもらったら・・・

焙煎機には、前方と後方にベアリングが付いているが、後方のベアリングの玉が破損していたらしい。

矢印の部分の空間に、本当は玉が入っていたはずなのに割れてしまったため、正常にモーターが回らなくなり、焙煎機が止まってしまった。

このベアリングを交換して、無事焙煎機が動くようになったので、明日からは下鴨で焙煎ができる♪

それにしても、なぜかこういった機械関係は土日に壊れることが多い。

今までも、日曜日の朝に出勤してみたら氷ができていなくて製氷機が動いていなかったり、一番困ったのは、お正月に湯沸かし器が壊れて、寒い中洗い物をするときにお湯が出ないという苦行を強いられたり。

今回の焙煎機も、やはり土曜日に動かなくなり、ピーク日に私が半日北白川へ行かねばならないことになった。

でも、焙煎機メーカーの方に、昨日の閉店後に土日の状況をメールしたら、夜遅くに電話をかけてきてくださって、具体的な音や動かない部位を確認して下さった。

焙煎機に限らず、厨房機器の施工をお願いしているところの社長も、何かトラブルがあったら、休みの日など関係なく、細やかに対応して下さる。

今回も、焙煎機メーカーの方は、京都に立ち寄らなくて良ければ、もっとゆっくりと移動ができたであろうに、急遽予定を変更して立ち寄って下さったおかげでなんとかなった。

しかも、昨夜電話をかけて下さったと言うことは、私から状況を聞いて、考えられる故障個所を特定した上で、恐らく今日の朝早くに会社に立ち寄って、必要な部品を調達してから出てくださったのであろう。

こういった方々に支えられて、ヴェルディは20年以上営業を続けられているのだと、改めて有難いことだと実感した焙煎機の故障だった。

コーヒー体験

2026年6月26日 

今日は午後からヴェルディの株主総会。

一応、株式会社であるヴェルディは、毎年決算が終わったら株主総会を開き、決算の承認をしてもらわねばならないのだが、そんな大切な日にもかかわらず、午前中は私も初めてとなる、海外からの旅行者に対するプライベートコーヒー体験の開催を依頼され、ついうっかり受けてしまった。

今日は、海外から訪日された方が、プライベートツアーとして、ご自身の関心のあるジャンル(特に食が多いらしい)について、カスタマイズされた体験を企画する会社から依頼を受け、シカゴからおいでのご夫婦に、京都のコーヒーについてのレクチャーとコーヒー体験をして頂くことになった。

プライベートツアーを申し込まれたご夫婦と、通訳の方。

まずは、昨夜パワポで必死に作った英語表記付きの日本および京都におけるコーヒーの歴史と喫茶文化の移り変わりをプロジェクターで映しながら説明。

一応、英語でも説明を書いていたが、詳細の部分は通訳の方も上手く英訳して下さって、なんとか切り抜けられた。

その後、上の写真のように、ドリッパーが違えば味が変わるというのを体験して頂き、さらにペーパーが変われば味も変わるというのを100円ショップで購入したペーパーとヴェルディで通常使用しているペーパーで抽出して飲み比べて頂く。

そうこうしているうちに、焙煎機の方から煎り止めを知らせるブザーが鳴ったので、せっかくなので焙煎の煎り止めも見学して頂く。

2ハゼが鳴りやまない感じの深煎りが煎り上がり、ちょっと感動してもらえた。

その後、今まさに煎り上がったばかりの豆と、同じ豆で1週間前に焙煎したものの飲み比べや、同じ豆の焙煎度違いの飲み比べなど、最終的に5種類ほど飲み比べをして頂き、仕上げはお二人の抽出体験。

まずは、浅煎り好きのご主人が「毎日自分でドリップしている」とおっしゃるだけに、手慣れた感じでドミニカを抽出。

続いて、深煎りがお好きな奥様が、ペルーを抽出。

奥様は、初めてのコーヒー抽出とのことだったが、上手に淹れられていた。

今回は、北白川焙煎所を午前中貸し切り(一般のお客様は豆の販売だけ)営業にしての開催となったが、「想像していたより楽しくて勉強になった」と言って頂き、ちょっとだけ国際交流のお役に立てたかも。

京都の街を歩いていると、最近は地元民よりも海外からの方の方が多いようにすら感じるが、単に観光地を巡るだけではなく、地元の職人から普通に店で飲食していては体験できないようなことを実現するというプライベートツアーというのを開催する側に立って、難しさと楽しさを私も体験できた。

今回のお二人は、ヴェルディでの時間を堪能していただけたようなので、またコーヒーについてのプライベートツアーをご希望の方がいらっしゃったら、声をかけてもらえたらいいなぁ・・・

と、思いながら、午後はチャキッと気持ちを切り替えて、何とか株主総会を乗り切った。

と言うことで、次は月刊誌の入稿。

頑張らねば。

5年間!

2026年6月3日 

昨日は、台風接近に伴う雨、と言うこともあってか、非常に穏やかな時間が流れていた下鴨店。

一転今日は、朝から多くのお客様がご来店下さって、慌ただしく一日が過ぎていった。

話は変わって、ヴェルディの月刊紙 A CUP OF MOMENT 今月も配布中です。

今月は、6日に「コーヒーの品種」をテーマに夜話の会を開催するため、エルサルバドル産のコーヒーを違う品種で4種類仕入れ、私のコラムではそのうちの3種類について解説しています。

※ 夜話の会は、すでに定員に達しております。

夜話の会終了後から、違う品種4種類のエルサルバドル産コーヒーを順次発売予定なので、ぜひコンプリートして頂きたいと思うのですが、実は月刊紙、今月号で何と60号!

毎月発行しているので、年間12号、つまり60号と言うことは、5年間発行し続けたということで、まぁ、よくもこんなものを毎月毎月出し続けていると、自分でも呆れております。

第1号から10号までは、テキストと写真を全て提供して、この記事を一面、このコラムを終面・・・と、指示を出して編集会社にレイアウトを作ってもらっていたのですが、年末年始などはそういった会社は長期のお休みをとられるため、発行初年度に12月と1月は合弁号を作ることになりました。

編集会社に依頼すると、何かと締め切りに追われることもあり、また、けっこうな費用がかかってしまうのが難点。

で、月刊紙1本を編集してもらう金額があれば、Adobeのコンプリート版のサブスク年間契約をしても余裕でお釣りがくるということもあり、とりあえずAdobeのコンプリート版を購入して、初めてillustratorを使ってみたものの、書店で買ってきたillustratorの本を読むと、絵の描き方なんかは詳しく書かれているものの、紙面編集の仕方は、イマイチ分かりにくかったりして・・・

そこで、当時は芸大内に店があったので、illustratorに詳しい学生さんに臨時アルバイトで家庭教師?をしてもらい、なんとか1か月で紙面編集ができる程度にはなって、11号からは私が編集をすることになり今に至っています。

まぁ、たった4ページとは言え、何を書くか決めて、写真を撮って、文章を考えて、それを決められたスペースに入るよう、言葉を変えたりしながら文字数を整えて、紙面を作るのって、思った以上に大変な仕事だったものの、店頭で手に取って読み込んで下さっているお客様を見ると、それも報われるというもの。

そんなわけで、これからも私が飽きるまでは、毎月発行しますので、よろしければお付き合いくださいませ。

準備しなきゃ

2026年3月29日 

この週末、桜もかなり咲いてきて、鴨川沿いだとか木屋町だとか、ともかく「どこからこんなに人が出てきた?」と思うほどの人出。

↑髙島屋への豆配達途中に木屋町で1枚。

でも、逆に皆さん花見に行ってしまったのか、下鴨で人が並んでいるのは、みたらし団子屋さんくらいな感じ。

2~3月は好調だっただけに、この週末は特に暇に感じてしまった。

しかし、3月も残すところあと2日で、年度末を迎えるので何かと慌ただしい。

さらに、4月からレギュラー商品として「エチオピアン プリンセス」という新しい豆を追加する上、4月からは月替わりで「店主の趣味のブレンド」と言うのも販売開始予定なので、メニューをいじったり、シールを作ったり、なかなか準備が大変な状態。

明日の下鴨定休日は、北白川で一気に作業を進めなくては。

そんなわけで、なんだか暇なような慌ただしいような年度末、気分転換に聴いたのは、お客様からお借りしたこちらのCD

いろいろな曲が入っているが、私のお目当てはサン サーンスのヴァイオリンコンチェルト。

サン サーンス ヴァイオリン協奏曲第3番

シュヴァリエ(Vn) モントゥー指揮 ベルリンフィルハーモニー(ライヴ)

シュヴァリエは、カラヤンの懐刀とも言われたベルリンフィルのコンサートマスターで、若いころにモントゥーにも師事していることから、このコンサートではソリストを努めたのかもしれない。

とにもかくにも、ものすごく前のめりなヴァイオリンで、ライヴならでは、と言うか、これをスタジオ録音していたらヤバイだろう、というレベルの演奏。

モントゥーがベルリンを振るというだけでも、かなり興味深い上、この超前のめりヴァイオリンと言うことで、愛聴盤にはならないけど、面白い一枚で、たまに聴きたくなるかも。

とりあえず、ウォークマンに入れておいたので、また気が向いたら聴いてみよう。

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