自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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店主のお仕事

昨夜は夜話でした。

2026年2月22日 

2月は、だいたいお客様の数が落ち込む傾向にあるのだが、なぜか下鴨店は今月絶好調!

暇だったらカレーでも出そうかと思っていたのに、仕込んでいる余裕がない。

有難いことではあるが、カレーも作りたいなぁ・・・

そんな中、昨夜は今年最初の夜話の会。

今回は、普段よりも早く予約が埋まった。

で、いつもなら、「夜話やりました」といった程度の内容で日記に書いているところ、今回はいつもどんなことをやっているかちょっとだけ公開。

今回のテーマは「グァテマラ・アンティグア」だったので、まずはグァテマラについての情報など

グァテマラコーヒーの生産地や、生産者の情報などをプロジェクターを使って資料をご覧頂きながら一通り説明。

グァテマラって、小規模・零細農家が全体の96%もあるのに、生産量の比率だと、大規模農園と中規模農園で全体の56%を作っているという、ある意味ちょっと不思議な現象が起こっている国。

輸出相手、実は日本がアメリカ合衆国に次いで2番目に多い。

そして、グァテマラは全体だとコーヒー輸出量第9位ながら、アラビカに限定すると4位の輸出量を誇る国。

といったことを説明した後、現在グァテマラがかかえている問題について。

実は、生産量が年々減少傾向にあり、また1ヘクタールあたりの収穫量も減ってきている。

その理由は、熟練の収穫人(ピッカー)が、北米へ出稼ぎに行ったりで、減っているため慣れないピッカーに頼らざるを得ず、収穫量も減ってしまうということなど、諸々グァテマラが抱えている問題や、今後の方針についてを説明。

同じ時間手摘み作業をしても、習熟度によって収穫量が大きく変わる。

そして、後半は飲み比べ。

ヴェルディで常時出しているグァテマラと、コーヒーホリックで使われているグァテマラに加え、現在の限定コーヒーのグァテマラ(パカマラ種)全てアンティグア産のものを飲み比べて頂いた。

飲み比べた後、焙煎による味づくりについて、スライドで説明したが、そこはやはり有料でご参加下さっている方にしかお見せしないということで、日記には画像をアップしないが、どういった風味をどうやって出していくか等を写真をご覧頂きながら解説。

それにしても、毎回こんなマニアックな内容を聴きに来てくださる方々に感謝。

またこんどは、どんなテーマになるかわかりませんが、よろしかったらご参加くださいませ。

で、片付けを終えたら、けっこう遅い時間になったのと、朝の8時から閉店までカウンターに立って、その後1時間しゃべりまくったら、けっこうお腹が空いてしまう。

そこで、カミさんと一緒に夕食をとった後、普段は滅多に行かないフレスコに入ったら・・・・

なんと、生鮮館では、もう売られていない「バンザイ山椒」が1袋だけあった!

もちろん購入したが、もしかしたらフレスコでは売っているのかも。

またフレスコに行ってみよう。

急遽ブレンド

2026年1月28日 

今日は次の限定コーヒーとなる「ヴァレンタインローズ」の焙煎。

この豆は、ダブルファーメンテーションによって薔薇の香りがするコーヒーなのだが、想像以上に薔薇の香りがして、面白いようなコーヒーではないような・・・

煎り上がった豆を試飲用サンプルとして北白川へ届けた後、髙島屋にも豆の配送に行った帰り、北白川から電話がかかってきて「あのコーヒー、新商品のチョコレートケーキと相性が全く合いません!」と。

ともにヴァレンタイン商品なので、このペアリングをされる方も少なくないであろう中、双方の相性が悪いと言うことは困ったもの。

「一度北白川に寄って、チョコレートケーキを食べながら飲んでみてください」と言われたが、私自身もだいたい想像がついたので、下鴨へ戻って倉庫にあるこんど使おうと思っていたコロンビアのスペシャルティを急遽焙煎。

チョコレートケーキとの相性はもちろん、ブレンドとしての味わいも考えて、そのコロンビア豆と、通常のコロンビアと、中深煎りのコスタリカをブレンドしてみたら、これが想像以上に香り豊かでケーキの風味を損なわない、ある種非常に完成度の高いブレンドになった。

そんなわけで、本当は販売予定はなかったのだが、現在販売中のエチオピア・ベンチマジ・ゲイシャの次は【ヴァレンタインローズ】と【ヴァレンタインブレンド】の2つを併売することに。

コーヒー単体で楽しむなら「ヴァレンタインローズ」スイーツとのペアリングを楽しむなら「ヴァレンタインブレンド」

ぜひ二つのヴァレンタインコーヒーをお試し頂ければと思います。

恐らく明後日か週末から販売開始予定。

どうぞお楽しみに!

エチオピア

2025年12月7日 

昨夜は第15回珈琲夜話の会。

今回のテーマはエチオピアでした。

現在、日本に入ってきているエチオピアの豆は、ほとんどがイルガチェフェ産のものですが、エチオピアのコーヒーは、生産エリアによって大きく風味が変わります。

そのあたりを飲み比べて頂きつつ、エチオピアという国についての解説をいたしました。

今回飲み比べて頂いたのは

ジマ・ウォッシュト

ハラー・ナチュラル

グジ・ウラガ・ウォッシュト

イルガチェフェ・ウォッシュト(通常販売品)

の4種類。

現在、中煎りのエチオピアはイルガチェフェ産のものですが、深煎りはグジ・ウラガ。

恐らく来年の春ごろには、中煎りのウォッシュトもウラガになるかと思います。

今回も、定員の15名に、最後にお申し込み下さった方が2名でということだったので、合計16名の方々がお集り下さっての開催。

毎度、こんな私の戯言に多くの方がお付き合い下さって、すごいなぁと思いながら、とりあえず1時間話し続けた昨夜でした。

次回は2月くらいに開催したいと思っております。

テーマは未定ですが、よろしければ珈琲夜話の会、どうぞご参加ください。

楽しみ

2025年12月1日 

今日から12月。

つまり、昨日は11月30日。

11月最後の週末は、土曜日が普段よりも穏やかだったのに対し、昨日はなかなか慌ただしい一日だった。

そして、月末は何かと事務仕事も多いため、なんだかんだで日記も書けず。

一夜明けた今日は、朝から下鴨へ行って、髙島屋と北白川へ持って行く豆を準備してから、北白川で焙煎。

髙島屋へ豆を届けて、その足で山科方面へ。

ヴェルディ京都髙島屋S.C.店のオープニングスタッフとして働いてくれていたアルバイトの Iさんが、間もなくカフェを開業することになったので、業務用のミルや抽出器具などを手配して持って行った。

居抜きで借りたという店舗は、もう少し手を加える必要こそあるものの、かなり出来上がっていて、今月中にはプレオープンをして、来月に本格開店を目指しているとのこと。

京都髙島屋S.C.店では、すでにオープニングスタッフの一人が自分のカフェを開業して、頑張って営業しているので、早くも2人が開業することになる。

私も全力で応援しつつ、こうして元スタッフも頑張っているのだから、私ももっと頑張らねばと思うのであった。

またオープンしたら、きちんと報告いたします。

山科へ行きながら、車の中ではベイヌム指揮の幻想交響曲を聴いていたのだが、さすがに録音が古く音質は荒々しいものの、演奏そのものは非常に素晴らしく、久々に幻想交響曲を聴いて、この曲も面白いなぁ・・・と。

で、帰宅したら再び別の指揮者で聴いてみた。

ドビッシー 海

ベルリオーズ 幻想教協曲

ミンシュ指揮 パリ管弦楽団

1967年11月14日シャンゼリゼ劇場ライヴ

パリ管弦楽団オープニングコンサートのライヴ録音

ミンシュの幻想と言えば、同じ1967年にパリ管とセッション録音したものが有名だが、オーケストラの発足コンサートライヴという貴重な音源故、こちらの持つ緊張感もなかなか素晴らしく、時折響くミンシュの唸り声も録音されている。

ミンシュにとって、幻想は十八番だったこともあるが、聴き比べると全体の音楽の持って行き方などは、ベイヌムに軍配が上がるように感じた。

ただ、録音そのものがイマイチなところもあり、残響がほぼゼロに近いため、各楽器の細かなディテールは聞き取れるものの、もう少し良い音質ならなぁ・・・と思わずにいられない。

そんなことを思っていたら、お客様から「パリのこの劇場の音響そのものが、非常に響かないホールなので、それは録音だけの責任ではなくホールの残響という面もある」と教えて頂いた。

LP時代に私が持っていた幻想は、ストコフスキー指揮のものだったので、ある意味この曲って、新しい録音のものを聞いていないかも。

こんど機会があったら、もうちょっと新しい録音のものも聴いてみよう。

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