今日は、いつもの時間に起きて外を見たら、まだ雨が降っていた。
火曜日は芸大店の定休日なので、とりあえず私も店に行かなくても大丈夫。
ってことで、いつもより1時間半遅れて鴨川へ。
せっかくなので、今日は朝から出町柳~四条を往復してみた。
帰宅して、シャワーをしてから、ちょっと用事を済ませたら京都駅へ。
今日は、新幹線の2階コンコースにある 茶寮 宝泉 さんがリニューアルオープンされる日だったので、カミさんと一緒にお祝いに駆け付けた。
今は、まだ移動の自粛があるため、いつもの京都駅と比べると賑やかさに欠けるものの、この雑踏の中でひときわ輝く落ち着きのある店構え。
店内のしつらえは、すべて日本の素材を使われたそうである。
宝泉堂さんと言えば、最高の素材を使ったお菓子を作られることで知られているが、その素材に込める思いは店作りに至るまで貫かれていて、内装の素材までしっかりと吟味されている。
駅構内と言う落ち着きのない立地の中で、一歩飲食スペースに足を踏み入れたら、そこは全くの異空間、京都を訪れた方、京都から地元にお帰りになる方が、最初に、最後に感じる京都の趣に相応しい内装に仕上がっていた。
冷やしぜんざいが2種類あったので、カミさんと一つずついただいた。
最近、芸大店ではプリンやガトーショコラなど、洋風のスイーツを自家製に切り替えているため、連日試食を繰り返している。
たまにこうして和のスイーツをいただくと、クリームやチョコレートにはない、素材の良さをストレートに感じさせつつ、素朴ながら過不足のない美味しさというものを楽しめる日本という国の凄さを感じる。
そして、こういったシンプルなものが、実は一番難しい。
小豆の一粒一粒に、宝泉堂さんの職人技を感じたひと時であった。
そして、せっかく京都駅まで来たので、千本七条まで行って、すし市場さんで「鉄火丼」を頂いた。
赤身、中トロ、大トロ、中落がたっぷりのった超お値打ち丼!
ここはネタが良いのでお寿司も美味しいが、この丼は京都市内の海鮮丼の中でも最強クラスだと思う。
そんなわけで、スイーツも丼も食べてしまったので、食べたら歩かねば。
ってことで、夜もバッチリウォーキング。
雨がポツポツと落ちていたが、南の空はなんだか朱かった。
で、いつもなら、鴨川沿いを南下して、木屋町を北上するのだが、今朝のウォーキングでは先斗町を北上したので、夜も先斗町を歩いてみた。
先斗町の公園のところから南を見る。 ↑朝8時 ・夜8時の先斗町 ↓
先斗町の公園のところから南を見る。 ↑朝8時・夜8時↓
夜の8時と言えば、書き入れ時のはずだが、天気が悪いこともあるかもしれないが、ほとんど人はいない状態。
やはり、飲食店の中でも、花街のお店と言うのは回復に時間がかかるのかもしれない。