自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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店主の休日

不味くなってほしい?

2025年9月30日 

今日は朝から北白川焙煎所で、今週末に開催する夜話でテイスティングをして頂くためのサンプル豆を焙煎。

今回は、同じ焙煎度合いに仕上げても、火力と排煙のバランスで味は大きく変わるということを飲み比べながら実感して頂くという内容。

開店時間の前に店に行き、まずは通常の焙煎を終えて、今回のサンプル豆を2キロずつ5回転焙煎。

最初は、ヴェルディで出すならこの火力と排煙という模範的焙煎。

その後、火力を強く、火力を弱く、排煙を閉めた状態、排煙を全開の状態と、5回転した。

定休日なので公休をとっている下鴨店の鈴木も駆けつけて、データをとりながら焙煎を進める。

彼女の勉強熱心さと、コーヒーに対する探究心はすごいなと思う。

そうして、5種類を同じ焙煎度合いに煎りあげた。

焙煎度合いが違ったら、つまり、浅煎りと深煎りなら同じ豆でも風味が違うということは、ヴェルディのお客様ならご存じかと思うが、同じ焙煎度合いでも味が大きく違うというのはどういうことか。

今度の土曜日にしっかり説明したい。

で、煎り上がったもののテイスティング。

本当は、不味く仕上げるつもりで焙煎したはずのものまで、「そこそこ飲めるやん」という味。

普通に、安い喫茶店で出てきたら「こんなもんかな」と思っちゃいますね、という感想まで飛び出して、本来なら夜話の会で「これは美味しくない焙煎だ」と思ってもらいたかったものまで、そんなに不味くなく仕上がってしまった。

今月号の月刊紙で、焙煎士を指揮者、焙煎機をオーケストラに例えたのだが、一流のオーケストラなら、ちょっとやそっとでは下手な演奏にはならない、のかも。

週末までに、ある程度味は変わると思うが、ちょっと不味くなっていてほしい。かも。

そんな今日は、月刊紙の入稿を終えねばならないため、まだまだ私はお仕事モード。

ちょっと日付をまたいでしまったが、頑張って早く終わらせよう!

ということで、今週末ご参加下さる方は、どうぞお楽しみに。

ヴェルディ≒パールマン?

2025年9月18日 

今週は第三週だったので、通常だと下鴨店は月火がお休みだったのだが、月曜が祝日のため変則的に火水がお休みになった。

ただ、昨日は商談なども入っていたため、お昼過ぎまでデスクワークをして、午後からは髙島屋への配送と商談など。

そんなわけで、今日は私も久しぶりにお休みを頂いた。

で、実はこのところサン=サーンスがなんだか好きでよく聴いているのだが、最近中古で購入したサン=サーンスの交響曲や協奏曲全曲が収録されているCDのBOXから、ヴァイオリン協奏曲第3番を聴いてみた。

サン=サーンス ヴァイオリン協奏曲第3番

ウルフ ヘルシャー(Vn)

P.デルヴォー指揮 ニューフィルハーモニア管弦楽団

1977年の録音なので、ヘルシャーが35歳のときの演奏ということになるのだが、実は私自身ヘルシャーというヴァイオリニストの演奏は、このCDを聴くまで耳にしたことがなかった。

が、これがスゴイ演奏で、もしかすると何年か後に本人が聴いたら、ちょっと恥ずかしくなるかもしれないと思うほど、少々やりすぎな演奏だった。

で、こういった突出した演奏を聴いたら、他の演奏も確かめたくなるもので、休みをいいことに手元にある他の2枚も聴いてみた。

左:チョン・キョン・ファ(Vn)

L.フォスター指揮 ロンドン交響楽団

右:イツァーク・パールマン(Vn)

D.バレンボイム指揮 パリ管弦楽団

実は、ヴェルディのYouTubeチャンネルの中にある 木の実の塩タルト の動画に使ったBGMは、サン=サーンスのヴァイオリン協奏曲第3番。

けっこう好きな曲なのだが、こうやって改めて3枚を聴き比べるとなかなか面白い。

チョン・キョン・ファの演奏は、音大を首席で卒業した人が、初めてのコンサートで弾いているような、正直演奏者の個性は感じられないので面白くはないが、この曲がどんなものかを聴くには最適と言った演奏。

一方、パールマンは、この曲の良さを引き出しつつ、演奏者の個性もしっかりと前面に出つつ、押し付けがましくはならない感じで、しっかりと技巧も聴かせてくれる。

歌うところは雄弁に歌い、テクニックを聴かせるところは、しっかりと腕を奮う演奏で、パリ管の色彩豊かな音色と、伴奏というものを知り尽くしているバレンボイムのタクトも良い協奏をしている。

この3枚の中では、面白さという点ではダントツでヘルシャーなのだが、38歳にして円熟の演奏を聴かせるパールマンのそれと違い、35歳のヘルシャーは、演奏そのものはスゴイの一言なのだが、ちょっと前のめりになってしまっていて、特に第3楽章のスピード感などは、もう少し落ち着いてもよさそうな感じ。

3枚を聴きながら、ヴェルディのコーヒーは、いったいどの奏者の演奏のようなものが良いのか、なんてことを考えてみると、やはりパールマンなのだろう、と。

個人的にはヘルシャーの演奏が好きではあるものの、ともするとパフォーマンス過多になってしまい、すごいテクニックがあることは分かっても、毎日普通に飲む(聴く)には、ちょっとしんどいかな・・・

そういう点では、しっかりと個性を出しつつ、技巧の素晴らしさも魅せつつ、それでも毎日飲んで(聴いて)もしんどくないのがパールマン。

チョン・キョン・ファの演奏は、大手ロースターさんの仕事であって、ヴェルディがやったのではお客様の期待に応えられないか、という感じ。

オーケストラの演奏とコーヒーを対比させるのには、ちょっと無理があるかもしれないが、聴き比べてみると、ちょっと例えてみたくなったので。

そんなわけで、明日からの営業も頑張ろう。

続・裏メニュー

2025年9月9日 

今日は、午前中に下鴨で打ち合わせがあったので、お昼過ぎから北白川へ焙煎に。

下鴨を出て、洛北高校前の交差点で信号待ちをしていると・・・

また今日も四つ葉に出会った。

やはり、けっこうな比率で見かけるなぁ・・・

さて、この夏大変ご好評いただいたレモンケーキですが、惜しまれつつ8月末で販売を終了いたしました。

今日も、レモンケーキはまだ販売しているか?というお問合せを頂いたほど。

そのレモンケーキにつかっていた、国産無農薬のレモンですが、少しだけ残っていたので、レモンのマーマレードを作ってみました。

試しに少しだけ作った時は、けっこう酸っぱくて、試食のためにトーストにつけて食べてみたものの、おもいっきりハチミツをかけて食べたいと言うスタッフもおり・・・

そこで、本番では砂糖の量を調整して、しっかりレモンの酸味は残しつつ、パンにつけて美味しい!という味に仕上げました。

ただ、こちらのマーマレードと中深~深煎りのコーヒーは、レモンケーキ同様あまり相性が良くないので、中煎りあたりのコーヒーと合わせるのがベスト!

個人的には、カルダモントーストにつけて食べると、至福のひとときを楽しめるのではないかと思います。

と言うか、試してみたら、予想通りカルダモントーストとのカップリングは最高でした!

また、ガトーショコラや、フィナンシェにつけても美味しそう。

トーストだけではなく、焼き菓子などのオプションとしても、いい感じのマーマレードに仕上がっています。

恐らくこの一週間くらいはあると思いますので、よろしければお試し下さいませ。

今週で終了

2025年8月25日 

下鴨店と北白川焙煎所でご好評いただいておりますレモンケーキも、今週いっぱいで販売終了。

まだお召し上がりになっていない方は、この1週間がラストチャンスです。

また、今年のレモンケーキ食べ納めをしたいという方も、ぜひ最後のレモンケーキをお楽しみ下さいませ。

ただ、売り切れになる確率も高いため、どうしてもお召し上がりになりたい方は、取り置きのお電話を頂ければ幸いです。

さて、レモンケーキの次に出てくる焼き菓子、実は昨年の秋に松尾がレシピを作って、試食の結果 Go が出たものの、賞味期限を設定するには1か月以上保存して、細菌検査にかけなくてはならないため、昨年の販売を断念しました。

その新焼き菓子、9月上旬~中旬に販売開始予定。

今日は私も北白川へ行き、夕方の商談用資料を作りつつ、焙煎をしつつ、無事秋の新商品撮影も。

詳細は、9月号の月刊紙でお知らせいたします。

楽しみにお待ちください。

そんなわけで、デスクワークと焙煎と撮影を終えたら、髙島屋へ豆の配送をして、その足で京都駅方面へ行って商談。

出るとき、北白川は晴れていたのに、京都駅に着いたとたん激しい雷雨・・・

ちょっと濡れてしまったものの、商談の方は無事先に進み、これから諸々忙しくなりそう。

8月も最終週、頑張って行こう!

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