出勤途中に見る街の光景は、もうすっかり普段モードのように感じた。
そんな今日から、京都芸術大学店も今年最初の営業。
下鴨店の正月営業は、連日大忙しだったが、芸大店の方は学校施設そのものが閉まっていることもあり、穏やかな立ち上がりとなった。
今年もこのメンバーで良いコーヒーと美味しいお料理・お菓子を提供していきます。
そんな下鴨と比べて遅めの営業スタートだが、新年の営業開始ということで、芸大店のキッチンで焼いているスイーツを少しお手頃価格でセットにしてみた。
左はフィナンシェ2種とドリップバッグ2袋のお手軽コーヒーブレイクセット。
右は、フィナンシェ2種とバナナケーキ、カスカラサブレの焼菓子一通りセット。
数量限定で販売中!よろしければご利用くださいませ。
さて、営業再開の前に、例年通り昨日は大掃除と仕込みとメンテナンス。
中でも一番重要なメンテナンスは焙煎機の解体清掃。
これは、分解清掃後の生き返った焙煎機。
タールの塊を落としつつ、中にたまっていたチャフと言われる豆の薄皮や、煙の残骸(もわもわした石綿みないなもの)を取り除いていく。
ファンの部分はこんな。
before
after
排煙筒のジョイント部分
こうした排煙関係の清掃は半年に一回しているのだが、最近の焙煎量からすると、2~3か月に1回は分解して掃除しないといけないかもしれない。
けっこう大変だけど、それだけ焙煎をしているということなので有難いもの。
ただ、これだけ掃除をすると、排煙の抜けが良くなりすぎるので、解体清掃後の焙煎は要注意。
清掃後にテストローストをしたが、思った以上にヌケが良くて、必要以上にスッキリした後味になるので、吸気を調整しながら火力と排煙のバランスをコントロールしなくては。
そんなわけで、今年は昨年以上に、しっかりとメンテナンスをしながら良いコーヒーを提供できるようにしていこう。