自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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2018年09月

久しぶりにラニオンさん

2018年9月18日 

今朝は、ちょっとゆっくり寝ようと思っていたのだが、娘たちがかけていた目覚ましで起きてしまい、結局いつも通りの朝となった。

私が毎朝撮っているこの場所には、いつも日の出をガラケーで撮っているおじさんがいて、なぜか私に親しくいろいろと話しかけてくれるのだが、今朝は「惜しいなぁ、もうちょっと早く来たら日の出が撮れたのに、来るの遅いわ」と、言われた。

まぁ、私の場合、日の出を撮っているのではなく、同じ時間の定点観測みたいなものなので「惜しい」という感覚ではないのだが、この調子だともう間もなく日の出前にここを通過することになりそう。

太陽の位置で季節の変化を感じる今日この頃。

 

さて、次女と三女が出るバレエの発表会を見るために、長女が帰省していたので、もう間もなく誕生日を迎える長女と次女の誕生日ディナーを久しぶりにラニオンさんで頂くことにした。

アミューズ

北海道産ボタン海老とサーモン・フュメのミ・キュイ レンズ豆のサラダ

リーフの下は、こんな

三種類のお肉のテリーヌ

鳥取県産アコウのポアレ 甲殻類のソース

仏産子羊モモ肉のロースト エピス風味

ガト・オ・フィグ

エスプレッソとミニャルディーズ

久しぶりにラニオンさんで頂いたが、いつ来てもとても優しい美味しさの中に味わい深さがあって、どのお料理もひっかかりなくお腹の中に滑り込んでいく。

フレンチと言えば、濃厚なソースや重い料理と言う印象を持つ人も少なくない中、むしろ軽く素材の風味をしっかりと堪能できるのがラニオンさん。

また、何かの折には伺いたいお店である。

 

 

ブラジルのカフェ その1

2018年9月17日 

このところ少し涼しく感じていたのだが、昨夜はちょっと蒸し暑かったりして。

帰国してから、朝のウォーキングで汗をかくことがあまりなかったのに、今朝はけっこうシャツが汗てぬれていた。

先週までで、ブラジルの産地巡りなど一通りアップしたのだが、これからはブラジルで見て感じたことなどをちょくちょくアップしていこうかと思う。

その中の一つ、今回はサンパウロで人気のロースタリーカフェ、要するに自家焙煎珈琲店の中の一軒について。

京都でも通称「町屋」を改装して作った「町家カフェ」が人気。

個人的には子供の頃、普通にそういった家に住んでいる友人が多かったので、全く有難みを感じないのだが、若い人や他府県の人にとっては自分の知らない世界に身を置くことが楽しいのかもしれない。

台湾でも、古いビルを改装して作ったお店が流行っていたり、こういう懐古嗜好というかリノベーションというのが人気なのはは万国共通なのかもしれない。

ただ、飲食店と言うものは「美味しさ」だけではなく「雰囲気」も重要な付加価値なので、そういう点において古いものの再活用が世界の国々で人気を博しているということに興味を持った。

なかなかいい雰囲気を出している。

焙煎機に隣接したソファー席。

私の感覚では、焙煎スペースと客席を一緒にしてしまうというのは、衛生上も安全上もよいとは思わないのだが、そのあたりがブラジルなのだろうか。

反対側から見たらこんな感じ。

載せ始めたら、すごい量の写真になってしまうので割愛するが、ともかく細かいところまでなかなかおしゃれに作られていて、店舗のデザインなどを考えるときにとても参考になるお店だった。

日本でも、こういった感じのお店はオーナーのセンスと言うかしつらえに凝っているところが多いのだが、日本人とは少し違う感覚で様々なものが作られていて、回顧嗜好は万国共通と言ったが、大枠ではなく各論の部分で各々の国の特徴が出ていて面白かった。

 

そして、肝心の抽出。

これは、いったんドリッパーの中にお湯をためて、カップの上にのせたらストッパーが外れ、コーヒーがカップに注がれる仕掛けの抽出器具。

まずはお湯を注ぎ

よく混ぜて、3分ほど待つ。

カップラーメンのような抽出方法。

 

続いて、普通にドリップ。

こちらも、お湯をそそいだらすぐにスプーンでかき混ぜる。

これを抽出量に達するまで繰り返す。

なかなか良い雰囲気で、気持ち良いカフェではあったが、コーヒーそのものの味は、残念ながら日本で飲む一般的な喫茶店のコーヒーのレベルには遠く及ばないものであった。

ただ、このお店はブラジル国内で流通している一般的な豆(国内消費用の低グレードのもの)とは違い、農園指定でよい豆を仕入れていると聞いていたので、どうしてこんなに・・・

と、思ったのだが、その理由はこれらのへんてこな抽出方法というのが一つ。

そして、いろいろと見て回るうち、焙煎に対する理論的欠落によるものではないかということが分かってきた。

そのあたりは、またこんど気が向いたら。

 

さて、今日は次女と末娘のバレエ発表会だった。

次女は、幼いころなんでも長女と同じことをしたがったので、長女が習っていたバレエも3歳からはじめた。

高校卒業に当たる今年は、中高生クラス最後の発表会。

私もいろいろと思うことが多いものだったが、次女にとっては本当に感慨深い発表会だったのではないかと思う。

15年間、本当によく頑張りました。

本日はパスで

2018年9月17日 

今朝の鴨川は、うっすらと霧がかかってなんとも幻想的だったが、スマホのカメラってなんでもかんでも勝手に補正してしまうので、撮ってみたもののフォギーな風景がクリアな写真になってしまって全然面白くなかった。

一方、定点観測写真は、雲がいい感じに大文字山を覆っていて、なかなかいい感じだった。

さて、昨日と今日は造形芸大の学園祭。

Verdi がオープンした最初の年は、学祭初日が土砂降りで、二日目は激しくはないけど終日雨模様だった。

そして、去年は初日が雨で二日目は台風のため学祭は中止。

しかも、暴風雨警報が発令されて入構禁止。

そんなわけで、今日は造形芸大にVerdiが 開店以来初めて好天の学園祭となった。

おかげさまで、お昼前からオーダーストップまで、ずっと満席での営業。

有難い反面、一日中走り回っていたので日記に書けるような出来事もないので、今日の日記はパス。

連休最終日、どうぞ素敵な一日になりますように。

明日から学園祭

2018年9月14日 

時差ボケが、まだ完全に回復していないため、どうしても夜中に目が覚めてしまう。

帰国した翌日などは、11時に寝たのに1時過ぎに目が覚めてしまい、もう一度寝ようとするものの目が冴えて寝られなかった。

それが、だんだん2時、3時と遅くなり、今日は4時まで寝られた。

あともう少しといったところだろうか。

そんなわけで今日は4時に目が覚めたのだが、その時点では外から雨音が聞こえていた。

しかし、6時前にはなんとか止んだので、いつものように鴨川へ。

途中、ちょっと雨粒が落ちてきたものの、さして降られることもなく、なんとか無事に歩き終わった。

 

さて、娘が通う高校では、先週あたりに学園祭が開催されていたが、大学などはもう少し後というところが多いのではないだろうか。

そんな中、京都造形芸術大学は明日と明後日が学園祭。

ここ数日、大きな荷物や製作物を運んでいる学生の姿が目に付く。

昨年は、台風により二日あるはずが一日で終わってしまったが、今年は無事開催できそう。

小雨が降る中、頑張って準備している学生を見ていたら、好天に恵まれて多くの人に見てもらいたいと私も思う。

芸術大学の学祭は、また一味違って面白いと思います。

この三連休、とくにご予定のない方は、よろしければ造形芸大へお運びください。

そして、ランチや喫茶にはぜひヴェルディをご利用くださいませ。

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