2週間のブラジル出張も、いよいよ最終日。
カパラオの小規模農園視察の続編を書こうかと思ったが、今日はちょっとコーヒーから離れてブラジリアンアート?のことなど。
カパラオから地元の空港まで車で約4時間揺られ空路サンパウロへ。
サンパウロでは、地元の人気カフェめぐりをしたが、それより面白かったのは「落書き」が密集している地域。
サンパウロの街の壁は、ともかく落書きだらけで、なかなか上手い絵もあれば単にスプレーで文字を書いたものまで、まぁ本当にピンからキリまでいろいろな落書きがありとあらゆるところで見られる。
が、この地域はクオリティーの高い落書きが密集しており、わざわざ落書きを見にくる人も多い。
この地域は、落書きがされていない壁面がないほど。
シックな感じのバレリーナの絵の上には機械の配線のような絵があったり
なんなのかよくわからない魚と女性が描かれていたり。
こちらは家丸ごと描かれているが、恐らく何人かの人が分割して書いた様子。
そして、この写実的な顔の絵、なかなかこの配色も面白い。
この人が、この顔の絵を描いたクラウスさんです。
ウソ、単に街角で見つけたお兄さんでした。
ペットショップもアートしていますねぇ
と、言うことで、この落書き密集地帯を一回りしてからこの街のカフェに入り、その後別のカフェでランチをとった後、サンパウロの空港へ。
サンパウロは渋滞が凄まじいことで有名なのだが、その渋滞中に中央分離帯を拠点にモノを持って歩き回る人たち。
渋滞でとまっている車の窓を叩いてスナックを売り歩いていた。
こちらでは風船を売っていたが、お菓子や飲み物ならいざ知らず、運転中に突然風船が欲しくなるってことがあるのだろうか?
と、思っていたら、陶器製の大きな豚の貯金箱を売っている人も!
その他、タオルかフキンみたいなのを売っている人もいた。
こんな商売が成り立つっているのだから、ブラジルの人は、運転中にふと「そうだ、フキンを買おう!」ち思うことがあるのかもしれない。
大きな道路には、時間と気温が交互に表示される看板広告が多数ある。
この日のサンパウロは気温17度、少し肌寒いが心地よく過ごしやすい最終日だった。
そんなわけで、さらばブラジル。
この日記はトランジット中のヒューストンで書いている。
あと15時間後には久しぶりの日本。
長いような短いような、とても有意義で楽しい2週間だった。