今日から朝の日課の時間を元に戻して、6時に自宅を出て鴨川へ。
今朝は雲が多かったからか、昨日よりも寒さも和らいだ感じであった。

でも、やはり6時はまだ真っ暗!
さて、今日は11時開店だったが、けっこう焙煎をしなくては豆が足りなそうだったので、8時に下鴨に出て焙煎を開始。
このところ造形芸大店の5キロ焙煎機を使っていたので、久しぶりに10キロ焙煎機をフルに動かしたら、ちょっと感覚が違って戸惑ったが、やはり個人的には10キロ釜の方が使いやすい。
本当は、開店時間に焙煎が終わるようスタートしたのだが、店に着いて焙煎をしていたら、豆のご注文の電話が入り、在庫を確認したらもう一品焙煎しなくては不足しそうだったので、結局午前中は焙煎室に籠ってしまった。
そんなときに限って、開店と同時に満席になり、慌ただしく動き回るホールのスタッフを横目にひたすら焙煎とハンドピック。
お昼からはカウンターに入り、今日も休む間もなく珈琲の抽出をする一日となった。
でも、こうして次々とお越し下さるお客様のお相手をしていると、20年ほど前に浜松のでベーカリー&カフェの現場で働いていたころに出会った一人の女性のことを思い出す。
その女性は、いつも惚れ惚れするような笑顔でハキハキと、そしてテキパキと仕事をするA香さんというアルバイトだった。
彼女は、その店で働く前、数年間ディズニーランドでキャストをしていたのだが、諸般の事情でしばらく浜松に引っ越すことになり、その店で働いていたのだが、その後再び千葉へ戻ったらTDRのキャストに復帰、ディズニーシーのレストランで働くことになったという連絡をもらった。
私が京都へ戻った後、家族でディズニーシーへ行ったとき、久しぶりに再会して変わらぬ笑顔で接客するA香さんに会ったことを思い出す。
その彼女に「どうしてそんなにいつも素晴らしい接客ができるの?」と聞いたときのこと。
彼女は「ディズニーランドにおいでになるゲストの方々は、ほとんどがリピーターですが、中にはその日が人生で最初のディズニーという方もいらっしゃいます。
そんな初めてパークにお越しになったゲストに良い思い出で満たして、また来たいと思いながら帰って頂きたい。
また、場合によってはその日が人生最後のパークになる方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方に人生最後のディズニーを心から楽しんでいただけなくては、ディズニーじゃないじゃないですか!私たち一人一人がディズニーマジックなんです。」と全く躊躇せずにこたえられたことを今でも鮮明に覚えている。
この正月三が日、開店から閉店まで、ほとんど空席なく時間帯によっては店の外でお待ち頂くという慌ただしさだったが、そんな中私たちは良い思い出で満たして Verdi を後にして頂くことができただろうか?と考えてしまう。
「私たち一人一人がヴェルディマジックなんです。」とスタッフ皆が言えるような店になりたいと思いつつ、満席の店内で、急いで抽出しながら A香さんを思い出す、お正月営業であった。