諸般の事情により、今週は「知らなくてもいい珈琲の話」はお休みさせて頂きます。
来週から再開いたします。
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昨日までの雨から一転、今朝は少し雲は多いもののすっきり気持ちいい朝だった。
なんだか雲もいい感じ。
そんな今日は、先週より販売を開始した「パリジェンヌのお昼ご飯」がランチタイムスタートから連続してご注文頂き、売切れたらどうしよう?と思っていたら、なぜか後半からはカリープレートが走って、最終的にはいい感じにランチタイム終了5分ほど前に、全体が売り切れになった。
自分で言うのもナンだけど、キッシュロレーヌも、パテドカンパーニュも、試作段階から私が求めていたのはカフェのレベルではなく、ちょっと良いビストロレベル。
それにしっかりと応えてくれる、キッチンの新しいチーフ松尾も本当に熱心にレシピの研究をしてくれていて、現在の芸大店でお出しする料理やスイーツは日々ブラッシュアップされている。
来月から、オーダーを受けてから作るメニューは週末だけになってしまうが、ぜひ土日のランチは日々進化するヴェルディ芸大店にお越しくださいませ。
さて、そんな料理やスイーツにも力を入れている私ではあるが、日々アンテナをはりめぐらせて、良い豆があればサッと仕入れてお客様にいろいろなコーヒーを楽しんでいただきたいと思っている。
で、今日は「キリマンジャロ」を焙煎。
芸大店では明日から、下鴨と通販では明後日から販売開始となる。
え?いままでキリマンジャロはなかったの?
という声が聞こえてきそうだが、「キリマンジャロ」と言っても、本当にキリマンジャロ山麓でとれたスペシャルティグレードの豆は、そんなに多くないというのが実情。
実は、一部の地域を除く、タンザニア全国でとれた豆は、全て「キリマンジャロ」という名称で呼ばれている。
この丸で囲んだ部分が、タンザニアにおけるアラビカ種産地の代表的なエリアなのだが、正確に言うと右上が本当のキリマンジャロ近郊エリア。
左は西部エリア(西部エリアの中でもブコバエリアはロブスタの産地なので、ブコバで作られたものはキリマンジャロとは呼べない。)
下の方が南部エリア(ンベヤ地域、ンビンガ地域)。
本当の意味でキリマンジャロと言えるのは上の北部エリア(アルーシャ、モシ、カラツ)
南部や西部は、キリマンジャロからの距離で言えば、静岡と函館ほどの距離だったりする。
ヴェルディで通常販売している「タンザニア」は、南部のンベヤ地区で栽培されたものなので、キリマンジャロとは言わず「タンザニア」として販売してきた。
今回は、本当のキリマンジャロエリアから、単一農園・単一品種の上等なキリマンジャロ。
品種はKP種で、これはティピカ種の直系にあたる「ケント種」から病害虫への耐性と品質が良いものをセレクトされて、ロットにまとめたものだけで作れている。
ほんのり酸味は感じられるが、しばらくするとじわ~っと甘みが口に広がるキリマンジャロ。
固い豆なので、焙煎当日より数日時間を経てからお召し上がり頂ければと思う。
数量限定「本物」のタンザニアをぜひおためしくださいませ。