自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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2022年03月

明日から!

2022年3月10日 

昼間は春の陽気だが、朝は手袋をしていても手がかじかむ感じ。

でも、この時期の午前6時の空の色、好きだったりする。

そんな今日は、明日から開催の「第一回くろ谷マルシェ / つなぐ、つむぐ、はぐくむの会 in 京都」に呼んでいただいたので、その準備でバタバタ。

午前中に、いくつか用事を終えて、午後からは出張抽出に必要なものを集めて運び、必要な備品などの買い出し。

その後、明日はコーヒー豆の配達日だが、ちょっと時間がとれそうにないので、とりあえず一番時間を要する京都駅方面まで配達に行ってから店に戻って事務作業。

芸大店では、松尾が焼き菓子の製造に奮闘していたので、私もパソコンに向かって奮闘してみた。

二人で店を出たら、時計の針は、もう22時になろうかというところ。

午後以降開けていなかったメールを開けたら、68通もメールが届いていて、そのうちの約半分は返事が必要なものだったが、午後11時から返事を書いても誰も見ないだろうといことにして、明日の朝イチで返事を書くことに。

書いている時間、あるかなぁ・・・

ということで、明日から3日間、くろ谷さんでやっています。

詳しくは、こちらをご覧ください。

ちなみに、今回は「くろ谷ブレンド」という、中深煎りのブレンドを作ったのに加え、ちょっとだけ残っていたゲイシャも焼いて持っていこうかな、と。

さらに、フィナンシェの抹茶もこの機会にデビュー予定。

散策ついでに、ぜひお立ち寄りくださいませ。

幻の珈琲復活!

2022年3月8日 

昨日の日記でも少し書いた「ハイチ」、本日より下鴨本店と通販で販売を開始いたしました。

芸大店では、昨日からすでに販売を開始しております。

そのハイチ、ヴェルディでもキューバがいっとき入手できなくなったときに使っていたのですが、そのころの豆は、あまり品質が高いとはいえず、しっかりとハンドピックをして良い豆だけを選べば美味しいものができるというレベルでした。

しかし、今回は生豆を見た瞬間「!」という感じでした。

色が濃くて、非常にきれいな豆。

カリブ海系の中でもダントツの優良精選と言えるものでした。

生豆の香りも非常によく、焙煎する前から期待が高まる生豆。

焙煎すると、豆の伸びも良く煎りムラなくきれいな焼き上がり。

味の方は、ブルーマウンテンやキューバに勝るとも劣らない、と言うより、それらを凌駕するクリアでマイルド、バランスの良い洗練された味わいです。

ハイチには、1700年初頭に珈琲が伝わり産業として作られるようになりましたが、1791年に奴隷による反乱で衰退してしまいます。

さらに、1804年ラテンアメリカで初めて独立国家となり、同時に世界初の黒人による共和制国家を樹立しましたが、諸外国からの干渉や激しい内乱、北半球最悪とも言われる独裁政権と、200年以上混乱状態が続いています。

そんな中でも、細々と珈琲は作られてきましたが、2010年には大地震とコレラの流行で珈琲産業は壊滅的なダメージを受け、流通量の少なさから「幻のコーヒー」とも言われるほどになりました。

それでも、2014年からハイチの中央部にある高原地帯の零細農家が集まり、高品質な珈琲を作る取り組みが始まり、現在は680名もの零細農家が加盟して、中でも厳選されたロットに「カリビアンブルー」という名称をつけて輸出を開始しました。
そんな幻の珈琲が、ヴェルディでは13年ぶりに登場!数量限定で販売いたします。

今はやりのフルーティーさを前面に出した味ではなく、どこまでもクリアでマイルト、クリーンな味わいのハイチ。

この機会に、カリブの秘宝とも言われる、逸品をぜひおためしくださいませ。

間もなく

2022年3月7日 

今朝はなんだか寒かった。

下鴨でも芸大で作っている自家製焼菓子の販売を本格化させたことは昨日の日記でも書いたが、それに伴い商品ラインナップの拡充も現在進行中。

一足先に、芸大店では宝泉堂さんの丹波大納言を使ったフィナンシェが登場しているが、間もなくフィナンシェのアイテムが3つに増える。

もう一品は、一保堂さんの抹茶を使った「京抹茶フィナンシェ」

こちらは、サンプルを頂いて試作を繰り返した結果、レシピも決まったので、9日に先方にもご試食頂いて、最終的な商品化をしたいと思っている。

その試食用のフィナンシェを本日製造。

こちらは丹波大納言フィナンシェ

新商品になる予定の京抹茶フィナンシェ

来週には販売開始できるかな?

そして、販売開始と言えば、芸大店では本日より、下鴨では明日から ハイチ・カリビアンブルー が「今月の珈琲」として登場。

こちらについての詳細は明日書こうと思っております。

ハイチの次も、現在スタンバっているので、この春はなかなか良いものが連続で登場予定。

どうぞご期待くださいませ。

下鴨でも

2022年3月6日 

今朝、起きて窓の外を見たら、東の空は晴れて朝焼け前の若干赤い色だった。

でも、歩き始めたら空全体が曇ってきて、この写真を撮った後は雨がぽつぽつと。

結局一日を通して晴れたと思ったら雨が降り、という不安定な空模様だった。

今週私は基本的に下鴨勤務。

今日も、朝一で焙煎をしたら、10時過ぎから下鴨へ。

平日にご来店くださるお客様とは、けっこうお目にかかって「久しぶり」なんて言われたが、今日は週末においでになるお客様とも久々にお話ができた。

末娘がカミさんのおなかにいたころから通ってくださっていたお客様から「下のお嬢さん、もういくつになったの?」なんて聞かれて、「高校生になりました」とこたえつつ、そうか、こちらのお客様はうちの娘の人生よりも長い間ヴェルディに通ってくださっているんだ、と実感。

本当に有難いことだと身に染みるひとときであった。

そんな下鴨での一週間だったが、今月から下鴨でも芸大店製造の自家製焼き菓子を全種類販売開始。

この土日は多くのお客様に自家製焼き菓子をお召し上がりいただけて、昨日も今日もパティシエールの松尾に追加製造の指示を出すことに。

今月は下鴨勤務だったので、芸大の状況は数字でしかわからないが、芸大店のデータを見ていると、自家製スイーツの売り上げが、ランチと拮抗し始めている。

この調子で、しっかりと珈琲に次ぐ柱に育てていきたい。

そんなわけで、下鴨店でもヴェルディの自家製焼き菓子をお召し上がりいただけるようになりました。

フィナンシェのみ、まだ仕入れ品が少し残っているので、そちらが売切れてからになりますが、それ以外の8品は店内でもテイクアウトでもお召し上がりいただけます。

どれも私が自信をもってお届けするヴェルディの焼き菓子。

保存料を一切使っていないので、賞味期限は短めですが、その分不要な添加物の味もなく、安心・安全なお菓子たち。

ぜひお試しくださいませ。

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