グァテマラ旅行記も今日で一区切り。
これまでは、農園やコーヒー関係施設について書いてきたので、最後はグァテマラの街と食べ物について。
首都グァテマラシティは、治安が非常に悪いと言うことで、今回アテンドして下さった商社の方からも外出は控えるよういわれていたため、あまり街歩きはできなかった。
が、まぁ、生産国でも農園近辺は田舎感が漂うものの、首都は不通に都会。
グァテマラシティの交通は、車とバスのみ。
地下鉄を含む鉄道が走っていないので、どこへ行くにもバスか自動車になるため、市内は常に渋滞している。
週末の夕方になると、さらに渋滞は激しく、現地の人曰く「徒歩なら15分のところ、車だと30分~1時間かかることもある」らしい。
それでも徒歩ではなく車に乗るのは、少なくとも日本人の場合、徒歩は危険だからだそう。
しかし、首都から少し離れると、生産国でよくみられる露店で果物が売られている。
アフリカでは、バナナが売られているところをよく見かけたが、グァテマラは瓜系のフルーツやヤシの実が多く見られた。
こういった光景も、産地ではよく見かける。
グァテマラでは、コカコーラよりペプシの方が多いように感じた。
さらに農村部に入っていくと、馬に乗った人が牛を引き連れている光景も。
お昼過ぎに農園近辺に入ると、朝、収穫したピッカーさんたちが、仕事を終えて道端で寛いでいた。
グァテマラは火山の国。
四方を富士山クラスの火山に囲まれており、見ていると時折噴煙を上げる活火山も。
京都も盆地だが、大文字山とか、高くても比叡山。
ところが、グァテマラの場合は、概ね3700m以上の山々なので、圧迫感が尋常ではなかった。
あまり食事のことをアップしたら、家族に「仕事にかこつけて、美味しいもの食べて」と妬まれるので、あまり書いてこなかったが、最後にグァテマラで食べた食事のことなど。
レストランに入るとき、日本でもペット同伴禁止の看板を見かけることはあるのだが・・・・
グァテマラの場合、ペント同伴と同列に、銃持ち込み禁止も書かれている。
食べたいもののリクエストを訊かれたとき、現地の輸出会社(グァテマラ人)の方に、この国の料理を食べたいと言ったら、タコスの店に連れていかれた。
イチオシのアボカドとエビのタコス。
そして、ナチョスも一般的によく食べられているが、あまり辛くは作られていない。
スペイン的な料理もメニューによく載っていた。
そして、やはり肉をよく食べるようで、今回の旅行中にも「グァテマラビーフ」「ニカラグアンビーフ」「アルゼンチンビーフ」の店に連れて行っていただいた。
↓こちらはアルゼンチンビーフ
トルティーヤが刺さって添えられているのは、黒っぽいのが豆のペースト。
緑はアボカドのディップで「ワカモレ」と言われるもの。
この豆とワカモレは、どこへ行っても付け合わせとして出てきた。
↓こちらはニカラグアンビーフ
以前、中米に駐在している商社の方から「ニカラグアンビーフは世界一美味しい」と聞いていたので、一度食べてみたいと思っていたが、念願かなって頂けた。
たしかに、しっかりと歯ごたえのある赤身なのに、歯ごたえと柔らかさが共存していて、肉の旨味もしっかり。
でも、世界一とは思わなかった。
↓こちらはグァテマラビーフ
お店のランクなどもあるかと思うが、このグァテマラビーフも非常に美味しかった。
日本の牛肉は、世界に誇る品質だと思うが、赤身の肉の方が好きな私としては、やはりブラジルで食べたものや、こういった中南米の赤身も好き。
円安が続く昨今、物価的に見ると、生産国も日本とあまり変わらないが、こと食事に関して言うと、このボリュームの肉を日本で食べたと考えたら、だいたい半分くらいの金額。
ただ、農園以外ではあまり動くことができなかったので、ちょっと体重も増えてしまった。
これから頑張って減らさねば・・・