今回のグァテマラ視察は、3つの農園と大規模ウォッシングステーションの視察。
エクスポーターである UNEX社のオフィスで、輸出者としてのグァテマラの現状説明。
そして、最終日の ANACAFE (グァテマラ国立コーヒー協会)訪問というプログラムだった。
昨日までに、アンティグアの大農園「エル カペティージョ農園」と、アカテナンゴの小~中規模ながら面白い取り組みをしている「ラ センダ農園」の視察については、日記で紹介したので、次は今日訪問したアティトランの農園について書こうかと思ったが、硬いことばかりだとなんなので、今日はアンティグアの街について。
アンティグアは、コーヒーの名産地であると同時に、世界遺産にも登録されている古い町並みが残る観光地でもある。
「十字架の丘」と呼ばれる、この地からはアンティグアの中心部が一望できる。
東西南北が約1キロ四方に囲まれた古い街、1キロ四方ということは、ちょうど京都御所の中に、アンティグアの中心部がすっぽり入るような街である。
私たちが視察する農園は、そこからさらに山の奥へ入っていくのだが、宿泊はこのアンティグアの中心部のホテルになるため、農園視察を終えた後、数時間余裕があったので、市内観光をすることに。
カトリック宗派の一つである、メルセデス派の大教会「メルセイ教会」
今は使われていない旧修道院には、中米最大規模を誇る噴水がある。
アンティグアには、スペイン統治時代に造られた多くの教会があり、歴史的大地震の前は、ここがグァテマラはもとより、ニカラグアやパナマに至るいろいろなものの中心となっていた。
街も趣がある。
帽子売りのおじさん、なかなか素晴らしいバランス感覚。
こちらは地震で大きな被害を受けた旧教会
天井なども崩れ落ち、今はこのような姿。
崩れ落ちた柱などが、そのまま残されている。
アンティグアとは「古い街」と言う意味で、首都がグァテマラシティへ移るまでは、大きく反映していたが、1717年に起きた大きな地震で、多くの建物が崩壊。
その後1773年再びグァテマラを襲った大地震で、アンティグアは大きな被害を受け、ついにグァテマラシティへ遷都された。
そんな地震の爪痕を残しつつ、残った建物を保全して、当時の街並みを維持していることから世界遺産に登録されている。らしい。
アンティグアに限らず、グァテマラは鉄道が走っていないため、移動のメインはバス。
このような、けっこう派手なバスが常時街中を走っている。
私も乗ってみたいと思ったが、地元在住のものでもない限り、乗り込んだときと同じ状態で降車できる可能性が低いということだったので、それは断念。
そして、アンティグアにある「世界一オシャレなスタバ」と言われるスターバックスにも行ってみて、動画も撮ってみたが、このブログには2MB以上の画像や動画がアップできないので、見たい方は私に声をかけてもらえれば、いつでもお見せします。
さて、そんなアンティグア観光で、少しリフレッシュしたところで、明後日はアティトランの農園について書きたいと思います。