自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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2025年08月

間もなく終了

2025年8月22日 

お盆休みも終わり、通常モードに入ったが、猛暑はそのまま継続中なので、ちょっとお客様の足も鈍い感のするここ数日。

店の中は、エアコンが効いていて快適なのだが、一歩外に出ると、むわ~っと湿度の高い熱気が体を覆うので、やはりこれは外に出たがらない人も多いことだろう。

そんな中、今回の限定コーヒー「22周年記念・ダークモカブレンド」は、一度お召し上がり下さったお客様がリピートして下さる率の高いコーヒーになっている。

しかし、今回の限定コーヒーも、今日最後の焙煎を終えたので、現在下鴨でストックしている6キロほどがなくなったら終了。

次は、ちょっと面白いコロンビアを予定しています。

そんなわけで、ダークモカブレンドをお試しになっていない方は、どうぞお早めに!

アイスにしても、美味しくお召し上がり頂けます。

さて、実は先日親戚に不幸があり、昨日はその通夜に行っていたため、日記もパスした。

昨年から親戚・近親者が亡くなることが多く、そのたび普段はあまり会うことのない親戚が集まるため、ここ数年の中では疎遠になっている親戚と会う機会が多くなっている。

できれば、もっと嬉しい席で一緒になりたいものなのだが・・・

そんなわけで、今夜はモツレクを聴こうかと思ったのだが、バーンスタインのものを持っていたはずなのに、どこにしまいこんだか見当たらない。

そこで、探しているときに、ふと目についたこちらを聴くことにした。

チャイコフスキー 交響曲第6番「悲愴」

アーベントロート指揮 ライプツィヒ放送交響楽団

1952年1月28日 ライプツィヒ放送局スタジオ録音

CDケースの裏面には「一部お聞き苦しいところがありますが、オリジナルテープのものです。ご了承ください。」と書かれている。

たしかに、いつもはスピーカーで聴いているところ、ヘッドフォンで聴くと、ノイズなども目立ってしまうので、最初はちょっと聴き辛く感じるが、だんだんそんなのどうでもよくなってくる。

チャイコの6番は、ムラヴィンスキー、メンゲルベルクの他、いくつか持っているのだが結局聴くのは、このアーベントロート盤を含む3枚ばかり。

最近のものと比べると、圧倒的に録音レベルも音質も悪いのだが、結局音楽って音質ではなく演奏で聴くもの。

アレグロ ノントロッポ(速く、しかし速すぎず)ではあるが、かなりゆっくりとしたテンポでじっくり聴かせる1楽章

寄せては返す波のように揺れ動きつつ、しっかりと歌い上げる弦の美しさが際立つ2楽章

アレグロ モルト ヴィヴァーチェ(非常に速く)の3楽章は、しかし決してmolt(非常に)ではないものの、終盤までテンポを変えず、しっかりと歌いつつ、しかし淡々と進んで行くのだが、金管の音がひっくりかえったり、音が鳴っていなかったり、細かいミスは散見されるものの、ラストのティンパニーから先の迫力は他の演奏を凌駕する。

そして、終楽章のアダージォ・ラメントーソは、思いっきりテンポを落として、実にゆっくりと、しかし間延びすることなく一音一音を実に丁寧に感情込めて空気に刻み込むかのごとき演奏。

近年の研究で、オリジナルのスコアにチャイコ自身が書き込んだ指示は、アンダンテ・ラメントーソと書かれていたことが分かったものの、作曲家自身が指揮した初演のプログラムには、アダージォと書かれていたそうである。

久しぶりに聴く悲愴、でもモツレクも探しておこう。

やっと見られた。

2025年8月19日 

今日は第三火曜日だったので、下鴨・北白川ともにお休み。

なので、私も月に一日のお休みを頂くはずだったのだが、午後から仕事が入ってしまったので、とりあえず午前中だけ少しお休みモード。

まぁ、店の運営以外の仕事って、どうしても休みの日に入れなくてはならなくなるから仕方ない。

そんなわけで、前から今日の午前中は昨年末に劇場へ行こうかと思いつつ、映画館へ行く時間がなくて見られなかった劇場版ドクターXを見ようと思っていたので、起きたらそのままテレビの前へ。

元芸大店の太田さんも、大門未知子の大ファンで、もちろん彼女は映画館で見て、すごく良かったと言っていたのでちょっと期待してみてみた。

多分、これがドクターX最後の作品となるのだろうと思いつつ、でも、最後にちょっと色気を出した制作陣ってところか。

でも、西田敏行さんの遺作になったわけで、いろいろな要素が絡み合って、やはり最終作なんだろうなぁ・・・

そんなわけで、映画を見終えたら、軽く食事をとって準備をして出発。

でも、普段より早めに帰宅できたので、今日はちょっと長めの交響曲を1枚。

ブルックナー 交響曲第9番

スヴェトラーノフ指揮 スウェーデンRSO

1999年3月6日ライヴ録音

チャイコやショスタコ、スクリャビン、ラフマニノフなど、けっこうロシアの作曲家好きな私としては、スヴェトラーノフがソ連国立を振っていた頃のアナログレコードをけっこう持っていたのだが、CDとしては初購入。

スヴェトラーノフの振る「森の歌」の中古CDを探していたとき、たまたま見つけて、レビューが良かったのと、1,000円を切る値段で出ていたので買ってみた。

車の中で運転しながら聞き流していた時は、すごくテンポはゆっくりなのに、要所要所が非常に角張った演奏だな、と。

でも、こういうのも有りかも、と思っていたのだが、ヘッドホンで聴くと車の中で雑音が多い中、スピーカーから聞こえるのとはまた違って、ものすごく細かい音が耳に入ってくる。

1楽章から、大河の流れのようなゆっくりとしたテンポ、もう少し角が取れて丸みのある演奏なら・・・と、思いつつ、でも、これがスヴェトラーノフの解釈であるなら、もう少し聴きこんで、彼が何を表現したいのか考察してみたくなる演奏。

ただ、金管の乱れが若干気になった。

2楽章もゆっくりなのだが、どうも木管、金管ともアンサンブルが悪く、管楽器は全体的に、弦とパーカッションが刻むリズムに、4/5テンポほど遅れてついていく形になっていることと、細かなミスが目立ってしまい、「そこがライヴレコーディング」と言われればそうなのだが・・・

終楽章、天国とも地獄とも違う、現世と冥界の間を流れる川のような演奏、ただ不思議なことに、私が持っているブル9の中では、この3楽章が一番演奏時間が短い。他の楽章が長いことを考えると、どうしてここで?と思ってしまう。

ライヴであること、オケが少し劣ることを考慮すれば、十分良い演奏。

カラヤンやヴァント、ヨッフムといったドイツ語圏の指揮者とはまた違ったスタイルの演奏で、主だった指揮者とは別のアプローチで聴きたいときには一枚持っていても面白いと思うのだが、最も残念なのは、最後の最後、弦がピチカートに入る直前、ピッコロから受け継いだホルンが優しく全体を包み込んで、天上の世界へを誘うようなエンディングへ入るところで、ホルンが一瞬、ほんの少しひっくりかえってしまうこと。他はどうでも良いから、ここだけはバシっと決めてほしかった。

残念。

おまけで、私が持っているブルックナー9番の各楽章所要時間表

この他に、ヴァント盤を持っているのだが、現在長期貸し出し中のため時間の確認ができず。

※ ジュリーニは、1988年VPOとのDG盤

  カラヤンは、1975年BPOとのDG盤

  ヨッフムは、1977年11月BPOとのライヴ盤

実った♪

2025年8月18日 

お盆休みも終わり、今日からは普通の夏の日が始まった。

とは言え、小さなお子様のいる家庭では、まだ学校が夏休み中なので、お母様は何かと大変かと思うが、まぁ、とりあえず通常モードに入ったということで。

今年のお盆休み、最初の三連休が大雨ということもあり、ちょっと出だしがイマイチだったものの、後半は下鴨神社の古本祭りもあり、また夏休みで学生アルバイトが帰省してしまったこともあり、なかなか慌ただしく過ぎていった1週間。

トシのせいか、最終日はともかく足が痛くて、特に土踏まずあたりが張っているような感覚だったので、青竹ふみがしたくてしかたなかった。

で、昨日の閉店後にAmazonでポチっと。

そして今朝、そろそろ下鴨に寄って通販用の豆を用意して北白川へ焙煎しに行こうかと思っていたら、Amazonから「荷物の配達終了」メールが届いていた。

と言うことは、配達の人は特にインターフォンを鳴らさず宅配ボックスに入れていったのだろうということで、宅配ボックスを見たら、無事届いていたので、出勤を少し遅らせて早速使ってみた。

コレ、いい感じの起伏が足裏の部位ごとに絶妙にヒットして、なかなかいい感じ。

個人的にはとてもオススメです。

そんなわけで、少し遅くなったもののお昼前には北白川へ。

行ってみたら、店頭で育てているカレーリーフの実がたわわに実っていた。

焙煎を終え、髙島屋へ豆を配達して戻ったらカレーリーフの実の写真を撮ろうと思っていたところ、店に戻ったとたん、ものすごい雨・・・

このところ、連日こんな感じで凄い雨が降るなぁ。

で、雨上がりに一枚。

話は変わって、今日も配達に行った京都髙島屋S.C.【T8】では、映画 8番出口とのコラボ企画として、京都髙島屋S.C.【T8】内の異変ラリーを開催中!

詳しくはこちら

さて、今週は第三火曜日なので、明日は下鴨店もお休み。

まぁ、私は午後から仕事が入っているものの、午前中はゆっくりできるので、ちょっと長めのCDを聴くことに。

グノー オペラ【ファウスト】

プレートル指揮 パリ オペラ座管弦楽団・合唱団

ドミンゴ(T)フレーニ(S)ギャウロフ(B)他

一応、店の名前はヴェルディながら、私が最も好きなオペラの一つが、このファウスト。

もともと私の声域はバリトンだったので、ギャウロフとかクルト・モルとか、あの重低音の出せる人にものすごくあこがれていた。

なので、私にとってどの盤を聴くかとなったら、メフィストフェレスが誰かというのが一番重要な部分。

そんなわけで、CDでは、このプレートル版とボニング盤、クリュイタンス盤を持っていて、DVDでエチュアン指揮、NHK交響楽団、メフィストフェレスはもちろんギャウロフ、そしてファウストがなんとアルフレード・クラウス、マルガリーテはレナータ・スコットというイタオペのスター二人がフランスオペラを日本のオケと演るという、ものすごいライヴ映像の3つが愛聴(愛観)盤。

正直言うと、日本でのライヴであるDVDが一番好きだったりもして。

でも、やはりCDで聴くなら断然プレートル盤のギャウロフ!!

悪魔的な悪魔の声!

そして、他の演奏と圧倒的に違うのが、ラストの三重唱。

この部分、マルガリーテのソロは、アダージョくらいなテンポが一般的なのに、プレートル盤はアンダンテくらいのスピードでズンズン進んでいく。

でも、聴き比べると、このテンポがものすごく心地よくて、三重唱終了と同時にコーラスに移行するオルガンのジャーンって音に至るまでの進行具合が素晴らしい。

この名盤が、すでに廃盤になっているのは非常に惜しいのですが、もしこのグランドオペラ【ファウスト】を聴いてみようと思う方は、ぜひプレートル盤を探してみてください。

曜日感覚が・・・

2025年8月16日 

昨日の朝、開店準備をしていた8時5分、店のドアをドンドンとたたく音がしたので見てみたら、お見かけしたことのない方が「もう8時回っているのに、いつになったら開くんだ!」と少々お怒りの様子。

私が「開店は8時30分です」と言ったら「日曜祝日は8時って書いてあったぞ」と。

「今日は木曜日なので平日なのですが」と言ったらお帰りになってしまった。

恐らくお盆休みをとられていて、祝日の感覚だったのだろう。

かく言う私たちも、明らかに平日とは違う雰囲気と慌ただしさなので、曜日感覚がなくなっている感は否めない。

まずは、あと2日、学生アルバイトの多くは帰省でシフトに入れないため、ちょっと人手不足な状態ではあるが、なんとか頑張って乗り切ろう。

さて、実は先日ヨドバシカメラへ行って、ヘッドホンを購入してみた。

店頭でカニ歩きして、手が届きそうなヘッドホンを片っ端から聴き比べて1つ購入してきた。

「音」そのものが、クセなくナチュラルに聞えたのでコレにしてみた。

店員さんには、もうちょっと高いものを勧められたのだが、高額なものは、なんだか妙に高音が作られたように綺麗な音で、なんだか違った。

それにしても、最近のヘッドホンはコードレスのものが多く、私のような音楽鑑賞は全てCDを昔ながらのネットにもつながらないし、Bluetoothもついていないステレオで聴き、無線で飛ばすのはどうも嫌だ、という人にとっては、肩身の狭い時代になってしまった。

そんなわけで、せっかくヘッドホンを購入したので、仕事を終えて帰宅したら、頭をリセットするためにも、時間に余裕があるときは、1日1枚何かぼーっと聴いてから寝ようと思う。

で、今夜聴いたのはこちら。

ドヴォルザーク 交響曲8番、チェロ協奏曲 ロ短調

ターリッヒ指揮、チェコフィルハーモニー管弦楽団

ロストロポーヴィッチ(チェロ)

1952年録音

ヘッドホンで聴くと、スピーカーから流れてくる音よりも、微細な音や細かな表現が際立って分かるのだが、この時代のチェコフィル、一糸乱れぬアンサンブルで、ターリッヒの意図を見事に表現しているように思える。

演奏スタイルや音質は違えど、カラヤン時代のBPOに並ぶのではないかと思えるアンサンブルは、下手すると今より完成度高いのではないか、と思えてしまう。

ドヴォルザークと言えば、9番の新世界が飛び抜けて有名だが、個人的には8番こそ彼の交響曲の中では最高傑作だと思っている私にとって、このターリッヒ盤は唯一無二の名盤。

そして、ロストロの弾くチェロコンチェルト、なんだかんだで数種類持っているのだが、これを録ったのは、彼が弱冠25歳のとき。

驚くべき完成度と、後期の録音にはない明るい演奏。

普段は、滅多に聴かないドヴォルザークも、たまに聴くと良いものでした。

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