自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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オーストリア風

2020年11月27日 

今日は昨日より少し、と言っても5分程度だが、遅く歩きはじめたら少し明るかった。

日の出前後の5分って大きな違いだなぁ・・・

さて、ウイーンにもお住まいになったことのあるお客様から、岡崎にオーストリア系のベッカー(パン屋)ができたというお話を伺ったので、早速行ってみた。

こういう横文字のカッコいい看板にカタカナが併記されているのってあまり見ないが、やはりドイツ語だと皆さん読めないから書かなきゃなんでしょうね。

※ 一応私は第二外国語でドイツ語を専攻していたので、読むことはできる。(もう今となっては訳せないけど)

ベッカーなので、本当はパンを食べるべきなのだと思うのだが、つい誘惑に負けてお菓子を・・・

エスターハーズィートルテをメランジェとともに

アップで

切ってみた

エスターハーズィートルテと言えば、大きく作ったものをカットする場合が多く(多いというより、私はそれ以外知らない)ビス生地とバタークリームが各4~5層になっているものが一般的だと認識しているのだが、これは日本風にアレンジしてお一人様サイズなのでビス生地3層とバタークリームが2層に抑えられている。

私個人の嗜好としては、大きなホールでもっと多層になっているものをカットしてある方が好みだが、この方が日本ではうけるということなのだろうか。

ザッハトルテ

見た目もサイズ的にも森永のエンゼルパイ。(失礼)

カットしてみた

食べた印象は、今までに食べたザッハトルテの中では、すごく甘さ控えめで、質感的にも軽い感じ。

杏ジャムは酸味が効いていてフルーティーで美味しい。

こちらも、本来は大きなホールをカットされているはずだが、いまどきの日本のケーキ屋さん風にお一人様サイズにされていた。

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ここまで伝統的なウイーン菓子を2種類頂いて感じたことは、分かりやすく例えるなら「長浜のとんこつラーメン」を食べるつもりが、実は「喜多方ラーメン」だったという感じ。(例えが悪くてすみません)

要するに、どちらが美味しいとか、そういう意味ではなく、思っていたよりあっさりだった。

パンはまだ食べていないので分からないが、お菓子に限定すると、恐らく日本人の口に合うよう、甘さ控えめであっさりと食べやすくアレンジされたのではないかと思う。

ついでに、「モンブラン」があったので食べてみた。

【期間限定】と書かれていたので、つい・・・限定に弱い日本人です。

こうくるか!という見た目と味

この見た目、今のシーズンを考えてもセンスの良さが感じられますねぇ。

今回はお菓子を食べてしまったが、こちらのお店は本来パン屋さんなので、こんどはちゃんとパンを食べてみなくてはいけない!

疎水沿いのロケーションで、銀色ステンレストレーにのせて提供されるところなどからして、俗に言うSNS映えするおしゃれなお店。

これから人気が出るのではないかと思った。

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