今日はけっこう涼しかった。

でも、昼間はパーカーを羽織って外に出たらちょっと汗ばむほど。
このところアイスコーヒーの比率が高くなってきたが、今日はどっちつかずだったので、人によって感じ方も違った様子。
そんなどっちつかずの陽気の午後、店長の山下が「コリアンダーパウダーがありません」と。
GWに向けて、バターチキンカリーを仕込んだら、もうコリアンダーの在庫がなくなってしまったらしい。
次にカリーを仕込むだけの量もないらしく、最低200グラム、できれば400グラム調達できないかと言う。
そういえば、昔は料理をしていて味噌や醤油が切れていることに気づいたら、お隣さんから借りる、なんて話をよく耳にした。
現代社会において、特にマンション暮らしだと、隣の人と顔を合わす機会すら少なかったりして、場合によっては住み始めてしばらくは顔も名前も知らないなんてことだってありえる世の中。
でも、私が子供の頃って、隣はもちろんのこと、ご町内の人みんな顔も名前も何をしている人かも分かっていたので、まぁ、「醤油貸してください」というのもあり得たかもしれない。
そもそも、今みたいにスーパーなんてものはほとんどなく、小学生がおつかいに行くとなったら、親から渡されたメモには「肉屋さんで牛肉を●グラム、乾物屋さんで卵を1パック、豆腐屋さんには持参のタッパーを渡して木綿一丁、八百屋さんでネギとしらたきと・・・」なんて書かれていて、それをお店の人に見せたら「お、今夜はすきやきやね、ごちそうやなぁ」なんて言われたものであった。
八百屋さんで支払うときは、レジなんてものはなくて、店の真ん中にひものついたざるが釣り下がっていて、お札を渡したら、おつりはそのざるから出てきていた。
しかも、肉屋さんも乾物屋さんも、豆腐屋さんも八百屋さんも、だいたい午後6時には店じまいを始めるので、夕食の準備中に何か材料がないことに気付いたら、もう買いに走ることもできず。
そんな事情が、隣から味噌や醤油を借りる、なんてことに繋がっていたのだろう。
で、コリアンダーパウダーである。
今日、インド人が経営するスパイス屋さんに発注しても、納品はGW明け。
醤油や味噌なら、隣で借りられるかもしれないが、お隣さんのチャイムをならして「すみません、コリアンダーパウダー貸してください」なんて言って、そのものが出てくるなんて日本では考えられない。
が、こういうときこそ、日ごろの行いがものを言うわけで、すぐにヌーラーニのマダムにLINEで「コリアンダーパウダー、売ってください」と書いたら、「どうぞ」というお返事。
そこで、今夜はヌーラーニでディナーとあいなった。

まずは、ヌーラーニセットのサラダ

カリーは、マダムリコメンドのスペシャルビーフカリー。

チャイで〆。
そして、無事にコリアンダーパウダーをお借りすることができた。

これで、このゴールデンウィークも、無事切らすことなくカリーを提供できる。
よかったよかった。
ヌーラーニさん、ありがとうございました。


