このところ、朝はスカッと晴れていますねぇ・・・

さて、コーヒー関係の競技大会はいろいろなジャンルがあるものの、この2年はコロナの影響で大会が中止になっていたが、今年はそんな大会が再開。
エスプレッソ飲料で競う「バリスタチャンピオンシップ」やサイフォンの技術を競う「ジャパンサイフォニスト」そして、ハンドドリップの技術を競う「ジャパンハンドドリップチャンピオンシップ」
私自身は、そういった競技大会に出場できるほど時間もないし、若い人が中心のそういった大会に、今更私が出場するのも大人気ないので、エントリーなんて考えたこともないのだが、芸大店の太田はハンドドリップチャンピオンシップに3大会連続でエントリー。
バリスタチャンピオンシップは使う豆の選定や焙煎まで自由にできるが、ハンドドリップの方は課題の豆が決められており、全員が同じ豆で競技する。
つまり、同じ豆でも淹れる人によって味が違うという部分が大きなポイントになってくる。
競技のあらましは、同じ豆で抽出量が少ない「A」と抽出量が多い「B」、2種類の抽出を規定時間内に終える。
そして、AとBの温度や味の違いがどの程度あるか、そして味そのものが良いかどうか、と言った部分に点数をつける。
そのうえで、抽出中の所作や、清潔さなどの他、いくつもの減点項目があり、抽出によって獲得した点数から減点項目のマイナスポイントを引いて、残った点数の高いものが勝ち進むということになる。
地方予選は対戦形式の勝ち抜け方式。
くじで振り分けられたグループ毎に対戦形式で競い、決勝戦は4人で競って最も点数の高かったものが勝ち抜けして東京での決戦大会に出場できる。
太田が最初に挑戦した2018年は、見事関西地区予選を勝ち抜き、東京の決戦大会に臨んだ。
決戦大会では、予選同様2種類の抽出を行い、AとBの温度や味の差と味覚的な点数をつけられる。
その後、プレゼンをしながらの演技抽出を行い、その両方の点数で順位が決まるというもの。
2018年の決戦大会、前半の味覚評価で太田は見事1位を獲得していたのだが、残念ながらプレゼンを伴う演技抽出でポイントを落とし、最終的には6位に甘んじてしまった。
こんどこそは、と挑んだ2019年は、地方予選の決勝まではコマを進めたものの、残念ながら決勝に残った中の一位にはなれず、決勝大会には進めなかった。
こんどこそ、とエントリーした2020年大会からは、コロナで2年連続大会が中止。
2年のブランクを経て、やっと今年開催となった。
予選は、出場者本人以外会場に入れないため、皆は店で仕事をしながら、太田から入る「一回戦突破しました」という連絡に安堵し「これから決勝戦です」という連絡にそわそわし・・・
そんな2日に渡る大阪地区予選が本日終了して、今夜は結果発表。
夜に連絡がくると太田が言っていたので、結果が出たら教えるよう言って、私は昼間に配達できなかったところへ車で配達に向かっていた途中、ハンズフリーに設定していた携帯に太田から連絡が入った。
電話を受けつつ、もし予選敗退なら電話ではなくLINEかメールで報告しそうだから、きっと予選突破したのだろう…..な?と思いながらも「どうだった?」ときいたら、震える声で「決勝行けました」!

毎日、朝練と夕練を繰り返していた太田、朝は私が試飲して夜は店長の山下が試飲して、彼女の努力と実力は熟知していたが、競技大会は対戦相手がいるので、相手がどの程度のレベルかわからないから難しい。
とにもかくにも、2大会ぶりの予選突破。
まずはおめでとう!
そして、努力している姿を見続けていただけに、報われてよかった。
決戦大会は10月に東京ビッグサイトで開催されるSCAJのカンファレンス。
欲を言えば、トロフィーを持って帰ってきてほしいところだが、大勢の前でスポットライトを浴びながらコーヒーを淹れるなんて滅多にないこと。
楽しむくらいの気持ちで臨んでもらえたらと思う。


