「酸味のないコーヒーはどれ?」
お客様から最もよく問われる質問である。
コーヒーの酸味とは何か?
酸味のないコーヒーが美味しいのか?
もし、酸味のないコーヒーが美味しいというのであれば、酸味はネガティブな味なのか?
最近、少数派ながら「酸味の強いコーヒーが欲しい」というお客様もいらっしゃるが、それでもやはり圧倒的に多いのは、酸味のない(少ない)コーヒーはどれ?というお客様が多い。
以前、グァテマラのコーヒーについてのセミナーを聞いたとき、コーヒーの風味の中で「苦み=ネガティブな味」とそのセミナーのスピーカーが断定的に言っていた。
それを聞きながら、【苦み】にも、ポジティブな苦みとネガティブな苦みがあるのだが、この人は【苦み=ネガティブな風味】と断定してしまっているのはどうしてだろう?と思ったものである。
一方で、そのスピーカーは【酸味】はポジティブな味だと言っていたのだが、私としては【酸味】にもポジティブな酸味とネガティブな酸味があると思う。
そして、ネガティブな酸味というのは、【酸味】ではなく【すっぱみ】だと私は捉えている。
では、【酸味】と【すっぱみ】の違いは何なのか?と言うと、要素としてはいくつかのものがある。
1,そもそも酸味の強い豆である。
2,焙煎が浅すぎて酸味(すっぱみ)が強く出てしまう。
3,未熟豆など欠点豆が混入している。
この中で「1」については、焙煎でいかようにも料理できる。
「3」については、2つの要素が考えられる。
・ そもそも、欠点豆混入率が高い低グレードな豆を使っている場合
・ 高グレードの豆でも、ハンドピックをしていない。
問題は「2」で、これは焙煎技術か、以前書いた焙煎士のコーヒーに対する考え方という問題になってくる。
では、ヴェルディはこの部分をどうしているのか、詳細は明日以降に記載したいと思う。


