昨日の日記で、昨年のこの時期はグァテマラへ行っていたと書いたのだが、今年は人の問題などもあり、産地へ行けるかどうか・・・
本当は、3月にメキシコと中米を訪問したいと思っていたが、ちょっと時間的に難しいので、できれば秋にアフリカへ行きたいなぁ・・・
で、産地へ行くと、ホテルや空港などではカードで決済するものの、移動途中に水を買ったり、ちょっと食べ物を購入するとき、ホテルでチップを払うときなどには、現地通貨が必要なため、到着したら1~2万円分程度の両替をしておく。
海外の紙幣を見ると、日本のものとは違ってなかなか面白い。
日本でも、高額紙幣から順に描かれている人物には、ちょっとした序列があるように思うが、海外の紙幣でも、やはり序列はあるのだろう。
描かれている人は、恐らくその時々の元首だったり、歴史上の偉人だと思われるが、誰なのか分からないことも多いが、俗にいう途上国の場合、実在の人物ではなく、何かをしている人が描かれていることも少なくない。
エチオピアのブルはこんな感じ

一番高額な紙幣の表面は農場にいる動物、裏面は何か研究している人。
次が、働いている女性と裏面は農耕機器を使っている風景。
小額紙幣の方も、恐らく農民の方と裏面は動物。
ただ、一般的には人間が多く、今や使えないけどリラは恐らく歴史上の偉人

グァテマラの紙幣も恐らく偉人。

メキシコは、面白いことに縦型の紙幣もある。

写真では分かりにくいが、蝶々とか建物は、ビニールで透けるようになっている。
で、中米はまだ人間が描かれているのだが、アフリカのタンザニアへ行くと、高額紙幣から順に動物の序列になっているような・・・

一番高額な10000シリングは象。

次に高額な5000シリングはサイ

そして、百獣の王と言われるライオンは、サイよりも下の序列で2000シリング。
タンザニアにとって、強い動物と言えば、象⇒サイ⇒ライオンなんだなぁ・・・
カバとかどうなんだろう?と、思いつつ、では次の1000シリングは、シマウマとかインパラとかなのか?
と、思いつつ見てみると・・・

人間でした。
ちなみに、タンザニアとお隣ケニアはこんな感じ。

まずは百獣の王ライオンと、その後ろに象やキリン。
そして、乳幼児診断をする母と子供と医師、パソコン教育を受ける子供、陸上競技の選手、といったところが印刷されており、ケニアで何が注目されているのかよく分かる気がする。
小額紙幣は、羊や牛といった牧場の動物。
貨幣というものは、その国の価値観を具現化したものなので、いろんな国の紙幣に書かれた絵を見るのは面白い。