祝日が月曜日に固まるようになってから、週半ばの祝日がめっきり減ったので、今日はどんな感じかと思いながら店を開けたら、モーニングから多くのお客様にお越し頂き、慌ただしくも充実した祝日営業をさせて頂いた。
そんな今日からは、限定珈琲「エチオピア・カッファ・ウォッシュト」を販売開始。
ヴェルディでは、開業当初からエチオピアを扱ってきたが、20年前は「エチオピア・シダモ」を深煎りで販売していた。
7~8年経った頃から、イルガチェフェのG1にかわり、今では深煎りに加え中煎りのウォッシュトとナチュラルも扱っているが、今回はカッファの豆。
エチオピアと言っても、地方ごとに味わいもかわる。
イルガチェフェはエチオピア中南部、カッファは西部。

フローラル&フルーティーなイルガチェフェに対し、バランスとほのかな柑橘系フレーバーが楽しめるカッファ。
同じエチオピアでも、ずいぶん印象が違うので、ぜひ一度お試し頂ければと思う。
そのカッファは「カフェ」の語源になったとも言われ、有名なコーヒー発見の伝承「山羊飼いカルディ」のお話は、このカッファで生まれたと言われている。
アラビカ種発祥の国エチオピアにあって、カッファが発祥の地域と言われているだけに、まさにアラビカ種の原点を味わえる地方と言えるでしょう。
今回は、そのカッファの中からマイクロロットスペシャルティを少量入手。
この機会に、アラビカコーヒー発祥の地域で採れたコーヒーをぜひお試しくださいませ。
