自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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神の時間

2025年4月7日 

このところ、日記の更新ができていない日が続いているが、実はドリップバッグ製造月間になっていて、ドリップバッグ用の豆の焙煎などもあって、普段より焙煎量が激増している。

そんなこともあり、どうして仕事を終えて帰宅したら、もう夜の11時を回っているという状態のため、なかなか日記を書く時間がなかった。

今日は、午前中に税理士事務所の方と決算に向けての打ち合わせ、お昼過ぎからは北白川へ行って焙煎をして、その後髙島屋へ配達、戻ったら、一件ZOOMミーティングをして、来月中旬からスタートするヴェルディのアプリについて山下と打ち合わせ。

その後は下鴨へ戻って明日焙煎する豆6品ほどハンドピック。

そこまで終えたら、今日は仕事終了が超早くて、まだ午後8時だったので、なんとか日記に辿り着けた。

そんな今日、北白川で焙煎した中の一つが「イエメン

この生産国だけは、焙煎直後よりも2週間程度経ったあたりが飲み頃になるので、今日のテイスティングで全てを判断はできないが、しっかりとした個性が感じられて、コクとまろやかさのある非常に良質なコーヒーであることは分かる味わいだった。

価格はちょっとお高めですが、世界に広がるアラビカコーヒーの原点をぜひお試しください。

通販のお申し込みは本日から、店舗では明日から販売開始予定です。

さて、京都は現在桜が満開。

髙島屋へ配達に行くにも、市内はものすごい人でいつもよりかなり時間がかかる。

そんなこの週末、下鴨店も多くのお客様にご来店頂いたのだが、入る予定だった新人さんが、体調不良でキャンセルをかけてきたため、土日とも1人少ない状態でお店を回すことになったのだが、そんなときに限ってこの春最大のピークが訪れる。

土曜日は、髙島屋のスタッフに無理やり応援に来てもらってなんとか開店したが、開店直後から息つく間もなくモーニング、ランチと進んでいく。

洗い物まで手が回らず積み上げられていく使用後の食器。

北白川と髙島屋へ豆を出荷する時間が近づいてくるものの、その準備もできない状況の中、午後1時30分あたりからスーっとお客様が引いて、30分ほど穏やかな時間が流れた。

もう、この30分は神が与えて下さった片付けの時間かと思うほど、この30分でたまった食器を洗い、各店へ持って行く豆の準備もできたのだが、それが終わったとたん、また次々とお客様がお越し下さって、本当にあの30分は神の時間だと思った。

明けて日曜。

この日もスタートからひっきりなしにお客様がお越し下さり、今日もかなりヤバいと思っていたら、またまた1時半頃から30分だけ静かな時間が流れる。

閉店後に、「あの時間がなかったら、オーダーが通るたび、その注文に必要な食器を洗うところから始めなくてはだったな」と思うのであった。

その後、営業中にできなかった仕事を終えて、夜遅のご飯をカミさんと食べに行ったら、午後10時を回っているというのに、丼チェーンも次々来店客があり、店員さんも必死の形相で走り回っていた。

この時期、接客業はどこも大変なことだと思う。

同業者の皆さん、桜が散るまで頑張りましょう!

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