自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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verdi マスターの投稿

これから20日間

2021年8月26日 

一昨日、京都芸術大学の職域接種でコロナのワクチンを打ってもらった。

京都市の行政接種で打とうかと思ったが、なかなか予約が取れず、と言うか、そもそも6月末から昨日まで、秋田へ行った3日間以外全く休みを取れていなかったので、打ちに行く時間もなかったのだが、学校で予防接種ができるのであれば、仕事の合間に行けるので助かった。

本来なら、京都芸大の学生と教職員の方、同じ構内で営業しているヴェルディ芸大店や学食、売店の従業員が接種対象だったが、接種を受けない学生が多かったらしく、芸大店のスタッフのみならず、下鴨の社員、アルバイトやその家族まで摂取して良いと言って頂けたので、ヴェルディスタッフ一同と私の家族も皆有難くワクチン接種をさせて頂けた。

で、昨日は久し振りにお休みを頂いたら、やはり疲れがたまっていたのか、或いはワクチンの副反応か、とりあえず頭が痛くて体がだるくて、一日寝転んですごしてしまった。

今朝も、ちょっと頭痛が残っていたので、仕事できるか?と、思ったが、7時半に店の鍵を開けて、セコムの警備を切ったとたん、なぜか頭痛も消えて体のだるさも吹っ飛んで、いつも通りシャキッとできるから不思議なもの。

下手な薬より脳内物質の方が体に与える影響は大きいということだろう。

さて、間もなくヴェルディの通販サイトをリニューアルするのに伴い、芸大店で作っている自家製スイーツなども通販で取り扱う予定。

そこで、賞味期限を決めなくてはならないのだが、食品の賞味期限を決めるにあたっては、菌検査をしなくてはならない。

菌検査とは、製造後に任意の日数、常温で保管した後、菌の種類や量を検査して定められた範囲内であることが証明された後、製造から菌検査を行うまで常温保管した日数×0.7を賞味期限として設定できるというもの。

さらに、パウンドケーキやクッキーなど油脂成分が多いものについては、油の酸化度合いの検査もあるため、かなり大量に同一商品を作って検査に出さなくてはならない。

できれば賞味期限は2週間ほどほしいので、今日から20日間保管して菌検査に出す予定。

合格したら、晴れて通販サイトにラインナップ!

通販ご利用のお客様、今しばらくお待ちくださいませ。

って、合格しなかったらどうしよう・・・

ドラッグストア

2021年8月24日 

川沿いというのは、風の向きによって体感温度が変わるもので、家から外に出た時は朝にしては蒸し暑いと思ったが、歩いていると時折エアコンの風にあたっているほど涼しい場所もある。

でも、このところ天気も悪かったが、夏とは思えない涼しさで過ごしやすい気温だったので、今日は蒸し暑く感じる一日だった。

さて、飲食や接客業といった立ち仕事をしていると、靴は非常に重要なアイテム。

自分の足の形に合っていなかったり、クッションが固かったりすると、非常につらいことになる。

少し前に、アウトレットで購入した靴は、軽くてクッションも良く、立っていて疲れなかったので、とても良いと思っていたのだが、少し足の形に合っていなかったのかもしれない。

3か月ほど履いていたら、右足に1か所、左足に2か所ほど、ウオノメができてしまった。

そうなると、立ち仕事は辛いものになるため、クッション性は気に入っていたが、その靴はやめることにして、以前はいていて楽だったものを再度購入した。

が、靴を替えてもウオノメは治らない。

そこで、仕事を終えた後に芸大店の向かいにあるドラッグストアでウオノメの治療パッチを購入しに行った。

商品を手にレジに並んでいると、若いアルバイトの男性と、「ビューティーアドバイザー」という名札とつけた女性が並んでレジを打っている。

そのビューティーアドバイザーの女性、以前からヴェルディをご利用くださっているのだが、女優さんではないかと思うほど、所作も容姿も美しく、素敵な方だなぁと思っていた方。

手に持っているのが洗剤とかハミガキとかなら良いとして、よりによって「ウオノメパッチ」である、男の子の方のレジに行きたいなぁと思っていたが、順番の先頭になったとき、「お次の方どうぞ」と声をかけてくださったのは、ビューティーアドバイザーの女性であった。

私がレジの前に立ったら、笑顔で「お疲れ様です」と言いつつ、ウオノメパッチのバーコードを読み込み、会計をしつつ「ウオノメですか、お辛いですね」と。

素敵なマダムに笑顔で語りかけられて嬉しいような、ちょっと恥ずかしいような。

これからは、購入するアイテムによって、ドラッグストアも選ばねばだと思った。

あと一つ

2021年8月23日 

今朝の4時、突然降り始めた大雨の音で目が覚めた。

これは、今朝も歩けないな、と思って二度寝したが、次に目が覚めた5時過ぎには、もう雨も上がっていたので鴨川へ。

川の上には靄がかかっていて、ちょっと幻想的だった。

上を見ると、鵜がV字編隊で飛来。

朝はこんなだったが、昼間には日の光も届き、久しぶりに夏の暑さを感じる一日だった。

さて、先日長女と一緒に秋田へ行ったときのこと。

運転中に眠気覚ましで「東京23区全部言えるか?」というのをやってみた。

自分では全部言えると思っていたが、意外と思い出せないもので、最後まで大田区が出てこなかったり、2回やって2回ともなぜか中野区が思い出せず。

でも、けっこうこれが眠気覚ましには良かったりした。

で、今日の夕食時、何気なくカミさんに「23区全部言えるか?」と訊いてみたら、予想通り答え始めた。

これがなかなかよく覚えていて、最後の方は若干ヒントを出したものの、少なくとも20は自力で答えられていた。

が、最後の一つがどうしても出てこない。

仕方ないので「寅さん」と言ったら、なぜか「柴又」は出てくるのに「私、生まれも育ちも〇〇、柴又・・・

の〇〇が出てこない。

末娘は「こち亀」だよ、と言い、長女は「ほら、浮世絵師」と言うものの「柴又は出てくるのに、その前が出てこない」と必死に思い出そうとしている。

最終的に、「男はつらいよ」のイントロを流して「生まれも育ちも葛飾柴又」と言った瞬間、彼女は「かつしか~!」と絶叫していた。

まぁ、人間ド忘れすることはあるもので、出てこないときはこんなもの。

ちなみに、私と長女は残り3つ4つがどうしても分からず、ネットのお世話になった。

みなさんも長時間ドライブの眠気覚ましのときなど、やってみると面白いかも。

でした。

知らなくてもいい珈琲の話-その28【コーヒーの精製-ナチュラル】

2021年8月22日 

先週より始まったコーヒーの精製、今回はナチュラル(Sun dry)について説明いたします。

ナチュラルは、最も古典的な精製方法です。

その方法を簡単に説明すると

① 収穫後すぐに乾燥工程に入る。

② 乾燥は、主にパティオ(地面に広げる)だが、アフリカンベッドやドライヤー、スタティックドライヤーを使うこともある。

③ 重量ベースで水分量が11±1%まで乾燥させて保存

④ 出荷前にドライミルで脱穀する。

ということになります。

順を追って詳しく説明しましょう。

まず、収穫するか否かの判断です。

上の写真で言う①がすでに完熟状態なので、通常はここで収穫します。

②は「グレープ」とも評され、この段階まで行くと深みのある味わいになります。

③はさらに深みが増し④は樹上完熟状態で、ブラジルではこの状態まで行ったチェリーのことを「ボイヤ」と言います。

ただし、②より先まで樹上で残すのは難しく、熟度が増すと木との付け根の部分も軟らかくなるため落ちてしまうことも少なくありません。

また、同時に鳥に食べられてしまう危険も高まるため、無難に行けば①か②で収穫する農園が多いと言えます。

ちなみに、ジャクバードという鳥が食べた後は、種が農園のあちこちに落ちています。

これが、鳥(ジャクバード)が食べた後の糞(コーヒーの種、パーチメントまでついていますね)

インドネシアだと、ジャコウネコが食べた糞から採取したものを「コピルアック」として販売していますが、ブラジルでもジャクバードの糞から採取したコーヒーが売られています。

ただ、インドネシアでは飼っているジャコウネコでコピルアックを作るところが大半を占める中、ジャクバードは野生しかいないので、このような糞をちょっとずつ採取して回らねばならないため、ものすごい手間がかかります。

話がそれました。

こうして完熟豆を収穫したら、パティオ(地面)かアフリカンベッド(網状の板の上に並べる)で天日乾燥します。

広大な地面に広げて乾燥

雨が多い場所では、屋根の下で乾燥させることも。

アフリカンベッドでの乾燥

また、時としてドライヤー(乾燥機)で乾燥させることもあります。

ドライヤーを使うのは、主に大量生産のコマーシャルコーヒー(コモディティコーヒー)で、安価なブレンドやインスタント用に使われることがメインで、スペシャルティコーヒーの場合はめったにドライヤーは使われません。

ドライヤーはこんなもの。

.

と、言うことで、ナチュラルプロセスの特徴をまとめてみました。

  • ナチュラルプロセスの特徴(ポジティブ)
  • フルーティーな香りが出せる(Fruity , Acidity , Sweetness)
  • 水の使用量が少なく、全く使わなくてもできる。
  • 排水やパルプ、ミューシレージなどの廃棄物が出ない。

  • ナチュラルプロセスの特徴(ネガティブ)
  • 未熟豆混入のリスク
  • チェリー内の水分が多い状態で熱が加わるため過発酵になりやすい。
  • カビ発生のリスク
  • ドライヤー使用時 ⇒ 乾燥工程中のチェリー破裂のリスク
  • パティオ ⇒ 天候によってリオ臭などの発生がある。
  • リオ臭
  • 独特の腐敗臭を「リオ」と言うが、これは収穫期に雨が降り、収穫後のチェリーや種子が雨水にさらされることにより細菌やカビが発生して生成されるヨード臭のような独特の臭い。収穫期に降雨の多いリオデジャネイロ州近辺でよく発生することから「リオ」「リオ臭」と言われる。

ナチュラル精製は、最も古典的な精製方法と言いましたが、現在ナチュラルをメインにしているのは、主にエチオピアとイエメン、ブラジルの3か国です。

エチオピアは、ウォッシュドとナチュラルが半々程度ですが、イエメンはほぼ100%、ブラジルは8割程度がナチュラルと言えるでしょう。

しかし、近年はコーヒーのキャラクターを強く出すために、これまでウォッシュドメインで精製していた国でも、ナチュラルを取り入れるところが増えてきました。

これは、ナチュラルの特徴である「フルーティーな風味」を出したいからに他なりません。

一方で、ナチュラルの風味は、どこの国であろうとナチュラルフレーバーが先に立ってしまうため、逆に生産国の個性を出しにくい部分もあり、最近では嫌気性発酵や、酒樽でのエイジングなどという手法で個性を出そうとする動きもあります。

次回はウォッシュドについて説明いたします。

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