今日は真夏のような暑さ。
いつもホットをお召し上がり下さるお客様も、今日はアイスと言う方が目立った。
そして、本日よりブラジルのセラード地域で毎年開催されている
Cup of Progressive Cerrad の Washed 部門優勝豆販売をスタート!
こちらは、20キロ限定入荷のため、売り切れ次第終了となります。
で、この豆のどこがProgressive なのかと言うと、コーヒーを美味しくするために土壌改良からスタートして、農薬や化学肥料を極力抑え、自然の力で木の持つポテンシャルを引き出し、風味を良くしたということになります。
具体的には、以下の4つのことが柱となります。
コーヒーの木の周りに、大根系の野菜を植えることで、大根ができてそれらを抜いた後、土に隙間ができて雨水の浸透力が増し、コーヒーの木が水分を吸収しやすくすること
農薬を使ってコーヒーにつく害虫を殺すのではなく、その害虫の天敵になる虫が好む草を農道に植えることで、害虫を駆除して農薬を使わないようにすること。
木々がうっそうと茂る森林の土壌から、木の根に栄養を運ぶバクテリアを採取、それらを森の土と一緒に水で混ぜて培養して散布することで、手を加えていない自然な状態の森林と同じような土壌環境を作ってやる。
上記、コーヒーの木につく害虫の天敵用に植えた雑草をコーヒーチェリーの収穫前に刈り取り、堆肥にして散布することで、自然の肥料となって先の大根や微生物の効果を最大限に引き出し、木々が十分な栄養を吸収して元気に育つようにすること。
そういった農法により、以前の農薬や化学肥料を使っていたころよりも、木々は元気になって、風味も良くなりました。
手間もコストもかかる栽培方法ではありますが、自然の力で風味をよくするよう日々努力している「ドナ ネネン農園」のブルボン種、ぜひ味わってみてください。