自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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珈琲のことなど

ゲイシャとロブスタ

2020年10月15日 

今日で53歳になってしまった。

この年になると祝ってくれるのは、たまに買い物をするサイトのメルマガとショップから届くDMくらいなもの。

まぁ、今日から1か月間は、安くお買い物できる特典付きだからいいか。

そんな一つトシをとった朝、いつもの場所にたどり着いたらまだ太陽が大文字山から顔を出していない。

でも、東の空はわりと綺麗だった。

さて、夏の暑さも和らいで、気持ちよい季節になってきた。

涼しくなると、いよいよ珈琲シーズン!

ということで、より皆様に楽しんでいただけるよう、レアな豆や面白い豆を販売しようと、いろいろと仕入れているのだが、今日はその中から2種類の豆を焙煎してみた。

ウガンダ・ロブスタ・ナチュラル

Verdi は全てアラビカ種だったが、このロブスタはなかなか美味しいということだったので、ちょっとだけ仕入れてみた。

浅煎りに仕上げたが、やはりロブスタ、酸味はほとんどなく濃い麦茶のような味わいなのだが、砂糖を入れると焚火をしているような香ばしい香り。

インドネシアやベトナム、インドのロブスタは口にしたことはあるものの、もっと重苦くて美味しいとは思えなかったが、これはちょっと面白そう。

そして、ロブスタの対角線上にあるような豆「ゲイシャ種」は、グァテマラ産のもの。

ロブスタとゲイシャを同時販売っていうのも不思議なめぐりあわせだが、恐らく来週あたりから店頭にお目見えすると思う。

秋の夜長、Verdi のコーヒーで素敵なひとときをお過ごしくださいませ。

さるのすけ

2020年8月9日 

今朝は、ちょっとだけ涼しい風が吹いていたが、それでも少し歩くと汗が出てくる。

夏ですねぇ・・・

それにしても、このところ朝からなんだか「もわ~」っとしているのだが、湿度が高いってことなのだろうか。

帯広から珈琲豆のご注文を下さった方が、ご注文と同時に添えて下さったメッセージによると、帯広は少し秋の気配だとか。

ちょっとうらやましいかも。

さて、お盆休みに入ったものの、今年はどんなものなのかよくわからないというか、朝のニュースでも高速道路の渋滞予測が出せないとキャスターが言っていた。

このところ、ホテルの明かりもほとんど灯っていなかったが、今日はわりと部屋が埋まっているような雰囲気。

それでも、以前と比べるとまだまだな様子。

飲食も大変だけど、宿泊業界は本当に大変だと思う。

川沿いに建つホテルの反対側では、対岸の火事ならぬ、対岸で花火。

ちょっとほほえましく、生ぬるい風が肌をなめる夜のウォーキングであった。

まぁ、そんなわけで、今年のお盆休みは営業的にどうなるのかよくわからないのだが、有難いことに下鴨、芸大とも多くのお客様にお越しいただけた。

そんな中、小さなお子様とお母さまがご来店になり、恐らく小学生の低学年かと思われるお子様が、猿之助ブレンドのPOPを見て「あ、この人、伊佐山部長や!」と。

お母さまが「伊佐山部長って、どんな役の人やったっけ?」と聞かれたら、お子さんが「あの、半沢さんから仕事奪ってあくどいことやったはる悪い人やんか」

そう言われてもよくわからなかったらしく、お母さまが「だれが演じたはるんやったっけ?」

するとお子さんは「かたおか さるのすけ」

オイオイ、と思ったが、何も言わず注文を待っていたのだが、結局POPを見てひとしきり親子で半沢談義をしたら、何も飲まず帰ってしまわれた。

たまに、店でご注文いただくとき、「猿之助(えんのすけ)ブレンド」を「さるのすけブレンドください」と言われることがあるのだが、正式な読み方は「えんのすけ」です。

片岡さんは愛之助。

どうぞお間違いなきように。

頑張れ伊佐山部長!?

2020年8月7日 

暦の上ではもう秋!

全くそんな気がしない・・・

何というか、まずは葵祭の巡行が中止になった時点で初夏のイメージを感じられず、祇園祭の巡行が中止になった時点で、なんとなく夏になったという気分になれず、御手洗祭りが見送られた時点で、季節感をどこかにやってしまったのかもしれない。

まぁ、今年は梅雨が長かったということもあるかもしれないけど、なんだか春があったのか、夏になったのか、京都と言う地にいてここまで四季の移ろいを感じられなかったことはなかったように思う。

朝から、もわ~っとしていました。

さて、私は池井戸潤さんの作品は、ほとんど読んでいるので、半沢直樹の新シリーズを毎週日曜日の楽しみにして見ているのだが、テレビ版は原作にはもう登場しない大和田元常務や黒崎検査官が出ていたり、それでも原作の重要ポイントは抑えつつ、よりドラマティックな演出で楽しませてくれている。

それにしても、ここまで歌舞伎役者で主要人物を揃えるドラマってあまりないだろう。

そんな中、今作品で圧倒的な存在感を示しているのが伊佐山部長役の市川猿之助さん。

ヴェルディでは、直接猿之助さんと味調整をして、四代目 猿之助さんプロデュースの『猿之助ブレンド』を販売しているのだが、5袋ボックスは透明のプラケースに入れていた。

しかし、私も大好きな半沢直樹ご出演記念として(実はそういうことではなかったのだが、まぁ、こじつけで)猿之助ブレンド5袋入りボックスをオリジナルデザイン販売開始!

デザインは、杉原邦生さん

贈り物にはもちろん、日曜の夕食後珈琲として、半沢直樹を見ながら猿之助さんがお好きな珈琲の味を楽しむのも良いかと。

そんなわけで、頑張れ伊佐山部長!半沢直樹に負けるな!

と、言ったところで、恐らく再来週には完膚なきまでにやられちゃうはずだけど・・・

ヴェルディ店舗と通販で販売中、どうぞご利用くださいませ。

話は変わって、毎週金曜日は配達回りの日。

なんか、途中からずっとこの人に先導されていたのだけど、まぁ、後ろを走っている分には逆に安全とは言え、なんだかちょっと嫌だった。

酸っぱさと酸味

2020年8月6日 

今日も体温より高い気温だったが、朝の鴨川沿いはちょっとだけ涼しさも感じられた。

晴れてはいるが、何となくもやがかかっている朝であった。

嫌になるほど暑い昼だったが、日が沈んで夜になり鴨川沿いに出たら、アスファルトの上と比べると、若干涼しい風が吹いていた。

先週までは川の水も多く流れも激しかったので、川面の光も荒れていたが、水の流れも落ち着いてなんだかきれいだった。

さて、芸大店ではテイクアウト珈琲をいつも3種類ご用意しているのだが、味の説明に「酸味」という言葉を入れると途端に売れなくなってしまう。

業界内では、苦みはネガティブな味で、酸味はポジティブな味と思われているが、実は一般のお客様の多くは酸っぱい味が嫌いなのではないかと思うことがしばしば。

店に立っていると、珈琲豆をお求めになったお客様から「すっぱくない珈琲をください」と言われることが多い。

そんなとき「酸味と酸っぱさは違います」とおこたえしているのだが、その違いがなかなかご理解頂けない。

でも、そんなお客様に、あえてヴェルディの中で一番酸味の強い珈琲をお召し上がりいただくと、「全然すっぱくない」と言われ、そこで初めて酸っぱさと酸味の違いをご理解いただけることになる。

実は、先日ヴェルディで開催したカッピング会の折に使ったサンプルの残りをカッピングの方法とは違い、ハンドドリップで抽出して飲んでみた。

たしかに全てエチオピア産の豆だが、すべて異なるキャラクターで風味特性の違いを感じられるのだが、共通しているのは全部とてつもなく酸っぱくて飲むに堪えないということであった。

カッピングのときは、飲むわけではないので風味特性だけを純粋に比べられるのだが、ドリップとなると正直全く美味しさを感じられなかった。

要するに、カッピングでしか味を評価できない人が、カッピングに使うのと同じ焙煎度合いの豆を販売した場合、購入したお客様が最も汎用性の高いドリップで抽出したら、酸っぱくて飲めない液体と化してしまうということであろう。

カッピングとは、その豆のポテンシャルを見る行為であって、販売段階においてはその焙煎度合いが正解とは限らない。

しかし、そのあたりを理解せずに超極浅煎りで販売してしまわれるので、「酸っぱいコーヒーはいや」とお客様に言わせてしまう。

同時に、未熟な焙煎の酸っぱさをコーヒーの酸味と思ってしまう人が増えてしまうという図式になる。

でも、煎りが浅いほど水分が飛ばないため体積当たりの重量は重くなる。

それはすなわち、浅煎りほど利益率が高くなるということなので、利益率を落としても美味しい珈琲を提供しようという焙煎士が増えない限りこの問題は解決しない。

難しいですねぇ・・・

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