自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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珈琲のことなど

デカフェ

2018年1月16日 

ニュースを見ていたら、今日の東京は3月並みの陽気だったと言う。

ご来店下さるお客様も、「このところ寒かったけど、今日は比較的暖かいね」とおっしゃる方が少なくなかった。

でも、朝は寒い。

さて、先日もお知らせしたが、造形芸大の大階段を上がってすぐ左手、インフォメーションの前では学生の展示が行われており、その中の一つは珈琲をとりあげたものになっている。

今日は、そのワークショップで、同一産地・同一農園の普通の豆とカフェインレスの豆の飲み比べがあった。

普通の珈琲とカフェインレス珈琲の飲み比べと言っても、生産国が違ったら味が違って当たり前、同じ国で作られた豆でも、違う農園で作られたものだったり、焙煎度合いが違っていたら、これまた味が違って当たり前。

これでは飲み比べにならない訳である。

そこで、協力を依頼された私としては、可能な限り同じ条件の普通の豆とカフェインレスの豆を飲み比べられるよう、同じ農園産の豆で普通の精製プロセスを経て入荷したものと、カフェインレスに仕上げたものを用意して、同じ焙煎度合いに仕上げて学生さんにお渡しした。

ワークショップがちょうどお昼頃だったので、私は実際に行くことができなかったものの、恐らくこんな飲み比べはめったにできないと思うので、参加された方は面白く感じられたのではないかと思う。

ワークショップは今日だけだったが、それ以外にも珈琲の展示があるので、興味のある方はぜひ足をお運びください。

京都の喫茶店を回り、苦味と酸味の度合いをチェックして一表にしていたり

焙煎度合いも一目でわかる展示があったり

珈琲についてのデータをいろいろと集めていたり

珈琲についての小ネタをいろいろと集めていたり

なかなか楽しい展示になっています。

そして、これを機に Verdi でもカフェインレス珈琲の販売を開始。

さらに、無料のワークショップは本日限りでしたが、Verdi 造形芸大店では明日から20日(土)まで、カフェインレスのブラジルをハンドドリップでご注文頂きましたら、プラス200円で同じ農園の普通の珈琲と飲み比べができるという特典付き!

今日、飲み比べを逃してしまった方、よろしければお運びくださいませ。

 

 

 

カフェインレス

2017年11月14日 

はじめにお知らせです。

明日11月15日(水)の16時~19時、東京の新大久保にある DOMO CAFE さんで、店主が珈琲をお淹れします。

東京近辺のお客さまで、お時間に余裕のある方、ぜひお運びください。

オープンのときの抽出風景

どこかで見たような、こんなメニューもあります。

DOMO CAFE

東京都新宿区百人町1-15-29

03-3360-2545

お店のことなどは こちら が参考になるかと思います。

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さて、京都造形芸術大学の情報デザイン学科では、後期の授業として珈琲についてまとめるという課題に取り組んでいるので、私もできることは協力させて頂いているということは以前の日記にも書いたが、昨日はそんな珈琲について調べているいくつかのグループの中から、『デカフェグループ』の学生たちが私の講習を受けに来てくれた。

彼女たちは、「デカフェと普通の珈琲では味の差がほとんどないと感じる」と言っていたが、断片的な味ではなく、しっかりと焙煎の最初から最後までのプロセス全てにおいて、どうなのかをみてもらおうということで、以下の3つを飲み比べてもらった。

1、ブラジルの、単一農園産の豆で、普通に水洗式精製をされた豆を8段階に煎り分けたものを飲み比べる。

2、上記 1 と同じ農園産の豆をスイスウォーター式でカフェインレスにしたものを同じく8段階に煎り分けて飲み比べる。

3、上記 1、2、とは違うが、ブラジル産の豆を液体二酸化炭素方式でカフェインレスにしたものを浅煎り・中煎り・中深煎り・深煎りで飲み比べる。

ブラジルの単一農園産の水洗式珈琲生豆

上と同じ農園のカフェインレス珈琲生豆

別のブラジル産液体Co2でカフェインを抜いた珈琲生豆

デカフェの浅煎り

デカフェの中煎り

デカフェの中深煎り

デカフェの深煎り

上記の中から 2 のプロセスは、実際に焙煎をしながら色の変化や香りの変化を見てもらいつつすすめていった。

焙煎が進むにつれ、香りや味が、どう変化するかを飲み比べつつ、今回は同じ農園産の豆で普通のものとカフェインレスのものを8段階に分けた焙煎度合いで飲み比べて行った。

デカフェの泡

普通の珈琲の泡

面白いことに、焙煎してからの時間はほとんど変わらないのに、デカフェの泡は気泡が大きく、普通の珈琲はきめ細かい泡がたった。

今回は、学生に対する講習という側面と同時に、来るべき Verdi のデカフェ販売開始の準備作業として、どのような味を作るかのテストも兼ねていた。

最近、けっこうご要望が多いので、近々 Verdi でもカフェインレス珈琲を本格的に販売しようかと思っている。

以前一度販売した時より、細かく徹底的に味を検討して「デカフェなのに美味しい」と思えるものを提供したいと思う。

今回は、けっこう長丁場になり、いつもの講習の倍以上試飲させてしまったが、ここまでしっかりと飲み比べるなんて経験は、珈琲店の人でもそんなにしたことがないのではないかと思う。

良い勉強をしてもらえたと思うと同時に、私もデカフェの味についてより深く知ることができて、ある意味良い機会を与えてもらえたと感謝。

学生たちにとっては良い発表、Verdi にとっては良い商品づくりにつながればと思う。

珈琲談義

2017年10月24日 

今朝は久しぶりに歩けた。

でも、スカッと晴れた空は見えず、ちょっとミストっぽく雨も降っている感じ。

そうでなくても日の出が遅いので、ちょっと暗くて寂しい朝であった。

さすがに川の水量は多く、出町の飛び石は水の下に隠れ、亀さんも頭と甲羅が少し見える程度になっていた。

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さて、先日私も無事『夫婦50割』が適用される年齢に達してしまったので、カミさんと一緒に映画を見に行ったら(別にカミさんじゃなくても大丈夫ということらしいが)安く見られる。

そこで、今日は映画を見に行こうかとカミさんを誘ったが拒否られたので、誕生日クーポンを使って見に行った。

う~ん、貞子VS伽椰子ほど酷くはなかったが、まぁまぁしょうもない、と言うか、全く怖くないホラー映画であった。

と、言うか、私のすぐ後ろに座っていた女性二人組が面白すぎて・・・

始まった瞬間「もう、むりむりむりむり、こわいこわいこわいこわい・・・」中盤にさしかかったあたりでは「あの奥からなんかでてきそう、いやいやいやいや、こわいこわいこわいこわい、キャーッ!」って、もう、それ聞きながら吹き出しそうになっていたので、怖さを全く感じなかったのかもしれない。

やはりホラー映画は、人が少ないレイトショーで見るべきだったと強く確信した。

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そんなイマイチな映画鑑賞だったが、早めに三条へ行ったので、上映開始までの空いた時間で、久しぶりに六曜社地下店へ行ってみた。

この変わらないスタイルはスゴイ。

いつも通り、ブレンドとドーナツ。

六曜社さんへ来たら、ついドーナツを注文してしまうのだが、こういう『お決まり』というのは素晴らしいと思う。

Verdi でも「つい注文してしまう」ものが作れたらと思うのだが、なかなかここのドーナツに匹敵するものは難しい。

久し振りにカウンター越しに奥野さんと珈琲談義。

最近のなんでもかんでも浅煎りというのはどうなんだろうという話から、そういう酸味系珈琲の中でも、単に知識も技術もなく浅く焙煎してフルーティーと言っているお店もあれば、それなりに美味しい店もあるという話になり、今までは自家焙煎して、ピアスに帽子で営業していたら、なんでもかんでも店が成立していたという傾向だったが、これから浅煎り系専門店(スペリャルティ専門店とも言われる)も淘汰の時代に入るのだろう、と。

そう言えば、私が高校~大学時代は、それまで深煎りが主流だったところ「お湯で割ってアメリカン」というのが何となく流行っていた。

たしか20年ほど前には、随分と浅い焙煎の通称『白珈琲』なんてのも短い期間だったが流行っていた。

松任谷由美の歌の歌詞にも「ドーナツ屋の薄いコーヒー」なんてのがあったり。

そんな薄いコーヒーが流行っていた時代、京都でも当時流行っていた「カフェ バー」という業態へ行ってコーヒーを注文したら、けっこう薄かったなんて話で盛り上がり、でもその後バブルが崩壊したら、再び深煎り系へと潮流が変わって行った。

長くこの業界を見てきている奥野さん曰く、まぁ、コーヒーの嗜好って、だいたい10~15年周期で変わっていくのではないかと。

ただ、今のスペシャルティブームは、日本の流行と言うより、アメリカ主導で動いているということや、北欧系のブームという側面もあるので、もしかしたらその周期論には当てはまらないかもしれない。

今、そのブームをけん引している人たちに言わせれば、20年ほど前の『薄いコーヒーブーム』と今の『スペシャルティコーヒー』は、全く違うものだと強く主張されそうだが、そういうミクロの世界の話ではなく、時代の大きな流れのこと。

要は、そうやって、浅いものがもてはやされたり、深いものが好まれたりという行ったり来たりの中で、クオリティーのボトムアップは着実になされていく。

私としては、そのときそのときの流行に踊らされるのではなく、常に本質を見て行かねばと思う。

なんて話をしながら、ふとメニューを見たら「浅煎り タンザニア」なんて文字が・・・

「こんなの以前からありました?」ときいたら、「最近流行っているから、浅煎りが欲しいと言われたとき、何も勧められなかったらくやしいから作った」と。

せっかくなので頂いてみたら、これが際の部分で酸っぱくなくて酸味が美味しいコーヒーに仕上がっていた。

奥野さんと言えば、深煎り専門というイメージだったが、流石浅煎りを作らせてもピンポイントで良いところを突いてくると、ちょっと感動しながらアナベルを見に行くのであった。

初の福井県!

2017年8月22日 

昨日は、朝から福井へ行っており、帰りが遅くなってしまったのと、ちょっとお腹がふくらむと瞼も重くなってしまったので、日記を更新せず寝てしまった。

なのでこの日記は8月22日のものを23日にアップしたものです。

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日本に住んでいても、行ったことのない都道府県がけっこうある。(都と府と道は行っているので、「県」だけだが)

そんな中の一つに、福井県があったのだが、ちょうど造形芸大店の社員の太田が、来年のハンドドリップチャンピオンシップに出場したいと言ってきたので、じゃぁ入賞者に話を聞いてみよう!ということになり、昨年のハンドドリップチャンピオンシップで見事2位に輝いた、ヴェンガ!コーヒーの細野さま夫妻を訪ねることになった。

京都を8時に出て11時頃到着!

準優勝のトロフィー

浅煎り~深煎りまで瓶に入って豆が並ぶ

こちらは、基本的には豆売り専門店なのだが、テイクアウトでドリップコーヒーを購入することもできる。

テーブルがないので、ゆっくりと店内で寛ぐというお店ではないのだが、テイクアウトカップ片手にコーヒーについて、マスターや奥様とカウンター越しの立に話をしながら豆を選ぶという方も多いのではないかと感じた。

奥様の抽出を熱心に見る太田

コンテストで注意すべきことや、これまで出場されての経験からくる細々としたことまで、何度かお目にかかっただけの関係である私たちに対して親身になってアドバイスして下さり、本当に感謝であった。

お話からは、細野さんの珈琲に対する情熱や、美味しい一杯をつくるための探究心などがひしひしと伝わってきて、私も非常に勉強になり、一緒にお話を伺っていた太田も、学ぶべき点が多いと感じたのではないかと思う。

そんな細野さんご夫妻のお人柄は、コーヒーの味にも反映されているような気がする。

そんなためになるお話を伺いつつ、最後に私から細野さんご夫妻にさせて頂いた質問が「このあたりで美味しいお店知りませんか?」

これにも親身に考えて下さり、「越前蕎麦なら見吉屋、洋食なら二の丸グリル」と教えて下さった。

せっかくだったので、両方行くことにした。

で、まずランチその1は、越前蕎麦の見吉屋さん。

 

なかなか歴史ありそうなお店

福井で「カツ丼」と言えば、普通はソースかつ丼だと聞いていたのだが、こちらは卵とじのカツ丼の写真が看板の下に出ている。

もしかしたら、このお店はとても歴史があって、ソースかつ丼が福井の主流になる前から、この卵とじカツ丼を出していたのだが、最近になって普通に「カツ丼」と注文したお客様から、卵とじのカツ丼に対して「これは違う」というクレームが出てしまったのではないか。

だからと言って自店の歴史では、昔から卵とじを出しているので、現在のトレンドに迎合してソースかつ丼を出すべきではないという結論に至り、お客様に間違われないよう写真付きの看板を出すことで「うちのカツ丼は卵とじだ!」と主張しているのではないか、と。

この看板を見て、そんなことを考えてしまった。

越前おろし蕎麦

アップで

岩海苔おろし蕎麦

おろし大根が、けっこうしっかり辛口で、蕎麦はちょっとした平麺。

岩海苔の食感も良く、これは普段のお昼に食べたい蕎麦だなと思った。

ちなみに、店のメニューを見たら、「ソースカツ丼」もメニューに載っていた。

でも、福井では普通「カツ丼」と書いたらソースカツ丼で、「卵とじカツ丼」と書かないと、一般的なカツ丼は出てこないと聞くので、やはりこの店の歴史的カツ丼は、ソースカツ丼が福井のトレンドになる以前から脈々と作られてきた卵とじカツ丼なんだろう。と、勝手に解釈してみた。

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ランチその2は、城跡の堀沿いにあるホテル併設の洋食屋さん「二の丸グリル」さん。

お城の跡の堀沿いにあり、ロケーション抜群!

モダンな1階階段ののぼり口

赤レンガでザ・洋食屋さん!って雰囲気

ランチプレートは、数種類ある料理の中から2つ選ぶプレートで、ご飯と赤だし、漬物と梅干がついてくる。

先ほどの蕎麦屋さんは、普通に家族連れやサラリーマンが多かったのに対し、こちらは私と同年代かちょっと下くらいの主婦の方が、普段より少しおしゃれしてママ友ランチを楽しんでいる、といったお客様が多いように見えた。

そんなわけで、昼食を2食とったら、もう一つヴェンガさんで教えて頂いた、おすすめの珈琲店へ伺ったのだが、そのレポートは木曜日に。

福井県、なかなか楽しかった。

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