s今回の訪台では、時間に余裕のある限り、カフェや珈琲店へ行ってみた。
今日と明日は、そんなコーヒーショップめぐりの写真などをご紹介。
まずは、ホテルからすぐ近くにあり、多くの台湾人が「初めて口にする珈琲」が、ここのお店と言うか、会社が出している珈琲だったりするという説明を聞いた珈琲店。
「ミスターブラウンコーヒー」は、サードウェーブとかスペシャルティとかそんな時代に突入する前から、台湾に根付いていたチェーン店だということで、まずは敬意を表していってみた。
ブラウン=伯朗なんですね。
このおじさんが目印
ゆったりとした店内
昔ながらの懐かしい味の珈琲でした。
こちらでは、「本日のコーヒー」というのが、普通のドリップコーヒーで、それ以外はエスプレッソ飲料がメインになっているのだが、以前は砂糖もミルクも入った、甘いコーヒーがミスターブラウンの味だったとか。
一般のお客様は、ボリューム満点のサンドウィッチなどを頬張りながら、朝のコーヒータイムを楽しんでいた。
次に行ったのは、「チーズケーキがめちゃ美味しい!」というカフェ。
こちらは、イタリアから輸入した豆でコーヒーを淹れているとのことだったが、けっこう豆が古そうだったので、コーヒーはパスして紅茶を注文。
チーズケーキは3種類たのんで、ちょっとずつシェアして頂いた。
普通のニューヨークチーズケーキ
チョコレート入りのチーズケーキ
パッションフルーツ入りチーズケーキ
どれも、とても美味しくて、近くにあったら嬉しい一軒。
チョコレートのチーズケーキは、カカオの酸味とチーズの酸味がいい感じに調和していて、なかなか他では味わえなもの。
個人的には、パッションフルーツのものがとても好みであった。
レトロな感じが逆に今風の店内
そして、夜はホテルの近くにあったスタバへ。
初めてフラペチーノというものを頂いてみた。
衝撃的だったのは、店内で静かに読書していたおじさんが、かばんからミネラルウォーターとえびせんのようなものをとりだして、ぱりぽり食べだしたこと。
こういうの、こっちのスタバではええんや!?
そして、台北で最初にできた喫茶店の跡地にある珈琲店へ。
こちらは、台湾で採れた豆だけを使っているとのことで、ドリップバッグ中心だが豆も購入できるし、店内で飲食もできるとのこと。
今回は、とりあえずドリップバッグを何種類か購入してみた。
壁面には、ずらりとドリップバッグと豆の缶がならぶ
何となくお茶のお店っぽい雰囲気
落ち着いた感じの店内
台湾産のコーヒーだけで、7~8種類のドリップバッグがあり、それ以外に缶入りのコーヒー豆も多数。
私は阿里山のコーヒーしか飲んだことがなかったのだが、台湾ってこんなにいろんな種類の豆が採れるのだ、ということが分かり、ちょっと他のものも試してみたくなった。
そんなわけで、明日は人気の珈琲店をご紹介。
台湾って、普通にランチなら日本円にして300円ほどで食べられるのに、専門店のコーヒーは一杯500円前後と、他のものと比べるとかなり高額。
それでも、人気のカフェには若者が多く集っている。
30代以上の人に聞くと、自分たちが若いころは、コーヒー一杯に180元も使うなんて信じられなかったと言うが、ある意味価値観が変わってきているのだろう。
非常に興味のある台湾珈琲事情であった。