自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

  1. 下鴨店TOP
  2. カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記
  3. 台湾食べ歩き

台湾食べ歩き

台湾出張記 その6

2017年8月3日 

s今回の訪台では、時間に余裕のある限り、カフェや珈琲店へ行ってみた。

今日と明日は、そんなコーヒーショップめぐりの写真などをご紹介。

まずは、ホテルからすぐ近くにあり、多くの台湾人が「初めて口にする珈琲」が、ここのお店と言うか、会社が出している珈琲だったりするという説明を聞いた珈琲店。

「ミスターブラウンコーヒー」は、サードウェーブとかスペシャルティとかそんな時代に突入する前から、台湾に根付いていたチェーン店だということで、まずは敬意を表していってみた。

 

ブラウン=伯朗なんですね。

このおじさんが目印

 

ゆったりとした店内

昔ながらの懐かしい味の珈琲でした。

こちらでは、「本日のコーヒー」というのが、普通のドリップコーヒーで、それ以外はエスプレッソ飲料がメインになっているのだが、以前は砂糖もミルクも入った、甘いコーヒーがミスターブラウンの味だったとか。

一般のお客様は、ボリューム満点のサンドウィッチなどを頬張りながら、朝のコーヒータイムを楽しんでいた。

次に行ったのは、「チーズケーキがめちゃ美味しい!」というカフェ。

こちらは、イタリアから輸入した豆でコーヒーを淹れているとのことだったが、けっこう豆が古そうだったので、コーヒーはパスして紅茶を注文。

チーズケーキは3種類たのんで、ちょっとずつシェアして頂いた。

普通のニューヨークチーズケーキ

チョコレート入りのチーズケーキ

パッションフルーツ入りチーズケーキ

どれも、とても美味しくて、近くにあったら嬉しい一軒。

チョコレートのチーズケーキは、カカオの酸味とチーズの酸味がいい感じに調和していて、なかなか他では味わえなもの。

個人的には、パッションフルーツのものがとても好みであった。

 

レトロな感じが逆に今風の店内

そして、夜はホテルの近くにあったスタバへ。

初めてフラペチーノというものを頂いてみた。

衝撃的だったのは、店内で静かに読書していたおじさんが、かばんからミネラルウォーターとえびせんのようなものをとりだして、ぱりぽり食べだしたこと。

こういうの、こっちのスタバではええんや!?

そして、台北で最初にできた喫茶店の跡地にある珈琲店へ。

こちらは、台湾で採れた豆だけを使っているとのことで、ドリップバッグ中心だが豆も購入できるし、店内で飲食もできるとのこと。

今回は、とりあえずドリップバッグを何種類か購入してみた。

 

壁面には、ずらりとドリップバッグと豆の缶がならぶ

何となくお茶のお店っぽい雰囲気

落ち着いた感じの店内

 

台湾産のコーヒーだけで、7~8種類のドリップバッグがあり、それ以外に缶入りのコーヒー豆も多数。

私は阿里山のコーヒーしか飲んだことがなかったのだが、台湾ってこんなにいろんな種類の豆が採れるのだ、ということが分かり、ちょっと他のものも試してみたくなった。

そんなわけで、明日は人気の珈琲店をご紹介。

台湾って、普通にランチなら日本円にして300円ほどで食べられるのに、専門店のコーヒーは一杯500円前後と、他のものと比べるとかなり高額。

それでも、人気のカフェには若者が多く集っている。

30代以上の人に聞くと、自分たちが若いころは、コーヒー一杯に180元も使うなんて信じられなかったと言うが、ある意味価値観が変わってきているのだろう。

非常に興味のある台湾珈琲事情であった。

台湾出張記 その5

2017年8月1日 

無事、台湾から戻ってまいりました。

で、最初にお断りしておきます。

本日の日記は、最後の方に、ちょっと気分を害する人がいるかもしれない写真がありますので、調理前の肉の画像などが苦手な方は、ご遠慮いただいた方が良いかもしれません。

悪しからずご了承下さいませ。

.

さて、台湾最終日の今日は、地元の庶民的かつ代表的な朝食を堪能した後、その近所の「龍山寺」へ。

前回訪台した折、こちらで学業のお守りを購入して帰ったら、長女が無事合格したので、そのお礼参りもできた。

今日は、日本から訪台していたメデイア関係のライターさんなどと一緒に、台湾で美食家として著名なゲイリーさんと周るグルメツアーに、私とカミさんもランチまで参加することになっていたので団体行動。

こちらのお寺で、しばらくフリーの時間があったのだが、20分ほど時間が余ったので、以前来た時に、このお寺のすぐ近所で気になっていた市場のようなところへ行ってみた。

新富市場

アーケードになっている。

錦市場のような雰囲気

活のいい魚!

台湾でよく目にする肉でんぶ

なんか臭うなぁと思ったら、ドリアンも売られていたり。

しかし、何と言っても目を引いたのは、鶏肉屋さん!

迫力あります!

部位毎にカットされたもの

しかし何と言ってもコレ

台湾の方に聞いたら、頭もいい出汁が出るので、普通の家庭でも調理するとか。

別の人に聞いたら「トサカは美味しいよ」だそうで。

かく言う私も、昨日は北京ダックの頭を「是非に」と勧められるまま食べてみたが、食べられる部分は少ないものの、なかなか美味しかったし・・・

ちなみに、この市場は、だいたい午前中でほとんど営業は終わるらしい。

で、そんな台湾で食べたものや、カフェ巡りのことについては、また木曜からアップいたします。

台湾出張記 その3

2017年7月30日 

昨夜、ホテルに戻って寝ようと思ったら、外はまさに嵐の真っ只中といった音がしている。

明日のコーヒーフェスティバルは、無事開催できるのか?と心配しつつ、開催された場合、初日の予想を上回るご来店数で、すでにヴェルディブレンドの豆が底をついているのに何を出そう?と思いつつ床についた。

一夜明けた今朝は、台風一過の眩しい青空。

しかし、夜中に通り過ぎた台風の爪痕はあちらこちらに散見され、多くの街路樹や路上に停めてあるバイクが倒れていた。

開場の華山1914 は被害なく、無事二日目が開催されることになったのだが、さて豆はどうしよう?と、心配していたら、DOMOの方が「ドリップバッグを使ってコーヒーを出しましょう」と、なかなかの荒技で行くことになった。

そんなわけで、お客様には挽きたての豆ではなく、ドリップバッグの豆を使っている旨ご説明しての提供となった。

そんなこともあり、さすがに昨日ほど並ばれることはなかったが、それでも多くの方々がVerdi の珈琲を求めて下さって、本当に有難いことであった。

そして、手前味噌ではあるが、実際にドリップバッグに入っていた粉を使って抽出してみたが、挽きたてと比べると全く同じとは言えないものの、Verdi のドリップバッグって、なかなかイケるなぁ、と再認識したりして・・・

とは言え、やはり挽きたてのように、モコモコっと膨らまないので、通り過ぎる人が思わず足をとめるほどのインパクトは無し。

もっと豆が潤沢にあれば、と、後悔するのであった。

そして、午後2時からは、FIKA FIKA のJamesさんがお越し下さり、抽出コーナーを交代。

私はワークショップへと向かった。

今回私がさせて頂いたワークショップは、同じ豆を火力とダンパー(排煙)の調整で、違う味に仕上げて、それを試飲していただき珈琲の焙煎による味作りについて解説すると言うもの。

満席のご参加を頂いた

(真ん中の空席は映写スタッフの席)

こういうとき、わりとウケを狙った言い回しなどもするのだが、昨日のお客様には、冗談が通じないほど真剣に聞いて下さっており、通訳をして下さった方が「私の訳仕方が面白くなかったのか?」とおっしゃっていたので、今日はジョークは交えず真剣勝負のトーク。

質問も多く出て、本当に参加者の熱気が感じられた。

ブースへ戻ったら、Jamesさんから抽出を引き継ぎ、ワークショップのために持ってきた豆が、まだ1キロ近く残っていたので、後半はその豆を使ってハンドドリップ。

こんどは、きれいに膨らんで、前を通行する人も、足を止めて抽出に見入って下さり、再び昨日のような活況となり、そのまま無事二日目を終えられた。

今回はDOMOさんとのご縁を頂き、このような機会を頂いたことに感謝。

そして、DOMOやFIKA FIKAの本当に優秀なスタッフのみなさんには感謝と同時に、その仕事ぶりはVerdi のスタッフにも見習わせたいほどで、私も非常に多くのことを勉強させて頂いた。

今回のイベントを通して、新大久保にできたDOMO CAFE が、本当に日本と台湾の珈琲を通した文化交流の場になれば良いと心から願うのであった。

.

そんなわけで、今夜頂いた美味しいもの。

漬物は食べ放題

牛肉麺

アップで

美味しく頂きました。

台湾出張記 その1

2017年7月28日 

明日、明後日に開催される台北での珈琲フェスティバルに参加するため、昨日より台湾へ。

今日は、その会場で準備と打ち合わせ。

華山と言うところへ。

ここは、以前工場だった跡地の、廃屋を利用して作られた施設で、元の建物をリノベーションしつつ、映画館や飲食を誘致し、週末には多くのイベントが開催される多目的スペースとして台北で人気のスポット。

さしずめ、日本で言うなら、横浜の赤煉瓦倉庫といった雰囲気。

こんなイベントも開催されていた。

会場に入ると、出店準備の慌ただしさと、すごい活気にあふれていた。

今回は、台湾の人気店FIKAFIKAさんと合同で、先日新大久保にオープンしたDOMO CAFE としての参加。

台湾で人気のアーティスト米力さんデザインのパッケージで、ヴェルディブレンドのドリップバッグも販売。

ワークショップをするステージの進行打ち合わせも終わり、とりあえず抽出の段取りを一度試してみようとドリップをしてみた。

コーヒーを淹れ始めたら、なぜかすごい人が集まって来てちょっと恥ずかしかったり・・・

驚いたのは、私がテスト抽出したコーヒーを飲んで「バッハの味に似ている」と言った台湾の若きバリスタがいたこと。

一度だけ飲んだバッハの味を覚えていて、私のコーヒーを「バッハの味に似ている」と言うなんてすごい!(左の男性)

台風が心配だが、多くの方にVerdi のコーヒーをお楽しみ頂けたらと思う。

.

で、今日の美味しかったもの。

  1.  

酸辣湯

小籠包

蒸した豚

海老と春雨の煮込み

どれもとても美味しかった。

そんなわけで、明日からが本番!張り切って行こう!!

このページの先頭へ