今日はカッピングの実技テスト。
合計30のカップをテストして、各々どの種類のコーヒーかを書いていく。
色による判別ができないように、赤いライトが点灯される。
なんだか学生時代に現像室で白黒写真を焼いていたときを思い出す。
私たちが普段しているカッピングは、絶対に良いコーヒーであることが分かっている上で、それがどのレベルかをみるものなので、風味の違いはあっても不味いコーヒーは出てこない。
しかし、生産国におけるグレード付け、ひいては輸出用か国内消費用かを判断するためのカッピングは、悪い味が混ざっていることを前提に、良いか悪いか、そして悪い場合はどのレベルの悪さかをはんだんするためのもの。
今までに口にしたこともないようなスゴイ欠点豆が混入したものもカッピングして、どのレベルの欠点豆が入っているかを判断しなくてはならない。
ちょっと気持ち悪くなるほどのものもあり、ある意味すごい経験ができた。
気を取り直して昼食。
ちょっと気になっていたお店があったので、ランチのあと、一緒に受講している日本人を誘って行ってみた。
ここはソフトクリームとシェイクのお店ですね。
私はマラクジャミックスシェイクを注文。
これを食べようと思っていたので、昼食は少なめにしておいた。
春の陽気の好天の下、気持ちよく南国風味のミックスシェイクをいただいた。
午後からは、引き続きカッピングが行われ、最後は焙煎研修。
日本からの参加は、自家焙煎店主がほとんどなので、この講習については皆一言いいたいことがある雰囲気。
でも、まぁ、その辺りを含めてブラジルのコーヒー産業、これも勉強ってことですね。
そんなわけで、明日は農園周り。
ずっと教室に缶詰だったので、久しぶりの外。
楽しみである。