自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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ブラジル旅行記

実技テスト

2018年8月31日 

今日はカッピングの実技テスト。

合計30のカップをテストして、各々どの種類のコーヒーかを書いていく。

色による判別ができないように、赤いライトが点灯される。

なんだか学生時代に現像室で白黒写真を焼いていたときを思い出す。

私たちが普段しているカッピングは、絶対に良いコーヒーであることが分かっている上で、それがどのレベルかをみるものなので、風味の違いはあっても不味いコーヒーは出てこない。

しかし、生産国におけるグレード付け、ひいては輸出用か国内消費用かを判断するためのカッピングは、悪い味が混ざっていることを前提に、良いか悪いか、そして悪い場合はどのレベルの悪さかをはんだんするためのもの。

今までに口にしたこともないようなスゴイ欠点豆が混入したものもカッピングして、どのレベルの欠点豆が入っているかを判断しなくてはならない。

ちょっと気持ち悪くなるほどのものもあり、ある意味すごい経験ができた。

 

気を取り直して昼食。

ちょっと気になっていたお店があったので、ランチのあと、一緒に受講している日本人を誘って行ってみた。

ここはソフトクリームとシェイクのお店ですね。

私はマラクジャミックスシェイクを注文。

これを食べようと思っていたので、昼食は少なめにしておいた。

春の陽気の好天の下、気持ちよく南国風味のミックスシェイクをいただいた。

午後からは、引き続きカッピングが行われ、最後は焙煎研修。

日本からの参加は、自家焙煎店主がほとんどなので、この講習については皆一言いいたいことがある雰囲気。

でも、まぁ、その辺りを含めてブラジルのコーヒー産業、これも勉強ってことですね。

 

そんなわけで、明日は農園周り。

ずっと教室に缶詰だったので、久しぶりの外。

楽しみである。

勉強中です。

2018年8月30日 

コーヒー鑑定士の講習も今日が折り返し。

午前中は、ブラジル公式鑑定法の実技と、ニューヨークやロンドンの商品取引所における相場の見方や単位の換算、精製前の豆の鑑定と輸出用・国内消費用の振り分け方などを勉強した。

日本には、こんな欠点豆見たことがないほど。

なかなか陽気な先生

お昼は、近所のお店でブッフェ。

午後は、カッピングの講習

今日から実技のテストがあったり、宿題が出たり、講習も佳境に入ってきた。

あと3日、ちゃんと合格できるように頑張ろう。

ブラジルに来てまだそんなに日は経っていないのに、ちょっと太った気がする。

節制しなくては、とは思うが、せっかくなので食べなければ、だよなぁ・・・

コーヒー鑑定士資格取得講座初日

2018年8月28日 

最高気温は27℃、朝夕はフリースのパーカーを着てちょうどいい感じのパトロシーニョの街で、今日からコーヒー鑑定士の資格取得に必要な100時間の講習がスタート。

今日は初日と言うこともあり、かなり基本的なことが中心の講義だった。

ある意味全て分かっている内容だと思いつつだったが、講師から語られることや一緒に講習を受けているブラジル人から出る質問は、生産者や輸出側の視点に立ったもので、ある意味すごく勉強になった。

後半は欠点豆の詳細について時間を割くことに。

そんな前半と後半の合間に、パトロシーニョの街で昼食をとった。

パトロシーニョの街並み

お昼は広々としたこちらのお店で

ブッフェスタイルで、食べ放題は1000円弱。こんな感じで皿にとって頂いた。

明日からは、鑑定に必要なコーヒーの格付けが様スタートする。

頑張っていこう。

ブラジル・セラード地区到着

2018年8月27日 

京都を出発してから約40時間、ヒューストンで7時間のトランジットは長かったが、ほぼ二日かけてブラジルのミナスジェライス州・セラード地区に到着。

日本の真裏なので、時差はキッカリ12時間。

これだけ長い時間移動していると、時差ボケなのかなんなのかよく分からない状態だが、ともかく無事に最初の目的地に到着した。

 

今日は本当に移動だけで終わってしまったが、空港からホテルに行く途中で、この地域のコーヒー組合が運営しているカフェに立ち寄った。

外観

本日のドリップコーヒーを注文。

本日の豆は、どこの豆かかPOPになっている。

こちらでは、ペーパードリップのことを「ハリオ」と言うらしい。

飲んでいたら、ここの農園のオーナーさんがやってきた。

なかなか香りよく、美味しいコーヒーだった。

本日のコーヒーに使われている豆の畑のオーナーさんと記念撮影。

 

明日からはコーヒー鑑定士資格取得のための講義が始まる。

ちょっと時差ボケで眠いが頑張っていこう!

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