自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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たわごと

体力バカ

2026年9月23日 

今日でひとまずシルバーウィークが終了。

下鴨店は、明日振替休業を頂くことになっている。

私も、明日は店頭に立つことなく、月刊紙の編集、スマトラメロンの次のスペシャルコーヒーのPOP作り、限定商品の通販ページ作り、限定商品発売開始を告知するアプリの編集程度しかしない予定なので、まぁ、ちょっと休めるかな、と言った感じ。

そんなことを言っていたら、お客様から「そんなに働いて、体大丈夫?」と訊かれた。

そう言われてみて、あるコーヒー輸入商社の社長が、いろんなお店の経営者と接して感じることとして「自家焙煎店のオーナーって、体力バカが多いから」と言っていたのを思い出す。

曰く、早朝から焙煎したり、店頭に立ったりしつつ、毎日何十キロという麻袋をかついで、ロクに休憩も取らず夜まで働いて、その後深夜まで遊んで、また翌日は早朝から仕事をして、休みの日も休んでいない人が多い。

そうである。

まぁ、自分で店をやっている人って、多かれ少なかれそんなものだろうと思うので、私もそれが普通だと思って毎日仕事をしているが、そんな「体力バカ」な人って、だいたい今の60~70才前後の人が多いらしい。

多分、私も体力バカだと思われているんだろうなぁ・・・

でも、やはり一日働いたらお腹はすく。

ただ、最近私が店を出て夕飯をとれる時間って、ほとんどの飲食店は閉まっているので、夜中までやっているチェーンのお店くらいしか行けなかったり。

で、コレ

体力バカは、ジャンキーなガッツリ飯が好きだったりする。かも。

明日は、ちょっとゆっくりしつつ、デスクワークを頑張ろう!

9.11

2026年9月11日 

今朝、出勤前にテレビでニュースを見ていたら、9月11日は「公衆電話の日」だと言っていた。

なんでも1900年9月11日に、日本で最初の公衆電話が登場したらしい。

そう言えば、最近公衆電話をめっきり見なくなった。

ヴェルディ開業当初は、店の前に公衆電話のBOXがあったものの、開業10年目くらいで撤去されてしまった。

自宅近所も同様で、病院などでは見かけるものの、以前は大きな駅だと公衆電話が10台くらい並んでいたのに、最近では探さないとみつからないほど。

今、ヴェルディで働いている学生のアルバイトさんに「公衆電話使ったことある?」と訊いたら、もしかすると誰も使ったことがないかもしれない。

さて、9月11日と言えば、もう一つ大きな事件があった。

アメリカの同時多発テロ。

テレビでライヴ中継されている中、煙の上るビルに二台目の飛行機が突っ込むシーンをまさにライヴで見た衝撃、と言うより、映画でも見ているような、現実のものとは思えない感覚でテレビを凝視していた記憶がある。

あれからもう25年、四半世紀になるわけで、昨日はニュースの中でも特集が組まれていた。

ライヴ映像を見て、現実のものとして受け止められなかったものとしては、ベルリンの壁崩壊というのもあった。

多くの人は、その人の人生の中で、現実とは思えないような出来事に出会うことがいくつかあると思う。

私の人生においては、ペレストロイカから始まったソ連の解体、東西の垣根がなくなってきた中でのベルリンの壁崩壊、そして、同時多発テロ・・・

ベルリンの壁は、歓喜の想いを胸に、その事実を受け止めた人が多かったであろう一方、同時多発テロは悲鳴と涙しかもたらさない悪夢のような出来事、真逆の大きな事件は、共に常識を覆す劇的な衝撃だった。

もしかすると、1900年という時代に生きていた人たちにとって、公衆電話の登場は現実とは思えない衝撃的な出来事だったかもしれない。

しかし、今の私たちにとって、公衆電話はすでに過去のものになりつつあり、私たちの世代が子供の頃は、まだSFの世界にしか存在しなかったスマートフォンみたいなものを何の違和感もなく子供が使っている。

今、ヴェルディで働く学生アルバイトさんたちは、ベルリンの壁はおろか、アメリカの同時多発テロですら、歴史の教科書でしか知らない。

21世紀に生まれ、今の時代に青春を謳歌している若者が体験する歴史的一大事はどんなものになるのであろうか?

願わくば、笑顔になれる大きな歴史的転換であってほしいと思いながら、朝のニュースを見た9.11であった。

テーブルPOP

2026年9月4日 

このところ天気が優れない。

今日も朝から雨が断続的に降ったりやんだり、激しくなったり・・・

天気予報によると、この週末は荒れ模様とか・・・

お客様商売をしている私たちにとっては、週末の悪天候が一番辛い。

で、今日も朝から雨で、お客様が全然おいでにならなかったらどうしようと思っていたら、そこまで悲観的になるほどではない程度に店内は賑わった。

が、やはり雨が降っているか否かでは、お客様の足に影響が出てしまうことは否めない。

なんとか前線と台風、一気に北上して日本から離れてくれないかなぁ・・・

さて、そんなことを思っていた今朝、電話が鳴ってパートのFさんが取ったのだが、ちょっと怪訝な顔をしながら「マスター、リコーダーファンの方から電話です」と。

通常、営業電話は私につながず切るよう言っているのだが、「昨日お世話になった・・・」と言いつつ、私の名前を出されたのと、最近私は音楽の友とか、音楽系の出版社とのやりとりをよくしているので、そういった繋がりかと思って私につないだらしい。

Disney fanとか、昔々エアチェックでお世話になっていたFM fanとか、何となく後ろにfanがついたら雑誌のような気がするのだが、それにしてもリコーダー、つまり笛とは、相当ニッチな題材だなぁ・・・と思いながら出てみたら・・・

「リコー ジャパン」だった!

OAや精密機器メーカーのリコーさんが展開しているオフィス用品販売のことで、昨日営業の方とお話をして、お取引を開始することになったことに対するお返事の電話だったわけだが「リコージャパン」が「リコーダーファン」か。

まぁ、聞こえなくもないか?

「次からは、ちゃんとリコージャパンって聞こえると思います」と言っていたが、まぁ、人間自分の頭の中にない言葉って、他の知っている単語に聞こえてしまうこともあるから面白い。

これは、味覚も同じで、自分が言語化できていない味については、感覚的に美味しいのかどうなのかを判別できないことがある。

昔、タモリの空耳アワーってあったけど、もし英語が堪能だったら、英語そのものに聞こえる言葉が、日本語の変な言葉に聞こえてしまうわけで、面白い番組だった。

ただ、言葉に限らず【味】の面でも、あまりお客様に馴染みのない味だと、そのお客様が素直にその味を受け入れられないこともあるから、毎月出す限定コーヒーについては、ちゃんとPOPなどで風味を表現することによって、お客様も「たしかに、こんな味だな」と安心して、そのうえで「美味しい」と思って頂けるもの。

テーブルやカウンターに置かれている限定コーヒーのPOP、実はそんな思いで書いているのだが、先月などは「あの世的美味しさ」という、誰も想像もつかない風味表現をしていた。

でも、意外とそんな未知の味を楽しんで下さるお客様が多く、ちょっと嬉しかったり。

今月のブレンド「月に願いをブレンド」は、「甘く切ない恋の味」。

抽象的だが、少なくとも「あの世的美味しさ」よりは想像がつくと思う。

皆さんにとって「恋の味」はどんなものか?

ぜひお試し頂ければと思います。

あ、ちなみに、今回のブレンドの味、私が〇十年前にカミさんに抱いていた味を再現したというわけではありませんので、あくまで抽象的な概念です。その点お間違いないよう。

レビュー

2026年9月2日 

今日は開店と同時に多くのお客様がご来店下さって、あれよあれよという間に満席になってしまった。

が、そうそう長続きするものでもなく、10時頃にはスカーっと引いてしまい、店内のお客様は2組くらいに・・・

まぁ、そんなものだと思っていたら、11時過ぎから再びお客様が増え始め、12時過ぎには再び満席に。

だが、これも長続きせず、14時くらいには閑散としてしまう店内。

なんだか、今日はピークタイムとアイドルタイムが、ものすごくはっきりとしていて、ピークタイムとアイドルタイムが行ったり来たりする一日だった。

さて、ネット社会となっている昨今、飲食店に限らず接客の最前線にあるお店は、好む・好まざるに関わらずネット上でのレビューというものにさらされてしまう。

ヴェルディでも概ね高く評価して頂いているレビューが多いものの、時として非常に慌ただしいときにお越し下さったお客様から、お叱りの投稿を頂くこともある。

ただ、こちらが万全のサービスをできずお叱りを受けたら、そのレビューのおかげで反省をする機会を頂けるものの、中には身に覚えのない誹謗中傷投稿もあり、そういう悪意のある投稿に接すると、ちょっと落ち込むことも少なくない。

一方、悪意による投稿ではなく、たまたまそのお客様が来店されたときの状況がどうだったかというところで、投稿の内容は変わってくるから難しい。

常連のお客様だと、慌ただしいときも暇なときも体験されているので、たまたまその日がどうだったかということをおわかり頂けるのだが、初めてご来店のお客様にとっては、その瞬間の時間の断面が、ヴェルディの全てとして受け止められてしまうこともあるので恐ろしい。

先日も閉店間際で、ちょうどお客様が全てお帰りになったタイミングでお越し下さったお客様がレビューをお書き下さったのだが、商品の評価に加え、店内の様子についてこのように書かれていた。

「店内にはWifiもあり、壁には電源もあり、お店は空いていて、ノートパソコンで仕事をするのに最適」とお書きになったのだが、その方がお座りになった席の横に、たまたまコンセントがあっただけで、下鴨店ではその席以外ではコンセントを使うことはできない。

お客様用のWifiはあるものの、そもそもヴェルディが開業した当初は、お客様用コンセントなどという概念そのものが存在していなかったので、客席内には掃除などのときに使うコンセントが1か所あるのみ。

さらに、週末などに仕事をしようとお越し下さっても、満席でお待たせしてしまうこともしばしば。

★5つだったので、高く評価して頂けたのは嬉しいことではあるが、何も知らない人が、この投稿を読んだら、店内ではどの席でもコンセントが使えて、Wifiもあり、空いているので、ゆっくり仕事ができるお店と勘違いされてしまいかねない。

あまりその方がお書き下さったことに対して、否定的なお返事をするのもどうかと思って、無難なお返事しかできなかったのだが・・・

私も、電化製品などをネットで購入するときに、その商品のレビューを参考にするものの、電化製品などの場合、「使ったその瞬間で評価が変わる」ということは、たまたま不具合品が当たってしまった場合を除けば、あまり考えられない。

しかし、飲食店の場合、入店したその瞬間でその店に対する見方が変わることが多々あるため、なかなか難しいものがある。

私たちは、良いレビューをもらうために商売しているわけではなく、常に良いコーヒーを提供することを心掛け、その延長線上で良い評価を頂ければ有難いというスタンスなのだが、やはりレビューというのは、それを鵜呑みにしてしまう人もいるから、あまり軽視はできない。

何か良い答えが出るわけではないことなだけに、なかなか難しい問題ですねぇ・・・

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