自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

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たわごと

シャレだったけど・・・

2026年4月12日 

桜も散って、お客様の足もそろそろ桜の名所から下鴨方面へ向くか?

と、思われたが、今日の下鴨店はなんだか極端な一日で、穏やかに立ち上がって、いきなり大忙しになったかと思ったら、スカッとノーゲストになり、どうしてしまった?と、思っていたら、また一気にお客様がおいでになるという、非常に山と谷が明確な一日だった。

長年営業をしていても、お客様商売というものは難しい。

そんなお客様商売、自分の店だと実際にお客様と接するので、どういう風に営業したらお客様に対するアピールになるのか、どんな商品が求められているのか、直接お客様との会話から得られるものも多いのだが、業務用に豆を提供している先のお店となると、私たちは注文に応じて珈琲豆を配送なり発送することになる。

そんな中、京都駅の八条口でブリュワリーを営業されているジェイアール東海関西開発様から、「コーヒーをもっとアピールしたいので、店頭に出すポスターの案を作ってもらえないか」というご依頼を受けた。

そこで、あのあたりは日本人も多いけど、ブリュワリーということもあって、海外の人にもアピールできるよう英語でポスターを作ったらいいか、と思って、とりあえず なので、シャレでちょっと盛って作ってみた。

すると、数日後に「頂いたポスターが社内の会議で通ったので、あれのデータを欲しい」とメールが・・・

「いや、あれは案なので、ちょっとキャッチコピーを変えますので一両日下さい」と言ったが「いや、あれをそのままで」というお返事。

シャレで作ったのが、本当になってしまった・・・

どうしよう・・・

と、思ったが、まぁ、英語だしいいか、と言うことでデータをお渡ししたとたん、その翌週からコーヒー豆の発注量が、なんと3倍になって、通常は週に1回配送しているところが、連日持って行った豆が売切れてしまったとのことで、週に3回も配送することに。

ポスター1枚で、こんなに売れ行きが変わると!?

シャレのつもりが、焙煎量もシャレにならなくなってきた。

と、思っていたら、こんどは「あのポスター、日本語訳にして作って下さい」との依頼。

さすがに、それだけはご勘弁ということで、明日の月曜日はもうちょっとコピーをソフトにしてポスターを作り直さねば。

と思っているところ。

ちなみに、そのポスターはこちら。

とりあえず、シャレのつもりで in Japan にしていなくて良かった、と、胸をなでおろしつつ

まぁ、言ったもん勝ちということではありますが、これを目指して頑張ります。

氷が・・・

2026年4月5日 

昨日の雨で、桜もけっこう散った日曜日。

このところ、皆さん花見に行っているのか、朝から昼過ぎまでは穏やかな店内で、夕方からピークが来るような週末だったところ、今日は普段の週末に戻ったような感じ。

ただ、店内にいると分からないのだが、お客様から「今日は暑い」という声も。

そんな気温にも影響されてか、今日はともかくアイスコーヒーのご注文が多かった。

さらに、下鴨店では4月から販売開始したハニーレモンアイスコーヒーが大人気だった。

そして、気が付いたら製氷機の氷が残り少なくなっている・・・

夏場は氷が不足することも少なくないので、けっこう気を遣って氷を使うのだが、全くノーマークだったため今日はちょっと焦ってしまった。

で、とりあえず1週間の営業が終わり、明日も北白川へ出勤しなくてはならないのだが、まずは一区切りと言うことで気持ちをリセットするためにスパイス補給。

このところ、一条寺のインド料理店が良いかな、と思って数回足を運んだものの、結局いろいろと食べてみて、この店で良いのはスープと豆のカレーとチャパティだということが分かったので、久しぶりに山科のインネパ屋さんへ。

ダルバートセット。

このインネパ屋さんも、北インド系のカレーとナンは、怒りを覚えるほどひどいものだが、ネパール料理は美味しく頂ける。

まぁ、どこかの国に行って、韓国人が「日韓料理」って看板を上げて店を出していたとして、ロクに和食の修行もしていない韓国人が作る和食(風)と、その料理人の自国料理=韓国料理を食べ比べたら、恐らく和食はロクなものではないものの、韓国料理は美味しく食べられる、といったところだろうか。

なので、このインネパ屋のインド料理は全く評価していないが、ダルバートセットは非常に満足度が高いので、けっこうな頻度で行っている。

今日も一週間のリセットで、美味しく頂きました。

でも。こうしてインド人がやっているインド料理店と、ネパール人がやっているインネパ屋と行ってみて、結局食べて不満を持たないのは、味は違えど豆カレーだけだと言うことが良く分かった。

要は、自分たちが一番よく食べるものは、美味しく作るという法則?

神戸以外では、豆カレーを食べていれば間違いないということだろう。

神戸行きたいなぁ・・・

言いようのない不安

2026年3月27日 

今朝、出勤してメールを見たら、資材関係のお取引先数社から同じようなメールが届いていた。

内容はこんな感じ。


昨今の中東情勢から、原油の供給が危ぶまれており、誠に急ではあるが4月から一部商品の売価改定をさせてもらう。

また、モノによっては、そもそも入荷が滞るため、現在の在庫がなくなったら供給できない恐れがあるため、発注時は必ず在庫確認と、価格の確認をした上で正式注文をしてほしい。


さらに、通販で使う梱包用のビニールテープを仕入れている業者さんからは「OPPテープは、メーカーから4月以降の出荷が不可能という連絡が入ったため、必要なお取引先には、現在の在庫を振り分けるので、必要数を記入して本日中に返送してほしい」といったメールまで届いていた。

とりあえず、最低でも半年は大丈夫なように確保のお願いをしたが、この感じだと来週にも必要な資材は仕入れておかないと、そもそも通販の出荷ができなくなるかも。

夕方になって、今期のエチオピア豆ニュークロップのオファーメールが届いたが、価格を見ると今年の金額から25%上昇している。

原料、資材、人件費、全ての費用がかつてない勢いで高騰している中、近々大きな軌道修正を余儀なくされるかもしれないという、言いようのない不安が常に付きまとう今日この頃。

そんなわけで、4月からドリップバッグとペーパーフィルターの売価改定をさせて頂きます。

お客様にはご負担をおかけすることになり申し訳ございませんが、どうかご理解ご了承賜りますようお願い申し上げます。

チャイコンが台無し

2026年3月25日 

この2~3月で、大学4年生を中心に、卒業や引っ越しで退職するアルバイトさんが4名。

学生のアルバイトの場合、けっこう急に辞めてしまうことが多い中、有難いことに、皆が卒業まで働いてくれた。

すでに3人は京都を離れているのだが、今日は実家がヴェルディの近所で、ギリギリまでシフトに入ってくれていたKさん最後の入店日。

私が髙島屋への配達から戻ったら、そのKさんのお母様とお姉様がカウンターに。

最終入店日に、初めてお母様もお姉様もご来店になり、何となく参観日っぽい雰囲気でコーヒーをお召し上がりになって行った。

退職した4人の元アルバイトさんたち、他府県の大学院へ行くもの、就職する者、退職理由はいろいろだが、新たな進路でも頑張ってほしい。

そんな今日は、髙島屋へ配達に行くとき、なんとなく頭の中でチャイコフルキーのヴァイオリンコンチェルトが鳴っていたので、車中でチャイコンを流しながら木屋町を下がって四条へ向かっていると、三条あたりから私の前に現れた車は・・・

これ、キャバクラか別の夜のお仕事かよくわからないが、ともかく若い女性の求人を募集する車。

大音量で「バーニラ、バニラ、バーニラ求人、バーニラバニラで高収入!」と歌が流れてくる。

河原町や木屋町界隈を走っていると、ちょくちょく遭遇するので、この車から流れてくる歌をフルコーラスで覚えてしまっているのだが、せっかく人がチャイコフスキーの音色に気分を良くしながら走っていたのに良い気分が台無し。

これの後ろについたらブルーになってしまう。

と言うことで、自宅に戻って聴いたのはもちろんコレ

チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲

コルンゴールド ヴァイオリン協奏曲

アンネ・ゾフィー。ムター(Vn)プレヴィン指揮

ウィーンフィルハーモニー管弦楽団(チャイコフスキー)

ロンドン交響楽団(コルンゴールド)

中学のころからムターのファンである私としては、彼女のアルバムはほとんど持っていので、ムターのチャイコンは、この盤以外にもカラヤン / BPOのライヴ盤を持っているが、そちらは若きムターが弾くカラヤンのチャイコン。

対してこちらは、プレヴィンが振る円熟のムターによるチャイコン。

しかし、このアルバムで出色なのはチャイコンよりむしろコルンゴールド。

コルンゴールドのVnコンチェルトは、ハイフェッツに献上されたものなので、もちろんハイフェッツの録音が決定盤であることに異議はないのだが、冒頭からムター節全開のセクシーな音色、そしてむせび泣くような音まわしを耳にすると、「この曲はムターのために書かれたではないか?」と思うほど。

コルンゴールドのVnコンチェルトは、録音が少ないだけに比較は難しいのだが、私がムターファンという推しのアドバンテージを差し引いても良い演奏だと思う。

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