自家焙煎珈琲 カフェ・ヴェルディ

カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記

  1. 下鴨店TOP
  2. カフェ・ヴェルディの気まぐれ日記
  3. 今日のVerdi

今日のVerdi

店頭も秋バージョン

2025年9月30日 

昨日は、北白川で焙煎をした後、髙島屋へ豆の配送をして、戻ったら月刊紙の編集に入ったものの、店長のコラムに使える写真を撮ったりいろいろしていたら、入稿が翌日、つまり今日になってしまったため、10月の月刊紙は2日に配布開始になってしまいます。

楽しみにしている方が、どれほどいらっしゃるかは分かりませんが、どうぞご了承くださいませ。

さて、そんなわけで明日から10月。

もう秋ですねぇ・・・

ということで、店頭の植栽も秋バージョンに。

下鴨店の植栽は、ユニバーサル園芸社さんにお願いしていて、毎月季節に合った植栽にして頂いている。

今月は、ちょっとハロウィーンを意識してみました、とのことで、華やかな中に、ダークなものも入っていたりして、なかなか楽しい。

小さな黄色い花

これは、ソロシアというものらしい。

これなんかは、本当にハロウィーンっぽかったりして↓オニキスマジックオレンジというらしい。

大きな四角い鉢だけではなく、小さい鉢の寄せ植えがけっこう好き。

そんなわけで、下鴨店へお越しの際は、植栽もちょっとご覧頂ければと思います。

夏用のはずなのに・・・

2025年9月21日 

今朝、外に出たら明らかに先週までとは空気が違って、ちょっとだけ秋を感じた。

そんなこともあってか、先週の連休はアイスコーヒーのご注文が多かったのに、今週はあまりアイスコーヒーが出なかった。

が、なぜか夏向けに用意した商品が、真夏以上によく出た一日。

トニックコーヒー。

柑橘系炭酸の刺激と深煎りコーヒーの苦みが爽やかなコーヒードリンク。

こちらは、間もなく終了予定。

カスカラゼリー

コーヒーチェリーの果皮を乾燥させたもので作る「カスカラ茶」

そのカスカラ茶で作ったゼリーと寒天のコンビネーション。

夏に食べたくなる冷たいデザート、のはずだったが、なぜか猛暑日の続いた8月より、9月に入ってからの方がご注文の多い商品。

そろそろ終了にしようかと思っていたけど、どうしようかなぁ・・・・

と言うわけで、予想と現実の違いを感じつつ、明日は下鴨店定休日なので、私は北白川で焙煎とデスクワークの日。

下鴨の秋仕様メニューを作らねば。

さて、よくCDをお貸しくださるお客様から「マスターは、あまりブラームスを聴かないですね」と言われたのだが、自宅のCDラックには、少なくともモーツァルトよりはブラームスの方が圧倒的に多い。

と言うか、モーツァルトのCDって、全部で10枚あるかどうかで、個人的には「聞き流すには良いけど、その世界に浸りたいと思えない」作曲家なわけで、凄い人だとは思うけど、逆に彼は天才すぎて人間味を感じられない。

ブルックナーにせよ、ブラームスにせよ、聴いていると、その作曲家がどんなことを考えて、どんな気持ちで作ったのかなど、思わずその作曲家の人生ドラマを音を通して見ているような気になる。

さらに言うと、その曲の演者の人となりすら音楽を鏡にして垣間見ることができる。

が、モーツァルトの曲って「この人はどんなことを考えていたのだろう?」と思い描きながら聴いても「多分、深慮しなくても音が出てきてしまったのだろうな」と思えてしまう。

なんだか、モーツァルトの曲って、私には彼の音楽から人生ドラマを感じ取れないのです。

そんなわけで、今夜はブラームスの交響曲。

私の愛聴盤は、ザンデルリンク / ドレスデンシュターツカペレのLPだったが、CDではカラヤンで揃えている。

基本、カラヤンって人の録音、特にベルリンフィルの音楽監督就任後、ドイツグラムフォンと契約を結んだ後の録音については、あまり好んでいない。カラヤンと言う人は、セッション録音ではなく、ライヴにこそ真骨頂があると思っているからなのだが。

でも、ブラームスの交響曲は、1番~4番全部カラヤン / BPOを生のコンサートで聴いたということもあり、ブラームスはカラヤンだったりする。

が、今夜はちょっと趣向をかえて・・・

ブラームス 交響曲第1番

小澤征爾指揮 サイトウキネンオーケストラ

1990年8月14~15日 旧東ベルリン、シャウシュピールハウスにて録音

サイトウキネンオーケストラの1990年ヨーロッパツアー時に録音されたもの。

寄せ集めオーケストラとは言え、アンサンブルは非常に素晴らしく、音色も文句のつけようがないもの。

ただ、録音の質というものもあるのだろうが、特に第一楽章において、この曲特有の緊迫感と言うか、張り詰めた空気が感じられず、ひたすら美しく流麗な流れの中、その後の楽章全て流れるような小澤節で曲が進行していく。

一言で表すなら、美しい演奏ではあるけど、角の取れたブラームス。

斎藤秀雄は、こんな演奏を良しとしたのだろうか?

と言うことで・・・

ブラームス 交響曲第1番

斎藤秀雄指揮 桐朋学園オーケストラ

1962年3月22日 東京厚生年金会館にて録音(MONO)

明日は下鴨勤務ではないため、少し朝がゆっくりということもあり、もう1枚聴いてしまった。

古い録音で、モノラルではあるものの、十分良い録音。

そして、オケの完成度や技術の面においては、サイトウキネンに譲るもののこの演奏の第1楽章からは、武骨なまでにキリリとした緊迫感のあるブラームスが聞こえてくる。

第2楽章は、少し金管の粗さが見えてしまうものの、ヴァイオリンはしっかりと歌っており、それだけに管楽器との差が惜しいところ。

つなぎの第3楽章も弦が奏でる音色と、若干技術的に劣る金管のコントラストが気になりつつ、第4楽章の緊迫した出だし、そこから徐々に歓喜のメロディーへと移り変わる様は、この時代の名だたる指揮者やオケを凌駕するように思える。

そして、終楽章のエンディングにおけるダイナミックなテンポの動かし方は、思わず「おぉ~っ」と心の中で叫びたくなる。

それだけに、「金管、頑張れ!」と言いたくなると同時に、斎藤秀雄という人に、当代の一流オケを振らせてみたかった、その録音を聴きたかった!

叶わぬ願いではなるけど、60数年前にこんなブラームスを演奏している日本人がいたということを今に伝える録音の存在を有難く思うのであった。

貧乏神

2025年9月14日 

世の中は三連休。

ヴェルディも大忙し!

になるはずだったのに、昨日は「どうしちゃった?」と言うほど、一部の常連さんしかおいでにならないモーニング。

これではパンが大量に余ってしまう!ということで、すぐに月曜日のパンの発注を取り消す始末。

さらにお昼を回っても、あまりお客様がおいでにならなかったので、私が髙島屋への配達を終えた3時過ぎ、アルバイトのF君とカミさんを帰したら、そこから急にお客様がお越し下さり、まずまず夕方は週末の雰囲気になった。

連休初日とは言え、土曜日なのに、こんなにお客様が少なかったのは、多分F君かカミさんのどちらかが貧乏神だったのだろうということで落ち着いた。

一夜明けて今日も普段の日曜と比べると穏やかな立ち上がり。

しかし、10時過ぎからはけっこう多くのお客様がお越し下さって、少し安堵したものの、お昼からは閑散としてしまう・・・

どうした三連休!?と思いながら、私は髙島屋へ豆の配送へ。

戻ってみると、店内は満席、洗えていない食器も山積み。

私を見たカミさんが一言「今日はマスターでしたね」

私がいなくなったとたん、次々お客様がお越し下さったようで、どうやら今日の貧乏神は私だったらしい。

さて、そんな今日は、夏季限定の「ヴェルディしぐれ」をご注文下さるお客さんが多く、この夏用にとった材料が残り少なくなってしまい、あと2食でこの夏のヴェルディしぐれは終了ということになった。

もし、最後に食べたい!という方がいらっしゃいましたら、明日の早い時間のご来店をお勧めします。

そんなわけで、多分明日で販売終了。

また来年。

地蔵盆

2025年8月24日 

今日は、市内のあちこちで地蔵盆の行事が執り行われていた様子。

私も出勤するときに、近隣町内の方々がテントをはって準備をしている姿を目にしつつ店に向かった。

京都の比較的中心部に住んでいる人なら、恐らく地蔵盆というのがどんなものかご存じだと思うが、他府県の方、特に関西より東の方は地蔵盆をご存じないかと思うので、知らない方は こちら をご参照ください。

さて、例年地蔵盆の日は、近隣にお住まいの常連さんが、あまりおいでにならないので、店としてはちょっと暇になる傾向。

今日もそんな雰囲気に包まれての営業となったが、夏季限定で販売中のレモンケーキ、常連のお客様は、けっこう好んでご注文下さるので、普段だと早い時間に売り切れることの多いのだが、ちょくちょくお越し下さるわけではないお客様に、レモンケーキをおすすめしても、「あぁ、レモンケーキねぇ・・・」という反応が多く、あまりご注文頂けない。

そんなこともあって、今日は閉店間際にご来店下さった顔なじみのお客様が、喜んでレモンケーキをお召し上がりくださった。

そんな、普段の週末とはちょっと客層が違った今日は、コーヒー豆を大量にお求めくださるお客様が数名いらっしゃったので、何となく数字的には良かったのだが、朝一と閉店間際以外は、あまり週末らしい慌ただしさのない一日だった。

明日は、北白川で焙煎とデスクワーク、午後からは商談なども入っているものの、朝は下鴨勤務のときより時間にゆとりがあるので、先日お客様がお貸しくださったCDの中から、マーラーを聴くことにした。

マーラー 交響曲第6番 「悲劇的」

プレートル指揮 ウイーン交響楽団

最近、マーラーがちょっとしんどくなってきた。

一応、マーラーの交響曲は一通り持っていて、複数枚を持っている曲も少なくないのだが、聴けば聴くほどマーラーが言いたいことが何なのか分からなくなってくる。

数年前までは、好きでよく聴いていたのだが、このところCDラックからマーラーを取ることが滅多になくなってしまった。

そんな中、お貸しくださったので久しぶりに聴いたマーラー。

6番については、インバル指揮のものを1枚持っているだけなので、比較論で語るには、まだまだ聴きこみが足りないのだが、私の中でプレートルはフランスものを中心に、けっこうオペラも振る指揮者というイメージだったが、このCDをお貸しくださったお客様にとっては、オーケストラ指揮者というイメージだったらしい。

けっこう早いテンポで進んで行く中、しっかり歌うところは歌っていて、少しホルンが怪しい部分もあるが、プレートルという感情豊かな音楽を作る人による渾身のライヴだったように思う。

このページの先頭へ